土曜日, 12月 31, 2016

終了8時間前です。。。

ななななんともう大晦日。日本はもう元日!

うっそーーーーー

ってぐらいあっという間の一年でした。特に今年は刻々と変わる状況があって自分自身とても悩み考えて過ごした一年でした。

そして、今年は「感謝」という気持ちでいっぱいです。
たくさんの人たちに言葉をもらいました。本当に嬉しい言葉の数々。
自分が何をすることでその感謝の気持ちを表現できるか、来年から新たな気持ちで望みたく思います。

あーーーー、かんばらんと!切に心に刻みます。

今年立てた目標は
大晦日に「おーーー、なんとかなったな!」と旨い酒を飲みながら言えるようにする!

たくさんの人に支えられて実際「なんとかなった」んでよかったです。
旨い酒をのめるかが大きな課題。。。飲み過ぎないようにします!

2016年、ばいばーーーーーい!!

土曜日, 12月 24, 2016

規模と反響と伝播のケミストリー

さっきのエントリー「30th book on 2016(260)」に付随するのです噺です。

わりとよく目にする「ネット騒然」

よくよく考えたら、本当は大したこと無い騒然を大した騒然のように見せる「ネット騒然」で本当に騒然としている現実

視聴率は「世帯数/%」が割り出せるし、全米が震撼でも全米の規模が分る。
テレビから発せられるものはどんなにしょうもないモノでもだだ漏れであるが故、視聴者はちらみでもテレビに目を向けた瞬間に起きるかもしれない。
それと違ってネットってアクセスして1になる。つまりだだ漏れでもそこにたどり着く作業がテレビよりもハードルが高い感じ。

作為的なアクションを起こした層による騒然はどれほどの大きさなのか?
騒然と言う言葉から連想する規模と果たしてイーコールなのか?

なんかちょっとした言葉の組み合わせで「えらいことになっている感の錯覚」にはまってる僕たち私たちでは?

規模と反響と伝播のケミストリー。

なーんて思ったのでした。もしこのエントリーが炎上したりしたらそれは確実に「騒然」ですね。米騒動よりも衝撃をもって迎えられるでしょう。。。

30th book on 2016(260)

その数学が戦略を決める (文春文庫) 文庫
イアン エアーズ  (著), Ian Ayres (原著), 山形 浩生 (翻訳)
文藝春秋 (2010/6/10)

ちょうど仕事の関係で統計的な数字を計算する機会が結構あったので、この本を読めたのはその理解にとても寄与しました。

絶対計算、データマイニング、無作為抽出、確率、標準偏差

などなど細かい事例といかに身近に存在していて、さらにそのシステムの中に取り込まれているか。使う側と使われる側。手薬煉を引かれている現実にちょっと驚きます。
逆に言えば、上手く利用しその現状と意味を理解すればこれほどパワフルなツールはないとも言えるでしょう。

専門家vs計算や統計といったのも出来ます。これはビッグデータやAIのところでも議論される部分です。
そして付け加えなければいけないのは計算の正しさと設定された問いの正しさは必ずしも一致しないと言うこと。こういった多種多様な切り口で筆者は現状を教えてくれます。

つまり最初に言ったようにもう探偵ナイトスクープで局長が最初に放つ言葉「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する探偵ナイトスクープ。」ではないですが、上に示した方法論が複雑に入り組んだ現代社会の中で生きている現実です。

僕も意識しながらそして時に活用しながら過ごせるようにしようと。それが成功する確率は。。。
さー!みんなで考えよう!

金曜日, 12月 16, 2016

へーーーー

産経新聞の「プーチン大統領来日 「共同経済活動」に関するプレス向け声明(全文)」に目を通してみて驚いた!
4島での活動なんやー。国後島・択捉島に関しては全くタッチさせないと思っていたので。



今年早くも二回目の積雪。来週にも雪マークがちらり。地球の気候は変わっていってるね。にしても、地球温暖化って前より目に耳にしなくなったなー。
温暖化=global warmingやけどclimate changeを温暖化と訳したらゼロ点。部分点も無いもんなー。
上の全文ではないけど、訳せなくても目を通して理解して訳されたモノと比較できるスキルはだいじや。


カラスーなぜ鳴くのー。
早朝と夕刻近所の木にたくさんのカラスが集まってカーカー。そんな木は知ってる限り3つほどこのエリアにあるのを知ってます。
その一本が家の近くで朝早くに目が覚めたらごっつい鳴いてます。
カー。カーカー。カーカーカー。
そう規則性がありそうなんですよね、何となく。いやきっとあると思う。朝晩集まって井戸端会議で餌とか敵とかの情報交換してるんやろうと。
蜂が巣箱の前でダンスして情報交換するように。昔、思想地図β1のパターナリズムの項で鳥のさえずりの規則性を思い出したのもあって、今度カラスのカーをメモしてみようかなって雪が積もるとホントに微かに程度しか聞こえない。今回も先週の積雪時も。その時のルールはどうなっとるねん!
例外のない規則はない。ホンマにカーカー。。。


土曜日, 12月 03, 2016

師走の初旬に霜月と年末を思ふ

最近こんなつらつら書き込みがおおいなーと。まぁ、ええかって。

今日は日本でM-1グランプリです。クリスマスの一大イベントから12月の頭になったのは何か時代の空気を感じます。前回の審査員の方々の選び方も好きでしたが、やっぱり今回のような顔ぶれの方がしっくりくるし安心感がありますね。
日本一の漫才師目指してがんばってください!
ほとんど今年はネタを見ていないので何ともいえませんが経験と順番的に、がんばれ銀シャリと。あとは気になるハライチのスタイルの変化。僕はあのコンビもっとはねると思うなー。上からで恐縮です。

スペインに続きフロリダに行きました。暖かいっていいですね。半パン・Tシャツ愛好家には良い土地です。シャンプーの泡立たたなさに硬水の力を感じました。僕の住んでるところは軟水だったなーって。

想いとか気分とかって大事だなって。前のめるってるぐらいがちょうど良くて、斜に構えると隙ができたり謙虚さを失います。それを感じれて修正できるのは贅沢なことです。動く分ズレやブレが発生するけど、動かないと無風で何も変わらない。インプットとアウトプットの関係のようにバランスは難しいですね。

伝統が失われるとか耳にすることがありますが、失われていっているという事に当人が気付いてないとおそらく近い未来に完全に消滅するなのかなって。伝統を守るにしても守り方。強硬か柔軟か。なんかそんなことを最近の仕事で起きる接点で感じます。

スマホっぽいのを持ちました。でも電話ではありません。便利と怠惰は互換性が高いですね。つつい手に取るとついつい本を読まなくなる。youtubeもそうですねー。ついつい見出すと手が止まる。テクノロジーは自分の時間を囲ってしまって、意識的に手を伸ばさないと思ってることが出来ないなと。でも、それを手にしていることで助かる事も多々あるわけで。。。うーーーん、距離感を構築作業中です。

今日はこんな感じで。何か書き忘れてることいっぱいあるような気もする。。。
そういえば思っただけではあかんから、メモ取る習慣を今よりももっと意識しないとねー。
5時過ぎで真っ暗。。。早いよ!!

木曜日, 11月 10, 2016

29th book on 2016(259)

良心をもたない人たち (草思社文庫) 文庫
マーサ スタウト (著), Martha Staut (原著), 木村 博江 (翻訳)
草思社 (2012/10/4)

この本、正直衝撃でした。
その衝撃の内訳は「確かにそんな人いるかも」という観察から生まれる意見と共に
自分もその資質を持ているのでは。。。
と思った事です。

サイコパス。
頭のおかしさと人間味の深さは別件だと思います。
ヤクザ映画に根強い人気があるのは必要悪的要素と仁義・義理・人情を反映しているからでしょう。
でもここで議論されるサイコパスはそれを超えた存在。
越えてしまった存在という方が正しいのかな。
付き合い方と対処法が明確に示されています。生きる術として。

僕はここで述べるとしたら、いつ自分がサイコパスになるか分からない世界で生きているかという事です。
タイミングかもしれませんが、大統領選挙の結果を受けてデモする人。
アメリカの国のシステムに沿って生まれた候補者に対してのデモ。
トランプさんへのデモはおかしいでしょ!?選挙のシステムに対してなら分かりますが。
これこそサイコパスっぽいと思ってまう。
でも僕も今回は客観的な立場なだけでいつ振れるか分からない。
そんな部分は感じている。そう、現代の病かもしれません。

知ったから、意識したから生まれる緩衝材。
この本を手に取ったタイミングはまさにだったのかもです。

今バーで飲みながらこれを記してます
テレビではプロテストのアクションが映されてます。
彼らの良心は何なのか。青色の州。リベラルとは。考えながら閉じたいです。
でも言いたいことは
X$%^%%&^JFY*^R(#
放送できないです。良心を持ってるつもりなので。。。

水曜日, 11月 09, 2016

28th book on 2016(258)

スピリチュアル漫画家! 単行本(ソフトカバー)
魔夜 峰央 (著)
PHP研究所 (2016/7/21)

人間万事塞翁が馬
この本を一言で要約するとこのフレーズに落ち着く気がします。
そんなの一言に纏めると元も子も無いのですが。。。

僕の一番好きな漫画。キン肉マンも好きなんですがパタリロなんです。
敢えて言うなら好き傾向が違うんです。
あの美少年タッチのバンコランとそんな感じの描写。小学校の時に流れていたテレビ越しのそれは決して触れてはいけないモノ。再放送してる意味が分からないと自分に話した僕。

時は流れ、そのテレビ越しのそれをネットという道具のおかげで観た時の衝撃といったら。
筆者がここ話す体験に近いぐらいバチコンときまして、アニメかされたものは全話コンプしました。
なんて面白い漫画なんだ!しかも今も続いている。
その筆者の自叙伝。買うしかないだろう!タマネギ1号!今すぐオーダーしろ!

