あつまる細胞: 体づくりの謎 (岩波科学ライブラリー 316)
竹市 雅俊
岩波書店 (2023/1/19)
そういえばなんでそうなるねん?研究職にとって大事な発想だと僕は思います。タイトルを見たときに「言われてみれば詳細よう知らん」。ああ、恥ずかしい。
筆者の竹市先生の名前は存じ上げている。竹市先生がやっているカドヘリンというタンパク質も入りぐらいは知っている。でも、知っているだけで分かってない。ああ、恥ずかしい。
自分がまさか今のような仕事に就き、海外に住むなんて想像もしなかった。そして、多くの人がそれぞれのストーリーを持って今を生きている。その話を聞くのが基本的に大好きである。竹市先生のストーリーを知りたいな、全く知らない。
研究者の場合は退官時の最終講義や科学雑誌でインタビューなどここまで書いた3つの要件に触れることができる。でもこれらに出会うのは環境や偶然などに頼ることが多いと思う。それを書籍として読める幸せ。
そして僕がよく感じる「本は読むときがタイミング」。この「あつまる」という現象を最近ちらほら自分の仕事で垣間見る。ああ、恥をかいてよかった。
自分もこんな書籍を出版できる日が来るのだろうか。。。このページがきっかけに。。。やるやる詐欺に近くなってるがここにもっと文章を書こう!