日曜日, 11月 29, 2015

値鳥

僕の敬愛する漫才師・千鳥をもじってこんなタイトルにしすみません。ノブさん・大悟さんごめんなさい!

ちょっとショックというか市場経済半端ないっす!

木曜日。アメリカはサンクスギビングと言うおっきな祝日で週末はその雰囲気を抱えたのんびり空間です。
その一方で、ここから1か月クリスマスに向けた商売戦争の始まりで、ブラックフライデー・サイバーマンデーといった商戦恐恐狂狂が始まります。

サンクスギビングにはターキーを食べます。
正月にはおせちを食べます。
おせちもいいけどカレーもね!

まぁ、鶏を消費します。そして今日日曜日。近所のスパーへ。まぁーーーーーー、鶏さん50%のタグまみれで。その横の牛さん豚さんの普通なこと。

人間の消費に振り回された動物の結末はこうも無残ですか。
鶏さんを敢えて購入です。彼らはこんなに虐げられるために生まれたわけではない。
僕の拙いキッチンで何とか「うめーーー!!」と食べることが唯一の報いだと。

ここで僕のこのページで出来る人たちへ。。。

おい!!!ベジタリアン・ビーガン!!
お前らなんでこのイベントに抵抗しないんだ!!
デモしろよ!!何千尾の鶏がくやしいチキンになって食されてんだぞ!!
お前らの出番ではないのか!!
私はベジタリアン・ビーガンだから食べないのおしゃれにワイン飲みながら両親と歓談してるのだろ。そこで両親を罵れよ!
はー、それはカルチャーだ!?
いまの君たちの行動もカルチャーなんだよ!!
だったらぶつかれ!!それが嫌なら偉そうにいうな!!

50%になった殺傷された鶏肉への愛情は、悪いけどおめーーらより上だよ!!!!
悔しかった食ってみろ。こんな高タンパクの美味しいだしの出る食材を。

はい、酔っ払いの勢いです。でも、議論がらるならオープンでやりましょう。
顔出し・素性出しオッケー!!

なんか、すっごい考えされられた食肉コーナーでした。
これこそ、献杯。。。

金曜日, 11月 27, 2015

40冊目2015(226)

笑う仕事術 (ワニブックスPLUS新書) 新書
菅 賢治 (著)
ワニブックス (2014/8/25)

ガキ(あえて注釈はしません!!)が好きな人なら読んでみたくなりますよ。
特に僕は笑ってはいけないシリーズの初期(黎明期と言うにはねぇ。。。)から中盤の最初(ちゅうかどんだけ続いとるねん!!)新聞社あたりまでがカバー範囲なので、「がーすー」の菅さんです。

手品のネタバラシ的だっらとか変な妄想は杞憂でした。難しいですがバラすべきネタを見せてくれたと言うか。ありがとうございますですよ。

上からかもしれませんが、アクションと波風の関係性。面白いけどケレームが来る的な構図を見聞きしてた、そしてそれに??を抱いていたからこそ、この本は面白かった。

さっきも言いましたが、上からです。敢えて、波風立てたて。しかも自分の実力とか立ち位置とか考えずに。意味もない自信と自尊心で。菅さんと何の利害関係もないけど(たくさん笑わしてもらってハッピーになったからあるのか!?!?)。

クリエイティブを標榜する人は読んだ方がいいよ。共感するでしょ。
しかもこんな風にできないでしょ!?でも、菅さんは出来るような環境を作るべく戦っている。
自分の立ち位置考えようぜ!盛り上げようぜ!
EZ DO DANCE!!

おーーー!ひゅーひゅーだよー!夢がもりもり!


置いといて。。。

あー、ここもトリック。

自分がクリエイティブなのと天才に関わるそれはまた違うしねーーー。
あーーー、うえから!?

あの時のダウンタウンと菅さんの会話がとか、さんま師匠とのやりとりとか。書けます。
でも読んだ人が書くと安い。読むのはおもろい。
これもなんかお笑い的な部分だったりするのかな。
ネタ元的な。

「24時間鬼ごっこ」とか僕のリアルタイムの「笑ってはいけない」をまた観たくなりました。


素人っぽい演者だと思ってる演者は、演者だから素人っぽく振る舞う事を求められたけど、素人は素人だけどお笑い好きだから何とかするけど、プロのお笑い芸人さんはそれが分かるから、その空気を崩さないように番組の中で振る舞うけど、その関係性はテレビの枠を外したらそんな関係性でないかもしれいけど、何が本と変わらなくなるこの悶々はあるけど、テレビマンと芸人のケミストリーをシンプルに楽しめばいいじゃん!!!!!