筆者の生き方そのモノがパタリロなんだと僕は思いました。滲み出るキャラクター。
もちろん筆者は国王でもないですし金の亡者でもないし理不尽でもない。
でも生き方とかそれを規定する哲学的なものはパタリロなんだと僕には思えました。
そしてその生き方は僕自身が共感・共鳴するもの。そらハマりますわな。

自己を表現すること。浅く深い・深く浅い。フンにゃ!ってパタリロが教えてくれた気がします。僕の表現方法を信じて。
学会でスペインへ向かう飛行機の中で読んだという事実。

人間万事塞翁が馬。これにつきます!そんなの一言に纏めると元も子も無いのですが。。。

27th book on 2016(257)

米朝・上岡が語る昭和上方漫才 単行本
桂 米朝  (著), 上岡 龍太郎 (著)
朝日新聞社 (2000/06)

時代と共に色んな文化は変化しますが、笑いの変化というか芸事の変化の理由を知れた気がします。知ったと言ってもそれは時代の変化なのですが、何が変化したのかを。

テレビという箱の普及と芸の形態が変わり
局に行く代わりに楽屋で過ごすという習慣が減り観るという機会がなくなり
交通の便が良くなりドサ廻りがなくなり若手と師匠方の深い接点が薄くなり
養成所が出来た事で弟子という関係性が無くなり

と言った感じで。それを思うと吉本の先輩が奢るシステムというのは若手が先輩と繋がる接点として貴重な遺産なのかもしれません。
米朝師匠も龍太郎師匠も本当に笑い・芸・芸人が好きなんだと文章からヒシヒシと伝わってきました。
今みたいにSNSやネットもなく寄席という小屋が笑いの供給源と、それに付随する芸人の地位と言うとあれですが生き方として芸人の破天荒さが寛容される時代だからこそ今では考えられないような芸人さんという生態があったのでしょう。世間という垣根が今と違うおもしろさでもありますね。

僕はどうしてもうらやましく憧れを持ってしまいます。売れる売れないでなくそんな空気を世間勉強として知りたい欲求は今も心の中でくすぶっている。
それを改めて感じさせてくれました。

全然関係ないけど、なるほどザ・ワールドに出てたトランプマン。今こそトランプ切らないと。。。顔を白く塗りますか。。。

一夜明けて

この国の深さと広さを痛感してます。


Googleさんからお借りしてきました。青と赤の比が全く違うのに接戦。選挙人は各州の人規模で振り分けられるシステムです。青はどちらかというと都市部(ロス、シアトル、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ワシントンDC)なのが分ると思います。
州内の細かい地区ごとで見ると州全体は赤なのにある経済都市のある所だけポコッと青になっていたりします。

一部の経済圏で暮らしてる人々の意見と大規模なカントリーサイドの意見と戦うこの構図の意味を今回の選挙でこの国の国民はしっかり受け入れるべきです。特に青のエリアに住んでいる人たち。世論調査を気にしSNSを使いリベラルと謳う人たち。

この国の農作物・畜産物など赤の州で作られている現実。それを消費する青の州。そしてオーガニックやら歌う人たちも青の州。果たして青の州の人たちは赤の州の人たちのことをどれほど知り考えたのか?そこが今回の結果の肝ではないかと。

もう終わったとか悪夢だとかいう人たちほど青に住んでいる人たちのような気もします。
自分の国のこの現実を受け入れないと本当の悪夢になるような気がします。
Diversityを掲げ支持した青の支援者は今こそ自分たちの言った言葉の本質を受け入れないといけないのではないでしょうか。それは支持率調査で声の拾い方を誤ったメディアも然り。

トランプさんは冗談が現実になったのかもしれません。でもなってしまったんです。
彼が父として厳格に子育てをしてきた実績を国政に応用できれば大化けするポテンシャルありと僕はみています。あと暗殺にはお気をつけとも。。。

最高裁の人事件をトランプさんが握ってから発動すると共和党ということもあって銃規制とかは難しくなるかもしれないですね。議会も赤色寄りなので運営次第で自由の利く4年間になるのもポイントかも。

最後にヒラリーさん。この人ほど辛酸をなめてる人は居ないでしょう。オバマさんと党内で争い負け。国務大臣を勤め上げようやくお鉢が回ってきたらトランプさんに負ける。大統領という職を必死で目指した人はこの先ヒラリーさんの他に出てくるのかなって。彼女の今日の演説はそんな12年間の苦悩、いや夫のビル・クリントンさんの時から抱いていた想いが走馬灯のように駆け巡る中でしゃべっていたのかもしれないですね。

祭りは終わり日常が始まる。2人の候補者のこれからの日常に思いを馳せながら。。。
一杯早く飲みたい。。。でも、一杯飲んだらもう忘れてしまうか。。。

火曜日, 11月 08, 2016

投票日に思ふ

結果がもうすぐ出そうです。予想外に接戦。
3回目のディベートの後すぐに仕事でスペインに出かけたのでそこでの感想を書けなかったりしていたけど、接戦はありえるかなって。

サイレントマジョリティー
好き嫌いの感情と論的な行動

ここら辺がキーワードなのかもしれないです。
トランプ支持を公に言うのは恥ずかしい。トランプに入れたくないけどヒラリーは嫌い。
投票行動はここらをプライベートな壁で囲って自分の意思になる。

Brexitや大阪都構想のようにあとの祭的な議論がどのように起こるのか興味を持って観ていきたいです。

粛々と自分の仕事をこなしていくことに変わりないですが、平行して行われている議員の選挙結果を含めるとどちらになろうと激動の世界情勢には変わり無さそうです。

さて、飲み屋の空気を感じに出かけますかー


木曜日, 11月 03, 2016

ところ変われば

先週1週間ほど仕事の関係でスペインへ行ってきました。そこで感じたことをつらつらと残しておこうと思います。

TAPのビールはアメリカと違って日本のようなラガー系のビールが1種類のみあるのが普通のようでした。その反面、朝食のドリンクエリアに普通に赤と白のワインが。。。

落書きがすごく多くて走っている列車が思いっきりその餌食に。消しても書かれるいたちごっこなのか単なる面倒なだけか。。。

こんな感じ。。。

僕の居たGironaというフランスとの国境に近い街(バルセロナから北へ向かって列車で1時間ちょっと)だけなのかは分らないけど、小学生か中学生は制服を着ていた。アメリカが長いからかもしれないけどなんか驚いた。

Gironaの街はチェコのプラハとイタリア・ベニスを足して2で割ったような素敵な所でした。スケジュールの都合上、3時間ほどしかテクテク散策する時間が無かったのが本当に残念です。次回はゆっくりしたいものです!

サクラダファミリア。7年前と比べて圧倒的に新しい構造物が出来ていて感動。最初の方に作られた所との色対比というか年月の経過の違いがあまりに大きくて、壮大な計画の具合が計り知れます。



帰り空港の近くで泊まったホテルに中国人の団体さんが。日本の街中でみる彼らとホテルで遭遇するのは全く違った印象でした。泊まったフロアのほぼ全室が彼らによって占められていて、廊下に漏れるその声々に圧倒されました。と何故か朝チェックイン前にみなさん部屋の前にスーツケースを置いて朝食に!?(それでフロアの占有率が把握できたんですが)。盗まれるとか考えないのかなって。。。

飛行機が大幅に遅れ色々スケジュールの変更を余儀なくされたのですが、利用者への配慮の素早さと手厚さに少しびっくり。SNSとビッグデータ時代の賜物なのですかね。

そして。。。やっぱり家は落ち着きます!
でもまたふらっと前みたいに旅に出たいと切に思ったのでした。ビバ・非日常!

土曜日, 10月 15, 2016

26th book on 2016(256)

ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる 単行本(ソフトカバー)
山崎 満広 (著)
学芸出版社 (2016/5/21)

この本には読む前に2つの思い入れが交錯しました

・筆者の山崎さんは知り合いで素敵な方。そして今ポートランドのトレンドを背負い伝道師的に世界を飛び回る人の書
・ポートランド人気。これはどうしてもバブルにしか見えないし、サステイナブルを謳う都市と現状がマッチしすぎてない不満と不安

「よく言う人・悪く言う自分」的な構図がどうも気持ち悪くて。でも自分が批判的な立ち位置だからこそ絶対に手にしないといけないと思い読みました。

まず言えること。それは僕は完全に誤解していたということ。
多くの人が「ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる」を「ポートランド 世界で一番住みたい街」で止まっているのでは?だからこの本の広がり方と筆者自身がFacebookにて観光本でないと不満を示した理由だと。
それを咀嚼して読むと、なんと面白い本なのか!人が情報に引っ張られるとはこういうことなのかもしれません。「ポートランド and 住みやすい」でヒットする。でもこの本はその類で検索した人たちと山の登り方・求める山が全く違う。

ちょっと飛ぶかもしれないけど今回のノベール医学生理学賞に例えれるかもしれない。
基礎研究という意義を唱える受賞者。
でもオートファジー関連でその研究に関わってる人は「オートファジーやってる人」でスゴイと言われる。でも関わり方の違いがあるように、オートファジーをかじってる人もその波に。

ポートランドの波と言う中で筆者の仕事をちゃんと観るべきです。そしてそこに日本人がコミットしてることを誇りに思いたい。それは流行りという波とは別次元で。

住みたい街には理由があり、その理由の裏にルール・計画・会議・計画といった「想い描き実行する」事象が存在することを意識させてくれます。
「へー、そうなんだ。。。」ではなくこれを相対化して高杉晋作が残した「おもしろき こともなき世を おもしろく」出来るか?
その例をみつさんは書かれたのかと。会ってお話したいと計画中です。その結果はここに記したいです。

是非ポートランドに遊びに来てください。がっかりするかもしれない。でもこの街は「住みやすい」だから「遊びに来て」それを感じてください。リテラシーを肌身で体感しませんか?
挑戦者求む!!!

