金曜日, 7月 30, 2010

失敗

しました。実験。

ここまでがっくりきたのは久しぶり。
でも、失敗の度合いで言えば大したことないねんけど、先に見ていた「やりことこ」がい大きすぎたせいで。
でも修正点は大体把握してるので明日からまた仕切りなおしです。

でも気持ちがすごく凹。
不意にやってくるこういった凹は、とてもマインドセットに響きます。
急に寂しくなったり。
急に人生を考えたり。

なんかポッカリ空いた穴の真ん中に浮いているような、喜怒哀楽が複雑に入り混じった感覚。どうにでもなりそう、どうにもならない。どにかしたい、どうにもできない。

これが脱自経験なんかな。

思った音楽が流れたり、じゃべりたいと思っている人と話したり、見たい動画を見たいり、飲みたいのを飲んだり、思いのままのに「ボー」っと流れる時間を無駄に過ごしたい。

とりあえず、流れるままに明日を迎えよう。
そして、やり直そう。その先に楽しみがあるから。


こう書いていて、何を書いてるねんとチャチャを入れたくなる自分もおるねんなぁー。
まぁ、飲むしかない!

火曜日, 7月 27, 2010

書評 その22

死因不明社会 Aiが拓く新しい医療
著:海堂 尊
出版社(発売日):講談社ブルーバックス (2007/11)

過去にたかじんの委員会でも取り上げられた話題。
なぜ死んだのか?
そのとてもベーシックな疑問について問いかけた本です。

細かい正確な死因を解明するには「解剖」が必要だけど実施率は僅かに2%というのが中心になります。
細かい死因が必要な理由がさまざな観点から述べられます。

いち研究者として読んでいて納得する分が多々。
医学と医療と言う間で、医学と言うものを考えるといろいろなサンプルを丹念に分析・解析し相対化する作業が必要だからです(この話を最近よくしている気がするけど)。
人はなぜ死ぬのか?
癌や感染症、成人病など色々な疾病があります。突然死や手遅れ、植物状態など死にいたるプロセスもさまざまあります。最後までしっかり経過を観察するがどこまでできますか?
なぜ死んだのかを知るためには死んだ状況を観察するしかない。
でもそこには遺族との関係などデリケートな部分が横たわる。

その間を埋めるのかここで登場するAi(オートプシー・イメージング, 画像解剖)。

僕には書評20で書いた脳科学の研究とも重なる部分を感じました。
どうやって実態を把握するのか。これだけ分かればええやん。「これだけ」って「どれだけ」のなかの「これだけ」!?

捕らえ方次第で色々なことに思いを巡らせることが出来る本だと思います。

僕はAiの普及を希望します。

火曜日, 7月 20, 2010

2点間の距離

中学時代の数学の話でありません。

どこどこに行きたいとか計画中楽しい。
僕の場合、予想が正しいっぽい。うれしい。

ガイドブックかってホテルとって航空券手配して。
僕の場合、あれやってあれやって。ついでにあれもやれたら。

そして気付く。結構面倒くさいな…。

目的地にたどり着くためには目的「路」を進まねばならない。
予想を証明するには証拠を集めないといけない。
面倒くさいことを一つ一つやっつけないと楽しい時間は過ごせない。

やることが明確なのに面倒くさい。なんて贅沢なんだと思う。
反面、既知の道筋を歩むこと、つまり繰り返すことはやっぱりつまらなく感じる。もちろん全てが同じ繰り返しなんてこの状況ではないのだが。

行動のモチベーションには「新しさ」「未知さ」が必要なのかもしれない。
贅沢な生き物だ。人間とは。

未知。道。満。
深いなぁ~。

以前にも触れたゲーテの言葉
人生は全て次の二つから成り立っている。
したいけど、できない。
できるけど、したくない。


この点への線を潰していく。
この線の分だけゴールは楽しいのかな!?
そのためにどう気持ちを持っていこうか色々考えよう。

でも…、面倒くさいわ!!苦笑

日曜日, 7月 18, 2010

書評 その21

ハリウッドではみんな日本人のマネをしている (講談社プラスアルファ新書)
著:マックス 桐島
出版社(発売日):講談社 (2009/11/20)