あーーー、この感想もネタと言う事で。Yoshiアウトー!!

39冊目2015(225)

統合失調症がやってきた 単行本(ソフトカバー)
ハウス加賀谷 (著), 松本キック (著)
イースト・プレス (2013/8/7)

多少の御幣を生むかもしれないが思ったことをいつも通り記そうと思う。

この本は出来るだけ多くの人に読んでもらいたい。フィクションのようなノンフィクション。まるで新進気鋭の漁業の乱獲法の方に、だれが読んでもどこかのフックにかかるような気がします。

精神疾患が起きる要因や環境。
幼少期の子どもとの接し方。
子と親と言う関係性と家庭と言う空気・機能。
受験や英才教育や学歴とquality of lifeの意味。
精神を病むこととは。
やめる勇気、あきらめる勇気、声を上げる勇気、受け入れる勇気。
逃げ道や避難所がある事の重要性。
お笑いの持つパワー。
受け皿としてしての人間愛と寛容性。
薬の正しい飲み方。
精神病棟とは。
友人とは、人間関係とは。
身体の反応とは。
やりたいことをやるという意味とは。

なんかこの本から思ったことを羅列したら、なんでも書いてるよう怪しい本のようになってしまった。
でも、精神的な病とか統合失調症とか躁鬱とか心神耗弱とか、裁判の争点になるようなこう言った事象。どうなん!?って思っている人の方が正直マジョリティーだと思う。
その影はいつも周りに潜在的にあって、ちょっとしたトリガーでにょきっと出てくるかもしれない。
それは自分かもしれないし、周りかもしれないし、周りの周りかもしれない。
変だなの先。その想像力を養えると思う。

めちゃイケで江頭さんと熾烈な張り合いをしていた松本ハウス。そのハウス加賀谷さん。加賀谷潤さん。日本に帰ったらライブに行けたらと思う。
つくづく笑いの持つエネルギーというか薬効を思い知らされます。

今日のお薬です。ビール。ぐいっとではなくチビチビが好まれます。あーーざす!

38冊目2015(224)

ボディ・ブレイン: どん底から這い上がるための法則(ルール) 単行本
下柳 剛  (著)
水王舎 (2014/7/2)

37歳で最多勝を2005年に輝いた下柳選手。彼がそれを手にするまでのプロセスの中で培った奥義を明かします!とでも大げさな話にでも出来ます。が、本質は昨今言われる心の問題の構造にリンクする深い内容でした、僕には。

下柳選手はアスリートです。それ故に心技体の充実が必要です。キャンプやトレーニングという技や体の方に目が言ってしまうのが事実。試合で実際に目にし直接的に感動するのもするもの、評価の対象や様々な指標の判断基準となるものも、この2つ技体から体感するものといえるでしょう。木で言えば地上に生える幹。いわば表です。
この本ではむしろ木の根っことも言うべき裏方・心に注目します。心技体の心は根性・気合と言ったスポコン的なものに置き換えがちでそれすらに疑問を抱くことが無かった。下柳選手が心の重要性を悟った結果、何がどう変わったのかを追っていきます。それが逆に技や体とは何か浮かび上がらせ、心技体の宿る身体としての人間の本質的に本能的に備わった能力の偉大を思い知ることになります。

僕たちがいつも日常で感じていることとはいったい何で、それはなぜそうなってしまっているのか?
立ち止まること。考え想像してみること。実行すること。失敗を含めた結果を見てまた立ち止まる。
失敗が悪だという前提。答えはこれに決まっているという常識。
さぁ、問いかけましょう。ちょっとした意識の違いで思いも寄らない世界が広がるかも。

といってる当人。意外にも考え方や意識してる部分など結構同じ所があったりして、自分の方法論の再確認できたようなところもあって、テンション上げ上げでした。
僕の最多勝。。。行きつけで年間飲んだビールの量!?カオス!!

金曜日, 11月 20, 2015

37冊目2015(223)

北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)
鈴木 宗男  (著), 佐藤 優  (著)
講談社 (2007/12/21)

かなりこちらの大きな書店の日本書コーナーでused bookとして見つけ購入。それから塩漬け状態のまま月日が過ぎ、数か月ほど前に僕が好んでチェックしている番組に鈴木さんが立て続けに出演されロシアとの話を聞くに至り、この本を手に取れた事を幸いに思いたいです。特にパリでの事件が起きる前に読み終えることが出来た事も。

北方領土問題が進まない事などの裏話にごにょごにょと言ったことをここで書くには至りません。
地政学の意味を思い知らされたことを記したい。ロシアといって何教の影響があるかとかあまりピンと来ない。それが実感。でもイスラム教が実は大きなカギを握ると言うのが実に目から鱗。想像力が働かなかった自分を恥じました。