豊洲の盛り土とSTAP細胞

先日のこと京大大学院教授の藤井聡さんがいつも聴いてるラジオ・ボイスそこまで言うかの宮崎哲弥さんの日のゲストで出ておられた。

豊洲市場の盛り土問題を「土木・建築家」の専門家として話してくれた。それはとても興味深く地下で見つかった空洞の件などについてとても勉強になった。

おれの常識おまえの非常識をひしひしと感じ、単純なサーチもせずに「へー、あかんやん!」って思っていた事を恥じた。

無知。このことは自体は全く悪くない。むしろ世の中には知らない事の方が圧倒的に多く存在する。だからこそ、 人はgoogleで検索し本を読み講演会や勉強家に出かけるのである。

大事なことは無知であることを知っている・分かっているのかどうか。
「空洞があって、水が湧いていること」=「悪いこと」
日常の生活感で建築に触れたのならこの方程式は間違っていない。でも、それに理由があるかどうかは調べないことでしか分からない。

それを怠って、ゴシップ的な都知事と議会・役人のやり取りを切り取ってごちゃごちゃ言うのは間違った方向に進む可能性を持っていると思う。

STAP細胞事件で科学的な知識を持って小保方さんがしたことを議論した人はどれぐらいいたのだろうか?
センセーショナルな記事が踊り研究の中身より彼女の人となりや記者会見が独り歩きし、その結果として世界に誇れる科学者をの命を犠牲にした。

今回、僕は幸いこの放送を聞くことが出来たおかげでこのことに気付けた。

冷静に
「あんな穴なんて簡単に調べて見つかるようなら誰か気付いてるんちゃうん?」
「いくら利権とか云々あったとしても、やるならもっと巧妙にやればええのに。」
というなふと思うゴシップ的な問いに「だから役人は」的な答えを出す前に「ホンマはどうなんやろう?」と思って行動を起こせるか。
仮にそれが事実なら「こいつら糞やな!」でええねん。でも糞と言える理由を見つける作業を「テレビで言ってたから」的レベルでなく「建築的にありえへんらしい」と言えるレベルに上げれるか。それはきっとウキペディア程度のサーチでもいいと思う。いや、そこ「から」でええと思う。

真実は掘りこさないといけない。。。だから盛り土!徳川埋蔵金でも埋まってるんちゃう!?。。。なアホナ!

月曜日, 10月 10, 2016

第二回のディベートを生で観て思ふ

もう方々で記事が上がっていて僕もそれらに目を通しています。でもここでは直後に僕が思ったことをメモを見ながら書き起こそうと思います。
僕の主観が大いに入っているし、正確に理解できずに書いている話題もあると思います。


ヒラリーさんは相変わらず僕にとっては「beautiful proposal」にしか思えなかった。
ここでしくじったら終了のトランプさん。最初は声を抑え気味(そのおかげで何を言ってるかよく聞こえなかったけど。。。)だったのがメール問題から一気にエンジンがかかって最後まで走りきった感じでしょうか。

今回はSNSを通じで質問を募りそれぶつける。SNSの時代やなーって興味深く見てました。
前回の時に一緒に見た友人を話題になったfact checkingの件が出てきたのも、今の時代をとても感じました。
オバマケア、ISISの話題がよく出てきたように思います。経済の話は少なかったなーと。

健康問題が取り立たされるヒラリーさん。自分の発言の時以外は椅子に腰掛けていた。いっぽうでトランプさんは立ったままで90分。問題を払拭するならヒラリーさんも立っておくべきだったと思ったけど、身をとって座ったのかなー。

過去の大統領の事、トランプさんがサンダース候補のことオバマさんがノーベル平和賞を獲ったことに触れたのは僕には興味深かった。

前回同様、えらくロシアが出てきた。友人のロシア人はどう感じて聞いているのかなって。

最高裁人事の話は、事前に知識を持っていたのでとても興味深く聞けました。ザ・ボイスと宮崎哲ちゃんに心から感謝したのでした。


これらを踏まえて。トランプさんはやっぱりディベートが下手糞やと、でも今回は前回よりもよかったというか彼らしさが出ていた。それが必ずも良いとはいわないけど、ヤイヤイガヤガヤいうトランプとドヤ顔の才女ヒラリー。どっちが好きか嫌いかの戦いですわな。
トランプさんの女性問題・スキャンダル。クリーンな無能の政治家と少々ダーティーでも出来る政治家。故・三宅先生がよくたかじんの委員会で言ってました。このドグマをトランプさんに適応するかどうか。これも好き嫌いですわな。
僕の住むところはblue stateで昨日観たバーに居る人は圧倒的なヒラリー支持層。これが中西部とかのred stateのバーで観るとどう違うのかはかなり興味があります。それぐらい討論でも出てきたdiversity(多様性)のある国。おもしろいです。

僕としてはもっとリンクさせて議論すると面白いのだろうけど、それをすると論点が意味不明になってテレビ討論としては成立しないんだろうけど、現実はそだからなーなんて思いました。例えば
「ISIS問題は中東問題で石油に関係するからエナジーポリシーに関わるし、宗教の問題でISISを語るとボロかすに言ってるロシアとか女性の権利とかdiversityの問題と移民問題さらには安全保障はどないするねんってなるし。安全保障から核政策になると日本が直面するようなエナジーポリシーに帰ってくる。オバマケアの問題はTAXに関わるけど、経済が回ることが大事だから経済政策と密接するその利権構造でいくと石油会社とか新規投資とかでエナジーポリシーが出てくる。それがエナジーポリシーは税制に絡むとまたオバマケアにも繋がるし。最高裁人事は議会運営にもリンクするしそれの辺が銃規制に絡むと安全保障に伸びてくる。。。」
なんでも簡単でおまへん!

勝者なき第二回のディベートでした。ベストに投票するのでなくベターを決める選挙って思います。最後の3回目。どんな罵りあいになるのか討論になるのか楽しみで仕方ない!!

日本の党首討論は。。。

金曜日, 10月 07, 2016

25th book on 2016(255)

GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス 単行本(ソフトカバー)
ジョンJ.レイティ (著), リチャード・マニング (著), 野中 香方子 (翻訳)
NHK出版 (2014/12/19)

この本、感想を上げれました。
この本、付箋を辿る作業をあきらめました。
この本、いつも感想を書く際にやる付箋を辿る作業はもう一回読むことになるので困りました
この本、ぐるぐる頭を回してくれました。
この本、面白すぎて付箋塗れになりました。
この本、読んでる途中にニヤニヤしてしまう。
この本、かなり好きです。
この本、本質突いてる
この本、ちょっと引き込まれる
この本、読み始めた。
この本、届いた。
この本、注文した。
この本、友人が進めてくれた!
この本、友人が手にした。
この本、世に出た。
この本、書かれた。
この本、構想が生まれた。
この本、書く筆者が生まれた。

この本、の本質。

人間らしく

ホモサピエンスらしく。

ここに”=”を引けるあなた。ぼくもそうありたいと思った。

色々眉唾なとか言われ要素はたくさんあります。でも、服を着て靴を履きパソコンでブログを書く。それは普通でなかった時代のほうが圧倒的に長い事実は変わらない。

織田信長がfacebookで明智光秀と友達だったら本能寺の変は起きたのか?

これ今自分で記してわらけるぐらい面白いタイトルやん!
そう、ノーベル医学・生理学賞に輝いたオートファジーは意識してない僕のあなたの身体で起きている。それを相対化の極地にまで上げてそれを意識できる身体とは。

「この本、」
そこの後に記した言葉は進化なのか浸食なのか

僕はこの本のスタイルを支持したい。可能な限り試したい。でも酒はやめられない。
人間らしさを覗いてみませんか??

Cheers!
ありがとう forest good luck - 大五郎ーー!chan!

追記(10/13/2016)
オートファジーやのにオートファージと書いてたので修正しました。。。仕事に関係するような事柄やのに。。。恥ずかしい!酒飲みながらはイカン(言い訳やん。。。)

金曜日, 9月 30, 2016

function

役割ってあると思う。

世話やき
トラブルメイカー
フィクサー
救世主
などなど。。。

自分の立ち位置を踏まえた時。それは他者に求めてはいけない。でも自分は他社に対してそうありたい。難しいけど可能な限り。

強く生きていく言葉というyoutubeの動画を思い出し、自分に勇気をくれる地獄めぐりしてます。

自分がシャペロンに興味を持ったことを誇りに思う。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットを描いたルノアールさんと話したい。

人生は豊かである!!