この本を読むと元気が出ます。
日本がこれだけ評価されているのか~って。

ここに出てくるのは「ハリウッドのセレブ」たちなので気をつけないといけません。
でもそのような人たちが理解し意識をしたくなることを日常として出来ている日本人としての「傾向」を再認識する価値はあると思います。

外国の文化や考えと日本のそれの比較を楽しむ点でも面白い本だと思います。

僕は自分の体験を振り返りながら、ナンダカンダデ自分もやっぱり「日本人的」なところがあるなと思ったりしました。
しかもその点がこちらで大いに役に立っている気がします。
反面、この日本的なところがダメだなんて思う時も。
アメリカ人的な考えが好きな点も大いにあります。

個人としての差異はありながら、相対的に傾向が出る。
国民性とかスタイルって面白いなと思います。


ここに出てくる日本人の器用さ思い出した出来事。

この前ドイツ人とアルゼンチン人の友人に日本語のカタカナ、ひらがな、漢字について話したらビックリしていました。実際にiPod touchに入れてある辞書やらを使って見せながら。こんな複雑な文字読めるの!?って。

音を使う話し言葉と視覚的認識が必要な書き言葉。
音から連想される文字への変換が複雑な日本語を使いこなせるっていい「脳トレ」な気がしました。
3つ文字型を認識できて使いこなせるってのは日本人の特性に影響してるんちゃう!?


がんばろう!!って気分にさせてくれた本でした。

書評 その20

ワールドカップとかで1ヶ月も中断してしまった…。
その前も1ヶ月ぶりやったし。継続と言うのは難しい。

心の脳科学―「わたし」は脳から生まれる(中公新書)
著:坂井 克之
出版社(発売日):中央公論新社 (2008/11/25)

尊敬する宮崎哲弥さんお奨めの本です。
内容は結構に科学的なデータが入ってるので多少大変ですが、今何が分かっているのかを知ることが出来ます。
いまのところ今年一番の面白い本でした。

何をすると脳のどの部分が活性化する。見るものや形でも違うし。その人の経験によっても変わるし。どこの部分がどんな機能を持っていて、何の時に働く。
その脳が持っている可塑性の部分はまた遺伝子やトレーニング、病気などでも変化する。などなど。

今、この瞬間も脳は動いているのです。色々な情報を受けて。

脳トレなど色々な情報が氾濫していますが、能力を鍛えるのか脳力を鍛えるのか。
一度立ち止まって「いったいなんでこうなるのだろう」と考えさせてくれると思います。

脳の現象と「実際の自分」としての「こころ」。
科学と哲学。
この二つを関連付けるためには、1つ1つの事象を考察し関連付け相対化していかないといけません。
この間を埋めるためにはたくさんの研究が必要に感じました。

一人の科学者としてこのように正しい科学を一般にする努力は必要ですね。逆に表面の科学が横行しないようにも。
そんな意味でもとても面白い本でした。

今分かっている脳の持つ「傾向」を知って「こころ」を考えるのは面白いと思いますよ。

木曜日, 7月 08, 2010

やる気と自信

やりたいことはたくさんある。
でも、どれからやるべきかを考えて時間が過ぎる。
やらないと、という焦りだけが募って何も進まない。

考えてるだけで、実はなんか一歩が踏み出せない、どれからやるか決めきれない、なんか全てが面倒になっている自分がいる。

やらな!やらな!と思う自分は、全てをやりたい自分。

理想と現実。思考と行動。間で時間だけ浪費だけする自分。

何も出来なかった自分へのふがいなさから落胆。
考えるだけとは何て楽なんだろう。

行動

今日準備したモノが上手く行っているとテンションは上がって色々進む気がする。
でも、それに依存していては何も変わらず。負のスパイラルの中。
明日は何とかしたいな。

したいな…。
受身ではいけない。

しよう。
能動に、そしてポジティブに。