パキスタン・アフガニスタンと言えば中東関係・テロとの関係と頭に浮かぶはず。そしてこれらとの関連イスラム教。
旧ソ連から独立した国々。カザフスタン・キルギスタン・タジキスタン・ウズベキスタン。。。
タン・タン・タン。そう、これらの国々もその影響が及ぶ国々。しかもあの大きな国土でそれらの国々と面している。
それを踏まえて安倍さんが中央アジア歴訪の意味とか、ロシアがシリア問題に首を突っ込んだり、エジプトからの飛行機の墜落事件とか、今回のフランスとロシアの連携とか。
チェチェン問題もその1つで”チェチェン人”が戦っているとは知らなかった(恥じですわ)。まるでクルド人が戦っているように。さらに深くいくと中国と新疆ウイグル自治区。

深い。実に深いとか言いようがありません。
いくつかの混乱があって一つでも落ち着くとほかの問題に集中して取り掛かれる。
プライベートと仕事の関係のように。
仕事に集中してもらうために、プライベートの問題の処理に尽力する。
やはりどんな時も広い視点で取り掛からないといけません。

ロシアと言う国。深い!ウオッカ。強い!

金曜日, 11月 13, 2015

混乱と平穏

情報が飛び交う僕のtwitterのタイムライン。
いつも通りの平穏なfacebookのタイムライン。

用途が違えばこんなに風景は変わるものか?
それともどこのみんなも普通なのか?

しばらく温泉・水風呂・電気風呂を彷徨う時期になるのかもしれない。
明日は我が身かもしれない。

こんな時だからこそ安保法制の議論をもう一度したら??
こんな時だからこそ憲法9条の議論をもう一度したら??
こんな時だからこそ日米同盟の議論をもう一度したら??

点でなく線だよ。平静も混乱も線で繋がってる。

犠牲者の方々に今晩は献杯します。

月曜日, 11月 09, 2015

36冊目2015(222)

チーズはどこへ消えた? 単行本 
スペンサー ジョンソン (著), 門田 美鈴 (翻訳)
扶桑社(2000/11/27)

瓢箪から駒。ひょんなきっけで手にしました。言わずと知れたベストセラー。
こんなに面白い本だったんやと。深い。実に実に深い。

待てよ。あれだけ売れたのに。。。

チーズを手にした日本人はどこへ消えた?

なーーんて、笑いたくなります。
ベストセラー。それがなぜベストセラーたるのか!?
店でNo1の風俗嬢はなぜNo1なのか!?それは。。。クワバラクワバラ。。。あの時よくそれを知りたいモチベーションがあったものです(遠い目)。

古文の教科書で論語を学び、知っている、人。
何かに迷い、論語を手にし、知っている、人。

山登に上り方があるように、本にもそれがあるということでしょう。


この本を読んだ後、ある日本食の店で鮨を食べました。
単純な感想。美味しい。悪くない。などなど。そこでもう一つの店が浮かび、比較対象を始めます。
ここはこっち、あれにかんしてあっち。
両店ともいいんです。でも、よい点悪い点がユーザーの求める欲求・要望で変わるんです。
みんなで楽しくワイワイなら後者。
女性を口説きにかかるなら前者。
それは、価格だけではない、味だけではない、鮨を取り巻く価値観なのです。

でも時に人は絶対的執着をモノや店にも抱きます。それは悪くないんです。分かるんです。
だからこそ、自分の価値観の軸を常にルースにしとかないと、時に大恥やオイタをやってしまう。
チーズを探す登場人物のように。

ふらっと、入った店で、中間地で鮨について想いふけった僕。
おいしいとは?雰囲気とは?高い・安いとは?
それは貴重な経験であり、そこを考えるからこそ変化にも想いが至るのです。

はてさて、ビールはどこへいった?胃袋に。はい、もう一杯。これは不変の定理です。

金曜日, 11月 06, 2015

35冊目2015(221)

教養としてのプロレス (双葉新書) 
プチ鹿島  (著)
双葉社 (2014/8/6)

レスラーの話から始まると思われた書き始め、果たして「いいとも!グランドフィナーレ」の話から始まります。これがプロレスだと。
これをプロレスたる定義から話が転がってゆきます。

プロレスとは世界を見る目を養うと。
オウム真理教的なモノ。オカルト的な半信半疑なモノへの対峙の仕方。スポーツ・犯罪・芸能・政治まで。個々の事象に宿る喜怒哀楽・起承転結。そのダイナミズムを目の当たりにしている現状。
それに対する受け身の虎の巻。いったい何が起きているの?という。
相対化して過去のプロレスの出来事になぞらえて道筋を立てていく。