師弟

テントさんの訃報を目にしたとき僕もえっ!となった。
通夜でも龍太郎師匠の様子とテントさんの物語を読みながら、

師とは
弟とは

を考えてしまう。

現状として弟はまだいません。でも大切な師はいます。
契約とかでなく心や感情のつながりである師弟。

僕は弟として最善な振る舞いを出来たらと切に思い行動しようと改めて思いました。

テントさん!帰ったら長居公園で鶴瓶師匠に相撲でブン投げられたパペポを観て笑おうと思います。
ご冥福をお祈りします。献杯!は夜にひっそりと。

木曜日, 9月 29, 2016

24th book on 2016(254)

不動産は「物語力」で再生する 単行本
川井徳子 (著)
東洋経済新報社 (2011/11/25)

個人的なことから始めると今まさに手に取れてよかったと思う本でした。

良いもの・素晴らしいものとは?今ふと「宝の持ち腐れ」という言葉が浮かびました。
どんなに良いものでも使い方や状況・環境次第で紙屑にもなる。そうしないためには?

そこの問への答えを筆者が自己の体験を元にして導いていきます。
「物語力」と表現されていますがこの「物語力」の持つ深く多彩な意味に納得させられます。
でも、それは特別なことではありません。特別でないことを当たり前に出来るか。果たしてこれこそ向き合うべき人間としての本能であり苦悩なのでしょう。

自分から他者・地域・国・歴史と広がる世界。
広がった世界から自分へ向かって閉じていく世界。

この本を読む作業は曼荼羅の上をグルグルと回っているようです。そして散りばめられているその回転への作用・反作用の法則を各人が汲み取ってください!とでもして纏めないと延々終わらない。それが曼荼羅!?

僕は廻りすぎているようです。おそらく飲みすぎです。。。

火曜日, 9月 27, 2016

第一回のディベートを生で観て思ふ

色んなメディア(SNS含む)で論評が出てると思います。ここでは僕自身が思ったことを素直に記したいと思います。

ヒラリーさん。威風堂々。余裕の振る舞いです。
トランプさんは、よく水を飲んだり話をさえぎったりマイクを触ったり。

なんか小・中学校の学級委員選挙で、秀才お嬢さんvsやんちゃで人気者の兄ちゃんが戦うような対比でしょうか。
ディベート後の素直な感想は各所で目にする通りです。でも僕はこれがあと2回も残っている状況がとても面白くて仕方ない。

ヒラリーさんの言っている事は「beautiful proposal(美しすぎる提案)」です。彼女は答えを示したように思いました。
トランプさんの言ってることは、細かい事象だったり(たくさんの都市や州・国の名前が出てきました)、ちょっと論点から脱線していたりとハッキリした答えが準備できていなかったり。彼は議論・論点・問いを残したように思いました。

政治家はみなそうだと言われたら元も子もないのですが、ヒラリーさんの言ったことって本当に実現できるんですかね?有限実行してくるんですかね?だって色々スキャンダルがあったり健康問題が噂されたり。
メール問題。認めそして言いました「responsibility(責任)」と言う言葉を。その責任をどうするの?それがハッキリしてないのに信じられるのこの人?
そしてサイバー・セキュリティーのトピックが議論として振られました。
僕は思いました。ヒラリー最大のチャンス!と。
「メール問題を受けてサイバー・セキュリティーに関して私には責任があります。最大限の取り組みを約束します。今後私のようなミスを犯してしまう人間を生まないそしてチェックする機関を含め外からも内からから強いシステムを構築します。」
とでも言ってくれたら、僕は彼女を完全に支持していたでしょう。果たして、しれっと流していきました。

それなら問題を踏まえ成長していくトランプをもし観れたら、そっちに期待したいです。
なぜなら僕の業界でbeautiful proposal的な研究提案をして全く論文が出ててないお金を浪費する研究室を何度見たり聞いたりしたか。目を見張るような完璧な提案よりも、もっと具体性・可能性・修正力・応用力・実行力を見てみたい。

NYタイムスの話がメディアの議論に関して出てきました。中国の資本が入ってます。ヒラリーさん、クリントン家はオバマさんとの選挙戦の時から中国との関係を言われてました。この三角形。また帰ってきますが信用できるのかね?

強くロシアに対して厳しい言説が出てました。北朝鮮という固有名詞を述べたのはトランプさんだけでした。ISISという固有名詞も議論に上がりました。

90分ガチンコで討論です。日本の党首討論。。。
あと全米の国民が観れるよう東海岸は夜の9時からです。僕の住んでる西海岸は6時。日本の党首討論。。。

ヒラリー優位だから6割ぐらいの支持率。僕は20%の票の取り合いだと思っていたので「おー!」っといった感じです。

選挙に勝つのかディベートで勝つのか。これからの2回とても楽しみです。
何に期待をするのか。何を信じる方が良いのか。アメリカ人を観察したいと思います。

自分の言動活動。。。ここに書いたことを踏まえて。。。まず飲んでから修正します。。。






火曜日, 9月 20, 2016

観る方・感じる方・作る方・同じ阿呆に観る阿呆。。。

数週間前ふとしたきっかけから古畑任三郎にはまった。
相変わらずのクオリティーで久々に観ても十二分に楽しく、新たな気付きまで与えてくれた。
イチロー選手はこの番組の大ファンで実際に演者としても参加したほどである。

ふと、その好きな理由がなんとなく分かった気がした。
古畑さんは小さな変化やちょっとしたことにとてもよく気付く。そしていつもやらないようなこと・いつもなら起きないことを大事にする。

野球はピッチャー・野手がバッターと向き合う。バッターがピッチャー・野手と向き合うとも言える。
よい結果を出すためには。心理戦。あるでしょう!
だからこそ色々感じ・気付かないと。

きっとそういったヒントをイチロー選手は古畑任三郎に感じたのでは。。。
って脳みそにガツンときました。

そして、それを踏まえた犯罪トリックの描写。
今のようにスマホがありSNSがある所で古畑さんはどうやって事件を解決するのか。
言えば、三谷さんはどういった本を書くのか。
そう考えると名探偵コナンの青山さんはそれを取り込んで今も進んでます。

イチローさんはコナンをどう思っているのかな?
僕の頭は子供か大人か?
現実にはヨッパライですが。。。何か!!

火曜日, 9月 13, 2016

ぽっちっと押されたきっかけ

職場の近くにある一軒のタイ料理屋さんの話。

出会い。
それは遡ること6年ほど前。仕事場の同僚が行こうと言って初めてその門をくぐった。
思うに僕が訪れる前から存在していたけど、当時5年も近辺で仕事していたのにノーマークって言う事は目立った宣伝をしなかったのだと思う。
家庭的な空間。いえば殺風景とも。でも味はgoodで気さくなマスター。
その後数回ほど足を運んだ。

きっかけ。
その店の向かいにポートランド界隈ではpopularなフードカートが現れた。
しかも、競合タイフード。
僕はそこで食したことはないが、お昼時には結構行列が出来ている。

どうするよ。
その時ぐらいだろうか。たまにみかけるそのたい料理屋さん。
店構えとかが綺麗に。あえていうと”小ギレイ”になっていく。
看板がキレイになったり、電工的なモノを設置したり。
言えること。
商売を意識している。
そして、それに投資できるぐらい儲けている(のだろう)。

ははーーん
先日通りがかると駐車場にテーブルを並べ、日も落ちて昔なら店を閉めていたであろう時間にも関わらず、数組のお客さんがワイワイ談笑している。


一軒の店の祇園精舎の鐘の声です。
凪が荒れた結果は繁栄しました。

出来てから一切の変化を見せないフードカートと対照的なタイ飯屋。

変化をもたらすきっかけは内在的が外来的か。
この辺かを数年かけて観てこれて、駐車場に広がるテーブルは華のようでした。

ライバルの存在と危機感。そして変化のない日常。
なんとも仏教的な空間の広がりにニヤニヤ。悟りから離れた雑念と共に思いにふっけた結語を御神酒と共に記しています。

僕の変化はいずこえーーーー。
just say... good luck...!!

金曜日, 9月 02, 2016

価値ある対価って

少し前に映画「立候補」について書きました。それに関連した話です。

選挙に出るために最低必要な資金。供託金。選挙の種類で額が変わりますが国政選挙や都道府県知事選挙では相場は300万円。
一定の得票数を獲得すれば戻ってきて満たなければ没収される。供託金。

高いか安いかは個人の感覚によりますが、僕が非常に面白く思ったことが一点。

300万円払えば公職選挙法で守れて街頭で演説できる。そう、普段簡単に出来ないことが法律によって保障される。しかも政見放送に出て想いを述べれる。しかもメディアから取材対象になる(もちろん週刊誌を含め攻撃対象にもなりますが。。。)。

映画「立候補」で映し出されるマック赤坂さん。あれを普段の生活でやれば警察のお世話になりかねません。甲冑を身に纏い大阪の街を練り歩いた羽柴秀吉さんもそう。

色んな点で法律には守られているのですが、日常感覚で言うなら守るものである法律。
それにカッチリと守られて行動できる。公職選挙法というバリアー。
300万円から発生するこの非日常の権利。ちょっと面白くないですか?
僕には使いようで300万円以上の効果を発揮するのではとワクワクしてしまいました。

言いたいことも言えないそんな世の中じゃー、
300万払ってみようぜ鬼塚先生!ちょっとこれってグレートじゃない?

火曜日, 8月 30, 2016

23th book on 2016(253)

細胞の中の分子生物学 最新・生命科学入門 (ブルーバックス) 新書
森 和俊 (著)
講談社 (2016/5/20)

自分が関わってる分野の情報収集は専門性の高いものだけでなく、時に一般に向けて書かれたものにも目を通すことの楽しさを感じました。

まず何といっても表現方法。専門用語を以下に噛み砕けるか。僕も友人等々に話すときに意識しますが、他の人の表現を見ることは勉強になりますね。方いう言い方もあるなー、上手いこと言うなーなどなど。
この本ではノーベル賞を歴史的な流れに上手く組み込んでいてとても勉強になりました。
ノーベル賞が如何に大事な発見に与えられているかを感じること出来ます。そしてその歴史の上で今僕は研究をしている。いくつかの発見は僕の興味に直結しているのでひしひしと感じます。

これはどの分野にも言えることだと思いますが、今があるのは先人の努力があってこそ。
では僕たちの今やってることは未来の人たちにとってどういう影響を与えるのか?
自分自身が10年前にやった仕事を踏まえて今のプロジェクトが'動いていたりするので、埋まらないパズルが存在する限り自分を含めその絵を完成させるために関わっていくんだろうと。
でも、後継者と言うか興味を持って取り組んで人が居て始めて進んでいくもの。
流行り廃りや経済や戦争などによって打ち止めを余儀なくされたもの今現在その危機にあるものもあるでしょう。やはり出来る以上は情熱を持って取り組みたいと切に思いました。

そんな楽しいサイエンス。皆さんの理解があってのサイエンス。サイエンス、サイエンスに清き一票を。。。

月曜日, 8月 15, 2016

活躍と評価

リオ五輪。

家にテレビが無いけれど、飲み屋やネットでとても楽しみかつ感動してます。
アスリートが綴る言葉美しく謙虚で度々いやかなりの頻度で涙腺が崩壊します。

今回切に感じている事。それは、日本国がよい意味で安定曲線に入ったのかなって。
つまり、突出した銅メダルの数です。
金メダルは国の威信だったり、シンボリック。
銀メダルはそれに伴う形変わる努力が実らなかった結晶、よくやりきったという証明、または敗者と悲しみの象徴。

ちょっと異質な銅メダル。
あのレベルにおいて僕は出ること入賞する事すらスゴイと思ってます。
サッカーなんて予選敗退云々ですが、数十年目はオリンピックもW杯も出れない国だったんです。現世代はプレッシャーを受けそれを「当たり前に思い、乗り切る」。これが本当の当たり前になって底上げとなり新たな高みに。

その当たり前になって底上げとなり新たな高みの象徴が銅メダル。

しれっと、最終20個の銅メダルが取れたならそれは圧倒的な国力の証だと思う。
1つの金メダルよりも1つの銅メダル。
それは時代に生きる新たな価値観として存在してもいい事実だと。

先進国・経済大国と言われた日本が立ち居振る舞える底力。

がんばれニッポン!
がんばらなボク!!

月曜日, 8月 08, 2016

ダルマさんが!?坊さんが!?猫が!?ラン!?

男性が女性を見つめる先は。。。えーーっと。そんな入りから始めました。

必ずしもすべての女性が見つめる先になるとは。。。あのーーそのーー。そんなチャレンジも入れました。

要は人によって注意の先が変わる。それは意識的に起こる。

最近一人でたまらないツボにはまってしまいました。

日曜日のワイドナショー。まっちゃんとヒロミさん(僕の意識化が起きた時の順列組み合わせ)の間。奥のテーブルの上に乗っているダルマ。

ダルマさんが。。。

リーゼント!?

そう、なんかそのダルマさん手頃の大きさでツッパリやねんこれが。それに気付いたらもう目がそこに。紳助兄さんにも観えてしまって松ちゃんとのコントラストが。クンックンッ。

そしたら東野さんとフジのアナウンサーの方(気付いた時は秋元さん。僕のツボな秋元さん)の間に佇む招き猫。ニャー。ニャー!

ダルマ!猫!ダルマ!猫。ヒロシ。オリンピック!?
ヒロシです。気付いてしまいました。。。

もうもう祭りです!ワショイ!集中できまへん。

要するにー。人の意識なんて潰せるし作れる。作る側と壊す側。
破壊神と創造神。新しいドラゴンボールの話で破壊神とか出てきたなぁー。

つまりやねー、鈍感と敏感の間。たくさんあるレイアーの中でそれが起きながら日々過ごしているという。まぁ、それすらも気付いていない。。。

ホント僕ってダルマさんが転んでるよ!!大丈夫!?
あーーーーー、あのツッパリダルマのように佇んでいよう。
そして呟く。坊さんはそんなに屁をこかん。。。

木曜日, 8月 04, 2016

22th book on 2016(252)


複素数とはなにか (ブルーバックス) 新書
示野 信一 (著)
講談社 (2012/10/19)

大学受験、特にセンター試験の数学IIBの選択で お世話になったのが一番のハイライトですかね。

そんな複素数。

でも、2浪目の予備校時代ある先生がある問題を「じゃー、これを複素数を使って解いてみよう!」といってベクトルだったか平面幾何の問題をサクサク処理して行ったのが以上に面白くて、複素数ってなんやねん!って思ったのを今でも鮮明に覚えています。

だから複素数。

中学校の先生と恩師の誰かが(だれだか全く覚えてないけど言葉は覚えている。。。)
物事を論理的に解決していくプロセスを学ぶために数学を勉強するんや!
と仰って、おーーー!って唸りました。

帰ってきたウルトラマン。。。
ちゃうちゃう、帰ってきた複素数!

この本は複素数がなんぞやを教えてくれますが、それ以上に数学の持つ世界とのつながりを見せてくれます。
GPSなんてスマホの世界においてそこにあるものだけど、正直どういうこっちゃ!?やと思います。もしそうでなくみんなが正確に理解していたら僕は心から自分を恥じ坊主にしてもいいです。
空間を表現する方法論。角度とか距離とか。そのA=B=C=D=E...=Z
そうか、その発想で理解したらA=Zってなるよね。そうなると扱いやすくなる。
GPSという圧縮ファイルを解体してそもそもの意味を知った時、そんなに変形するの?という衝撃。

ポケモンのモンスターが変化し行く過程。
落語家さんが襲名していく過程。
トレイサビリティー。

そんなこんなの複素数。

表現の英知を感じました。数学者の発想を目の当たりにしました。
世界に入れるスリット・エッジの方法論。なんか応用できんかと。
夢に複素数が出てきて、その状況を複素数で表したかった。これが嘘でないから脳の面白さ。脳を複素数的に。

もうええで複素数。
そんな複素数。
愛すべき複素数。

もっさおもろかった!乾杯!

土曜日, 7月 30, 2016

番外編 DVD on 2016

映画「立候補」 [DVD]
マック赤坂 (出演), 羽柴誠三秀吉 (出演), 藤岡利充 (監督)

2011年に行われた大阪府知事・市長のダブル選挙を「泡沫候補」と呼ばれる候補者の目線から追ったドキュメント。
まず、都知事選の投開票日までに観れてよかったです。

勝ち負けとは。選挙に出るとは。深く考えました。答えはよく分からないけど。考えさせられました。

誹謗中傷とはどういった人に本来向けられるのか。向けられるべきなのか。
「帰れ」コールや「売国奴」と言う言葉も。
集団の沙汰。怒号。人を応援することの裏返しはこういった言葉を向けることなのか。
愚民とはいったい何を指すのか。

何か内臓にチクリと刺さってます。何とも言えない。すごく最後が不快で不快で。
でも自分もそうかもしれない。そうだったかもしれない。そうなるかもしれない。
選挙を祭という言葉で表現するのを目にします。祭りの意味は目的はなんなのだろう。
祭りには宗教的な側面もある。神社やお寺。祀り。奉り。神輿は軽い方がいいなんて言葉も。
この「まつり」の対象と非対象は対称なのか非対称なのか。
世に出る。世に問う。世を憂う。

選挙と言う装置のトリセツを示しているのかもしれないこの映画。
清き一票を投じます。

月曜日, 7月 25, 2016

21th book on 2016(251)


1989年のテレビっ子 -たけし、さんま、タモリ、加トケン、紳助、とんねるず、ウンナン、ダウンタウン、その他多くの芸人とテレビマン、そして11歳の僕の青春記 単行本(ソフトカバー)
戸部田 誠(てれびのスキマ) (著)
双葉社 (2016/2/17)

世に出たのには理由がある。
世に出るためには理由がある。

この似た2つの言葉。でも両者の間にある面白い溝。この溝に溜まったドブをひっくり返したのがこの本。というのが僕の表現。

もう、お笑いが好きでその好き度がお笑いのでき方・システム・歴史とかに侵食してる人は必読。
僕も大概知ってる方だいう自負があったけど、結果は張りまくられた付箋の山。

それ以上に、芸人と芸人、テレビマンと芸人、時代と芸人/テレビマンといった”縁起”の化学反応にもう鼻息を荒げてしまう。だからこそ冒頭の2つの言葉に。
個人と社会・空気の機微。約40年ぐらいのオムニバス。

成功するための傾向と対策はここに全部入ってる気がする。
気付かない人・分からない人には一切届くことはない勝利の方程式。
この気付かない・届かない・分からないの意味すところが究極の現代の成功/正攻法だと思う。
古文とかであったサ行変格活用みたいにこの3つの言葉尻を遊ぶと。。。ねーー!

筆者が足を踏み込んだきっかけもまた「この世界」に張り廻られた結界との関係性であり、結界の内に入ってくれた(僕にとって)筆者のおかげで、僕は結界の外から中の空気で深呼吸できたのです。ありがとう。

読んでみたください。読後感であなたの立ち位置分かりますよ!読後感占い。これって信憑性高いんちやう!?

最後に、僕がこの本のようなテレビっ子でお笑い好きだったんだ(しかも親が観るのを許してくれてた)というエピソードで締めます。
”さんま・一幾のイッチョカミでやんす”という番組。スゴイはまって観てました。週末に観てた記憶。土曜の夜10時から30分。
ホンマにむっちゃ観てたんですよ。この番組は一年で終わっていて僕は小学生だったという事実。
クイズ早く行ってよ!も同時期なイメージです。怖くてウィキは開きません。
あーーー、君たちが居て僕が居る。僕チャーリー。。。ではないからね!!