ははーー。こういうことか。
自分が熱を持ったモノに例えるのは人としての常套手段。それによって理解が深まるから。
それをプロレスに当てはめた。そのプロレスが本音と建前的な熱狂と冷静の間を行ったり来たりするような代物だから見えてくる景色。

馬鹿げたような真面目なような熱気を帯びた人間味の裏に潜む寂しさ。みたいな。

プロレスがプロレスたる所以がなんやようわからんように、世の中の出来事のなん霞んだグレーを見る目。それをはははと笑える・咀嚼できる。教養なのです。
なんか何かにつままれたような読後感です。それがプロレスなのかも。

グランドフィナーレのプロレスを目の当たりにするかなり前に、まるで同じようなリングに上がるお笑いレスラーたちに僕は魅了されていたのでした。
僕のバイブルたる番組・パペポTV。それの本当の最終回(鶴+龍が最後の番組タイトル)
舞台で繰り広げられた取っ組み合いはまさに、この本で言うプロレスそのものだったのでした。

あー、歴史は繰り返されるというより本質は同じ構成でしかないのかもしれません。
ワン、ツー、ス。。。おーーーー!!旨いもんは旨い!!
ダウンする前に是非!
注) 酔っ払いはダウンではありません!

火曜日, 11月 03, 2015

34冊目2015(220)

南海ホークス ナンバ栄光と哀しみの故郷 (追憶の球団)
広瀬 叔功 (著)
ベースボールマガジン社 (2014/06)

今年の日本プロ野球の覇者ソフトバンクホークスの前身、というよりルーツ南海ホークスの誕生から消滅までの記録です。タイミングもあってか歴史の上の点と現在のみを生きる点・今を喜ぶファン心理的な点が交差しているようで感慨深く思いました。

競馬の場外馬券を買いに大阪球場を舐めるようにオヤジと歩いた記憶。
南海ホークスホーム最終戦。
大阪球場の無料開放された外野席に僕はいました。同時期に消滅した阪急ブレーブスの方がしっくり来てオリックス・ブレーブスのファンクラブに入り、ブーマーのサインボールをもらった一連の記憶。鮮明に残ってます。

読後感として細かい点を述べ出したら色々書けてしまう。でもそれはちがう。
一つ前の世代にあったダイナミズム。
もっとも大雑把で適当な部分・グレーな部分。ええ加減な所もちらほら。それは側面。
もっと力強く、堂々とたくましく。ガツガツしながらガチンコむき出し。それも側面。
人間味があってウエットな世界観。

なんだろう。勝負の世界の質感が今と何かちがう。それをひしひし文章から火傷しそうなほど感じてします。
きっと、ファンの形態も異なるし、経済や娯楽やいろんな時代背景の要素がその質感に反映されているのかもしれない。

なら、なぜ、同じホームラン30本、打率三割、30盗塁という数字が同じのようで同じででなく感じるのか。

世界の盗塁王・福本豊さんが言った言葉
「盗塁のタイトルとったり、盗塁で給料上がったら途端に走らんようになる。」って。
怪我を恐れて。それに対して「あほか!」いう表情を浮かべた盗塁王。

そう、ようはどこかでブレーキを利かせるような、丸く長く生きる術がスタンダードになったのかなって。
そもそものハングリー精神の違いもあるかもしれないけど。

バイタリティーという何か臭く匂うように思われがちな生き方こそ今のみんなが知ってるけど観て観ぬフリする世の中の解の気がしたのでした。
無駄な協調より突飛な孤独。

先人たちの生き方しっかり学ぶ時なのかもしれません。
先人たちのようにたくましく。。。もう一杯!!!

月曜日, 11月 02, 2015

おい!おっさん。。。

感傷的になるな。まだ何かを成し遂げたわけではない。

スラムダンク・山王戦の後半のタイムアウトでキャプテン・ゴリが自分に言いきかせる場面。


感傷的になるな。まだ何かを成し遂げたわけではない。
書いてる本人へ。

時に人は過去を思い、人との繋がりや人生の豊かさに想う。
逆もしかり。
自分の置かれた境遇を恨み、己の行動を悔い。

それを噛みしめる今は、なんとも感情的な、感傷的な、誰にも見せたくないような時間。

でも、それは自己の空間で完結し他人に押し付けられない香ばしい空間。

さー、明日、また、現実との接点でそれを持ち込まいように。

感情感傷はエネルギーに。
それは自発的でありつつ、許容的でありたいなと、

さーーー、吐き出した明日は明るく!!!

飲みたいけど。。。
乞うご期待!