金曜日, 7月 15, 2016

クチズサミ

ひとのオシャレも分からないのはダサい証明。

自分で言ってハットした。。。

おーーー、酔っ払いも捨てたもんじゃねー!!

って、これ自体がサブイかー。。。

うーーーーん、ごーいんぐ・マイウェイで!!

表現の自由に。cheers!!

水曜日, 7月 13, 2016

雑記3

 都知事選ですよねー。
東京都民の皆さま。今上がっている候補でいいんですか?
猪瀬さん・舛添さんと残念な結果でした。でも選んだのはみなさんですよー!
バツ2で再婚するんですよ。そなんな場合「あいつは人を見る目が無い」とか言われたくないでしゅよねー。
なるほど、良い候補がいない。なるほど、じゃー誰がいいか都民で他薦したらどうですか?
東京都民の会?あっ、東京維新の会!?大江戸維新!?てぇーへんだー!!
政党に任せなくてもみなさんが応援したら通るんですよー!
「あの首都の人たちはろくに人も選べないのにオリンピックをやるんだってよー。Wow!!」
みたいなこと外国の人に言われないようにお願いしますよー!
客観的に今置かれてる状況見てくださいよ。

参院選より都民意が問われると僕は結構真面目にに思ってます。なので外野席から楽しみながら観戦します。ビール片手に。。。その一言が要らないよ。。。

笑点もお題は3つ。雑記はこのあたりでお開きにしよう。。。

火曜日, 7月 12, 2016

18 - 20th book on 2016(248 - 250)

誰かに教えたくなる 「社名」の由来 (講談社+α文庫) 
本間 之英  (編集)
講談社 (2007/3/21)

誰かに教えたくなる「社名」の由来 新進企業と老舗企業 (講談社+α文庫)
本間 之英  (編集)
講談社 (2008/3/19)

誰かに教えたくなる「社名」の由来 不況に強い企業精神 (講談社+α文庫)
本間 之英  (著)
講談社 (2009/3/18)

社名の由来3部作です。日常接する企業の大半の社名の由来が記されています。
へー、そうなんや!
的な読後感です。それは分かって買いました。学びたいことが「そうなんや!」の中にあると思ったからです。

僕は物事や現象など日常で人を笑わせたいというんもあって「フレージング」に割と神経を注ぎます。その延長で、実験結果やそれをまとめた論文にもキャッチーなモノを付けたいと想いを巡らせます。この際は世に残すモノなのである意味の遊び心と覚悟が共存します。
遊び心に説得力を持たすもの。それはギリシャ神話でホニャララとかラテン語で云々とか。コンセプトが無いと残らないのでは!?と思い至って出会ったのがこの本たち。

色んな経緯で名は生まれます。そんな所からからとか、思ってたのと違うとか。おおー、かっこええなーって言うのも。創業者の想いや名に込められた魂を垣間見れたのは興味深かった。

でも、最後に思ったこと。それは、今も会社がちゃんと機能して世に貢献しているという事実。奇をてらっても残るものは実績と信頼。
それを担保に興す遊び心だからこそヒットしたり残ったり。

策に溺れるな!!いいモノを残す際のバイプロダクト・副産物として閃く脳みそでありたいと思いました。

あーーー、あのちょけた次の論文のタイトル。。。
ちょっと考えなおそうかな、どうしようかな、うーーーーーーん。。。
って、まずその論文を先に書き上げろ!!
人間ってすぐに楽しい方へ。悶々とした現実へ。。。もう一杯今日は飲まして!!

月曜日, 7月 11, 2016

雑記2

昨日のEURO 2016の決勝を観た時の雑談たちと感じたこと

クリスティアーノ・ロナウド選手は話題に事欠かない人です。総じて好かんと思っている人が多いように。昨日の試合もグランド痛がるシーンを観て「また、役者やって」とか「スポンサーのためにテレビに映ってるんちゃう」とか。僕もオモシロ半分でコメントしてました。でも本当に怪我してしまって退場することになって、いささか同情。
本当に思ってもらえないこの空気感を当人は感じているのかな!?雲の上過ぎて市井の声は届かないのかな?


そんな感じでフランスびいきのテーブルに友人が連れてきたガチンコ・ポルトガルファン。
ガチンコすぎてちょっとみんなの空気が変わる。なぜだか僕の横に座った彼と僕を挟んだ反対側の気候の違いに笑いそうになってしまう。
自分も日本代表のときとかこんな空気になってんかな?
アウェイに飛び込んで空気を変えた彼はロナウドのような存在感だった。


アメリカの男女の代表と国内の男女リーグとそのマーケティングの話に。
この国は国内リーグと代表の重きが今住んでるポートランドに居る限りは差がない気がする。どれは男女問わず。
ウルグアイ代表で元セレッソ大阪でプレーしたフォルラン選手の記事を読んだ(フットボールチャンネルの竹澤哲さんの)。彼は日本のACL軽視を嘆いていた。僕もわかる気がする。国内リーグの熱によるレベル向上がないとどんなに海外組が生まれても日本は世界で通用しないと僕自身は思うから。プロ野球とJリーグ。サッカーと野球の日本代表。なんかアンバランスな気がする。
今回オリンピックに出れなかったなでしこジャパン。予選敗退後、大きな記事って見ない。でもそれは報道されて無いだけ。フランスのリヨンでプレーする熊谷選手はチャンピオンズリーグで優勝。延長戦後のPKでは最後のキッカーでまるでドイツワールドカップの時のよう。Player of the Matchに選ばれる程の活躍。しかもシーズンでフランス国内のタイトルなど3冠。岡崎選手みたいに報道されても良いはず。神戸からシアトルに移籍した川澄選手はデビュー戦でいきなり2得点。前にもプレーしていたチームとはいえすごいでしょ。でもニュースになったのかな?結局なでしこを成長させる気が無いマスコミなんて思ってしまいます。一過性の熱は日本人の個性かもしれないけど、それって治した方がいいと思うねんけど。。。

日曜日, 7月 10, 2016

雑記1

1としたのはこの後に可能な限り感じてることを書き綴れたらと思う意思表示と、まず書き始めないと進まないから。

選挙終わりました。

改憲2/3が改憲勢力がとかそれが不安だとか云々。
いやいや、最後は国民投票やねんでって忘れてない?
例え発議が行われても守るものは守る会みたいなのって聞いたことが無い。勉強不足でもしあったら教えてください。

発議さえなければ変わることはないから投票先が。。。それこそ丸投げちやうの?
やる方もアホじゃないねんから、やみくもに発議すると思うのかなー?
普通に考えようやー。まじで!!準備と行動の両輪。必要十分条件とか習ったやん。

イギリスの決断だって国民投票やん。もちろん本当に改憲したくないからその候補に投票はいいと思う。でも、それが2/3になったから改憲怖い!?それは違うよ。最後は隣近所クラスメイト、歩いてる人一人一人を説得したらええねんで。自分たちの行為がもっと直接的に反映されるねんで?

なんかこの国民投票を意識せずにワイワイ言ってるような空気がどうにも好きじゃなかったです。

でも、僕は今回の結果、注目していた2つの事が思っているように進んでよかったです。
本当のサイレンスな民意が行動したと思ってます。日本国やっぱり愛すべき国です。

これから!この選挙から!フォローしたい人たちをどう応援できるか考えます。飲みながら。それは譲れない!?

日曜日, 6月 26, 2016

チャンピオン

往年のアリスの歌ではありません。。。

今copa americaの決勝が終わってこれを書いてます。まさか最後まで観るとは。
考えていた予定がすべて狂いました。でも、それを受け入れれるほどのgood game

アルゼンチンの落胆とチリの歓喜はとても対照的でした。
言葉は悪いですが、王国と伏兵の戦い。
王国も準備をしていたけど力を付けてきた伏兵。それは前回のW杯でのチリの活躍から十二分に見て取れます。

2つの事を感じたので記したです。

1つ目。
盤石の体制などもう存在しない。”しない”は言い過ぎで”する確率が低い”が正確かな。
BREXITを含め。色々と一筋縄ではなくなり。内向きに向かう傾向。それは下剋上への空気感かも。政治や経済でなく、スポーツから機運がうまれ各人がそんな意識を持つのは悪くないと僕は思います。そこからグローバルにさらされて無責任でない世の中との接点を探る作業は建設的だと思う。チリの勝利は最高の風穴です。並行で行われているEUROにも括目です。

2つ目。
勝利の味。
チリの選手たちは勝つ意味を感じました。勝つ快感を知りました。今後、勝った責任を感じるのでしょう。
大なり小なり勝つことと負けることを学ぶことはとても大事な気がしました。
大なり小なり、過去に経験した部活で優勝・準優勝・初戦敗退など経験してきました。それぞれでしか感じれない快感と屈辱があります。責任と反骨心もそう。
でも、勝者の快感は一握りしか味わえない。でもそれはとても意義のある事。勝ったからこそ敗者を思いやれる。
小さな大会や競争を抱えることが出来る環境はとても大事に想ったのでした。

最高のcopa amrerica決勝でした。おめでとうチリ!よく頑張ったアルゼンチン。メッシ、この負の遺産があるからあなたは永遠にスターな気がします。

あの人は今!?

タイトルから行くと昔に一世を風靡した人や芸人で言う一発屋。
今回はそんな感じだけどそうで無いのを少し。

酸性雨
高校の社会の教科書にそれによって枯れた森林とか、雨の降り始めが酸性度が高いとか。
無くなったら無くなったで言うのも筋だし、今も継続中なら今も議論しないと。。。

オゾン層
フロンガスによって破壊され紫外線が。スプレーとか規制の対象に。地球を両手で抱えたようなマークが流行った記憶が。
拡大が止まったなら止まったで言うのが筋やし、今も継続中なら議論しないと。。。

大阪の迷惑駐車
迷惑駐車は大阪ローカルのなんとも面白いCMがあったから妙に印象が。いまってどうなんやろ!?僕は車に乗らへんし大阪に居ないし。。。

狂牛病
これによって牛丼が豚丼に。豚丼おいしかったけどなー。いまってその辺どうなってんねや!?

みたいな。きっと今も当事者や関係者は向き合い戦っていると思う。
ではなぜその時に話題になって、この世の危機のような報道がされたのか?それがお金になったから?本当に危険だと思った?
後者なら、そうではありませんでしたって言うのが大人の振る舞いでしょう。出来ない大人から影響を受けた子供たち。子供たちは。。。異邦人!?

水面下でずーっと議論になるサッカー日本代表の決定力不足とは気色が違う。
なんか昨日ふとオゾン層と酸性雨がはっと”飲んでない時に”浮かんだのでここに記しましたー。


水曜日, 6月 15, 2016

これはしていい ノットイコール これはしたら駄目

チャラーーー。。。
タッチアウト?
ええーー、嘘でしょ!!

チャラーーー。。。
そこに居たらアウト?
ええーー、嘘でしょ!!

日本のプロ野球で話題沸騰コリジョンルール。
判断も判定も微妙なかんじで。
理由はその都度その都度状況が異なるし判断基準もバッチっとクリアでない。

なんかこれ自衛隊が抱えるポジティブリスト的行動(可能なことをリストアップする方式)に似てる気がするんです。局面局面の一瞬で「これやってよかったよね!?だよね!?GO!」ってそんな余裕ないと思う。
バックホームの返球の軌道とランナーを見て「走路塞いでないよね!?ラインまたいでないよね!?コリジョンセーフよね!?きたーー!!」ってかわいそうじゃないですか?

事後に「君それは規則違反だよ法律XO%^#に書いてあるの知らなかったの?」
クロスプレーの後に「コリジョンルール適応のためセーフとします」
ええーー、嘘でしょ!!

世界の軍隊はネガティブリスト(やってはいけないことをリス トアップする方式)。非戦闘員を攻撃してはいけないといったもの。野球で言うなら「危険なタッチアップはしてはいけない」。以前に元阪神のマートン選手のタッチアップで大きく物議を呼びました。
でも、やっぱりこれって見た目で「それはアカンやろ」って思うし。走ってくる側にプロとしての立ち居振る舞いを求めるわけで。もっと選手の側に立ってる気が。もちろんキャッチャーはとんでもない危険を受けるし、実際僕はキャッチャーの経験なんてないし当事者の意見を反映させないといけない。

ルールで何を縛るのかってとても重要に感じたのでした。プロ野球も自衛隊もネガティブリスト方式であってほしいです。

「ビールはいいけど日本酒は」より「アルコールはだめ」。。。
それに関してはポジティブリストで。。。

月曜日, 6月 13, 2016

strength = すとれんぐす

漫画・アニメは世界に出せるコンテンツ!耳にします。確かにその質や量は実際にそうだと思う。

だからこそ。やねー。

世界からの返りを聞ける準備ある??

僕はオタク的な向き熱中型なので、時にゴリゴリにサーチして観たい動画を必死に探します。
そんなスキルから結構簡単に昔の思い出のアニメをさがせたり”も”します。

絶対無敵ライジンオーというアニメがあります。家に帰りテレビをつけるとこれが流れていたんです。嫌なので僕がどの時期に観たのか真剣に調べていません。
なぜなら思い出深いから。高校生だったような、浪人生だったような、大学1・2回生だったような。
金曜日の夕方やったんちゃう!?ぐらい曖昧。

偉大なYouあなたtube筒は記憶と思い出を繋げます。観ると思い出が。。。

走馬灯のように甦ります!!


本題はここからね。
その動画のコメント欄。多種多様な言語が飛び散ってます。
ポジティブ、ネガティブさえも分からない。
英語は拾えるから読み込むと日本のそれと同じです。

日本のアニメを評価する言語は?
日本語。
言ったyouはウンコだね!

日本人!!自分の作品に自信があるなら、それを批評するコメントを聞く能力はどうするか??グローバルが嫌なら鎖国じゃのー。

このコメント。談志師匠や龍太郎師匠に投げてどんなコメントが来るか聞きたい。
あー、ここはアメリカ英語でね。おっと、アメリカ村なら勝手が違う。。。



17th book on 2016(247)

プロ野球 コンバート論 単行本(ソフトカバー)
赤坂 英一 (著)
PHP研究所 (2013/5/11)

読中・読後と浮かぶフレーズが浮かぶ時がある。この本に関して言うなら

人間数珠つなぎ
類は友を呼ぶ

この2つだとちょっと面白おかしくというか軽い感じになってしまうけど、どれだけ自分決めた道を走り出すための環境が理解者や経験者によって形成されていくかを思うと腑に落ちると思います。

コンバート。ポジションの移動。野球なら。社会なら転職!?

試合に出れる9人、一軍に入れる人数。それを勝ち取るための手段。僕が口にする言葉で表現すると「生きる術」。そこに漏れるという事は残念ではなく失業という代償がある。だからこそ悩み苦しみ腹をくくり挑む。決断が成功を保証しないというのも大事な点。でも決断しなかっても先は見えているというのも。。。

ここに綴られるのは成功例ではあるけど、その成功を支えた中に見える上にあげた2つのキーワードがあると。それを彩るというか落とし込むために

観てる人は見てるし評価してくれる人は評価してくれる。
話を聞ける人と聞けない人。
行動に起こせる人と起こせない人。

個々のベースとなる人間性とタイミングや運が絡み合う。
なんかね、色々考えさせられるし分からなくなります。でも一つ言えることは、野球が好きでそれに汗を大いにかけるほど真剣であるという事は揺るがないと思います。

帰国時に観に行ったオリックスの試合。現在そこに関わる方々の名が。ここに出てこない名で思う選手も。
何か一つをおもいっきり好きになってみませんか?オタクやマニアやキ〇〇イとか言われるまで。そうしたら此れはあれとか比較対照ができて世界が広がると思う。

さー!酒の世界へ!要は全部エタノールですわ。。。なんじゃそら!!

P.S. 筆者の赤坂さんの文章は前に読んだ2番打者論でもそうだったんですけど、人間関係のケミストリーと本当に上手にあぶりだして引き込みます。完全なる触媒です。今回もやられました。。。

金曜日, 6月 10, 2016

16th book on 2016(246)

ユリイカ 2015年6月号 特集=桂 米朝
月亭可朝 (著), 上岡龍太郎 (著), 桂ざこば (著), 桂米團治 (著) 他多数
青土社 (2015/5/27)

ここ最近、話題に関して事欠かない笑点。色々と調べたり過去の映像を観たりする中で東の噺家さんの事をかなり知る過程でふと西の噺家さんもまだ知ってるようで知らないなと。

そんな時に点が線になるというのか、どういう検索の過程で買ったかまったく覚えていないけど積読になっているこの本の存在を思い出し貪るように読みました。

”桂米朝”という名前。人間国宝。すごい噺家さん。という誰もが知ってる情報の上に枝雀師匠やざこば師匠の師匠でありそれにまつわる小話。つまり人としての米朝師匠が主で、落語に関する情報が完全に抜けてました。

結論から言えば、知らなかったからこそその凄さと偉大さを十二分に感じることができました。
落語の奥に広がる博学さや人間としての立ち居振る舞いなど。稀有な人。憧れてしまいました。

あと、噺家さんという職業の深さというか味というか。人の話をするがゆえ人と人との繋がり滲み出るのかなと。誰が弟子になるのか、どの師匠に付くのかなど。偶然の出会いにも実は知らないところや無意識のうちにしっかり伏線が脹られて回収のその時しか僕たちは目に止めれないんでしょうね。時は流れていきますし。上方落語の命を繋ぎ止めた米朝師匠。そんな図書館のような師匠だから色取り取りのお弟子さんが出られたんだと。そしてその才の芽を摘むことなく育てれたという懐。憧れてしまいましたよ。

化学反応を起こすための濃さ、許容度と耐久性。日本に甚大なる被害を与えた原子爆弾のメカニクスのように。そしてその戦争によって空前のともし火となった上方落語を同じようなシステムを自己の中に内蔵した師匠の登場で復興する。嘘のような小話のような話。時代を生きるとはこういうことなのかもしれませんね。

僕も一席ちゃんと覚えてみようかな。その時の師匠は?時代の流れで昇太師匠?円楽師匠?って東に行くのかい!!

水曜日, 5月 25, 2016

15th book on 2016(245)

「壁」を越えていく力 単行本(ソフトカバー)
藤井 誠二 (著)
講談社 (2013/3/29)

前回書いた若手芸人の本と同じような感じですが、中身に関していえばもっと深みがあるように思います。
芸人だけと言う枠ではなく多種多様な職業を扱っているのと、世代が1つ2つ違うことで過ごした時代の空気感が異なるのも大きな要素だと言う事。

ぶつかった壁。乗り越えた壁。同じものだけどぶつかった感情と乗り越えた感情は別。
壁には社会の歪や空気などが横たわり、乗り越えた壁には語り部の胸の内・生き様・生死感・人生観が反映される。

乗り越えた壁の先に居る語り部は順風満帆といえば、そうではなく新しい壁と向き合っているように感じ取れる。つまりは常にチャレンジャーであり続けている。

そのモチベーションを探る幼少期・多感期・駆け出し期の葛藤や挫折といったもの。そして悲痛としか言えないような体験など。

そんな時期に何かないと何も起こせないのか?モチベーション高く向き合っていかないと駄目なのか?
僕の結論は違う!要は自分の感情や感覚と目の前に起きる理不尽ややるせなさにちゃんと顔つき合わせて臨めるか。
なんだかんだで逃げるたり無視したり上手くやり過ごしてる人がマジョリティーなんだと。

ネットの炎上に見られるような他者批判でなく自己批判・自己分析・自己反省にもっとそのパワーのベクトルを向けるべきだと思う。それから外へ向かうべきでしょう。

壁は乗り越える人の前にしか現れない。ただし、酔っぱらってない人に限り。。。

残念!!!!

金曜日, 5月 13, 2016

ツラツラ。。。ラララr。。。!!

異国の定義とはなんぞや。
アクティブな活動地である米の国に戻って約一か月。本国のコメの国ジパングの体感から帰ってくるフィードバック。
時差ボケとの苦悩、楽しさからの落差、自己嫌悪、僕の街への回帰
などなど
あーーーー、なんともなんとも三都主アレサンドロ。

この街に馴染んでいたんですよ。
街でなく空間に。状況に。詳細に。

旅は異空間を感じることが出来るツールである。
それはコツコツ、米の国の中でやってたんですけど米櫃から放たれたら何んとも無残に感化されます。

我は海の子、白波の。薩摩白波が。。。
オールナイトニッポンが始まります。

現れた山並みを乗り越えるため脳みそを使えたらと思います。
使えたら!?
使ってるつもりでいたら事故なので。
積もり積もって、知ってるつもり。積もり積もって。

駄目、ダメダメ!
メダカの子どもは池の。。。

紳竜の研究のDVDの序章的動画でカウス師匠が言った
「世の中に出るには革命を起こさないとダメなんですよねー。」

それで思い出したけど、あなたとこの奥さん元気?

ありがとうございます。そうなんですよ。そうなんです。

起こし方。

ねーー。だから今日も飲むのです。久々につらつら書いたなんでやねん。で!?候。。。

ごじゃる!!

月曜日, 5月 02, 2016

14th book on 2016(244)

逆襲する山里亮太 これからのお笑いをリードする7人の男たち 単行本(ソフトカバー)
ラリー遠田 (著)
双葉社 (2015/7/22)

ここで紹介される芸人さんたちの括り。僕と同世代芸人さんたちです。

芸人になるには師匠の下につく時代から、ダウンタウンさんたちから始まった養成所を出で芸人になる。そしてこの制度が完全に定着しバブルとかを経て「豊かな日本」になってから芸人を目指す世代。
テレビがとてつもない力があった時代からネットと移行している時代に芸人を目指す世代。
終身雇用から成果主義や派遣。価値観が多様になった時代に芸人を目指す世代。
上が詰まってる中で勝ち抜くため生き残るため。7人7様の個性と戦略。

へー芸人さんは大変だと感じたらそれは安直すぎる。きっと芸人さんだけでなく何処の世界でも僕と同じ世代は現在同じような苦戦を強いられているのではと。つまり、僕らの通るべき探るべき道なのだとして当事者性を持って読むべきと感じた。

でも、きっと上の世代には上の世代なりの苦戦があったと思う。もちろん景気の良し悪しはいろんな面で影を落としてくる。けど、どんな時代でも金持ちと貧乏はいる。現代は比較的貧乏な過程でもご子息は大学に進む。昔の金持ちでも大学進学なんて今ほどではなかったはず。

そんなことを考え出すと売れるにはここに紹介される7人が実践しているような作戦をまがいなりにも自分自身あった形で見出さないと成功はしなのだろう。芸人さん的に言う売れることを目標にするなら。売れるには売れる理由があるし、売れるのは簡単でない。すぐに売れたとしてもかならず油断すると足元をすくわれる。何がそれを導くのが知るため考えるため存在するこの本。

芸人ウォッチャーの僕は本に書かれてるいくつかのエピソードについてより深く知ってたりするのでとてもおもしろかった。やっぱり芸人さんには憧れます。そしてその仕事がいかに大変で、みなさんがどんな苦労や努力を重ねているかを知っているからこそ特に。

僕もはやく方程式見つけ出さないと!飲んでばかりいたら駄目だ!
が、これが僕の個性だから。。。あー、無理数のようだ。。。

13th book on 2016(243)

あの日 単行本 
小保方 晴子 (著)
講談社 (2016/1/29)

読むか読むまいか迷いましたが、いち研究者として読んでおかないといけないのではと思い手にしました。

ここに書かれていることが100%事実だとか嘘が混ざっているとかは正直分かりません。でも、ここから覗けるある種の事実は感じれた気がします。たかじんさんに関わる「殉愛」を読んだ時のように。

正直って素人さん(マスメディアの方も含め)には今回の一件を理解するにはある程度の科学の勉強や研究の世界のルール勉強をしてももらわないといけない部分がある。僕の常識お前の非常識がやっぱりありますから。僕でさえこの本のおかげでstem cellやiPS cellに関わる初期化のことを深く理解できたと思っているぐらいなので。それを踏まえて、科学的な問題と人として科学者として組織としてあるべき倫理や道理の問題が完全にごちゃ混ぜになって正しい形で批評・報道されてなかった、いやすることが出来なかったんだと。

僕でも感じる筆者自身の非の部分(稚拙さ杜撰さ)と負の部分(不運さ不憫さ)が正の部分(発見した事実)を覆い隠してしまったのも色々と正しく伝わらなかった原因かと。

「間違っている」とか「出来なかった」って言葉尻をとればゼロサムに聞こえるけど、絶対に段階と到達度があるわけで。その設定に届かなかった場合の表現としての「間違っている」とか「出来なかった」しか表で取り上げてもらえなかった。なぜなら上にも書いた非の部分・負の部分が強く出てしまっているから。なぜならその前に書いた要点がごちゃごちゃになったから。

マクロ的であることミクロ的であること。具体的と相対的。分けるもの一緒にするもの。当事者でも的確に判断しかねることがあるのににそれ伝えるとなると、ねぇー。
もっとよい方法論があったと思う。敢えて言うと、ここまでありえないが重なるなんてコントのように見えて仕方が無い。この本を読む限り。世間の熱もあったでしょうけど。

ここの記録上200冊目にあたる「捏造の科学者 STAP細胞事件」の感想をもう一度読み直したけど、結構同じような記述をしてました。その筆者の須田桃子さんはこの「あの日」の中でも出てきます。
伝えられた側と伝える側の立場がくっきり出ています。関わった人の言葉が加わればもう少しハッキリするのでしょうけど。この2冊の本からみえてくるキーポイントは僕にはクリアになりました。

上記を踏まえて発見には謙虚であり臆病さと大胆さと慎重さの狭間で悩める研究者でありたいと思いました。そう考えると酒はやっぱりカオスを起こすな。。。

日曜日, 4月 24, 2016

12th book on 2016(242)

脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体 (幻冬舎新書) 新書
中野 信子  (著)
幻冬舎 (2014/1/30)

人生の喜びとは?人それぞれ思い出す感動体験があるでしょう。
日常の喜びとは?人それぞれ思い出す感動体験があるでしょう。
感動体験と言うと大層ですが、それは楽しい時間であり気持ちいい時間。
3大欲求の食・寝る・エロ(性)なんてそれのツンツン先端でしょう。
でもそれに属さない人との出会いや褒められたと言った多幸感こそもっと気持ちいいです。

なぜそれが気持ちいいのか?
これを読むと身も蓋もないような脳内物質かよ!って。
でもね、外誘発的か内誘発的かでこの何とも素敵な物質との向き合い方は変わると思う。

薬物の事件が最近話題になりました。必ずそこでお笑い芸人がその使用者として挙げられます。
そして必ずそんなことはあり得ないという風になります。
はい、お笑いの人たちは僕もないと思います。人を笑わせるというのはそんなアホを使わなくても十分気持ちよくさせてくれるモノだと素人の僕でさえ感じた事があるから。
パペポテレビで上岡龍太郎師匠が、笑いの波の話をよくされてました。あんな快感を知ったらやめれない。

僕も今のサイエンスにハマるきっかけは深夜に起きた成功体験の感動とドキドキ。あれを越えるのは中々まだないです。でもあれを超える時が来ると。そんな中毒で仕事してます。反動で鬱っぽくなりますよ。知ってる鬱は向き合えますしね。

その原動力を掻き立てる根本がこの本の話。あーーー、脳みそよ。僕はいつあなたを自在にコントロールできる鍵を手に入れることができるのか。。。

だから今日もビールを飲み、何とかドーパちゃんとセロトちゃんと戯れる。。。これ事故!?

11th book on 2016(241)

日本野球25人 私のベストゲーム (文春文庫PLUS)
スポーツグラフィック ナンバー (編集)
文藝春秋 (2008/8/5)

この本を手に取るきっかけはたまたま見つけたイチローさんに関する番組。高校3年生の夏の甲子園予選の話。それがこの本に収められているという。その試合は本の中のイチローさんの言葉を借りれば「だって、あそこで僕の野球、終わっていたかもしれないんですかあね。」という試合。人のターニングポイントを手元に置くことで自分のターニングポイントも忘れず意識できるかも。なんて想いで手にと取ろうと。

25人25様のベストゲーム。そのベストゲームたる所以も25様。必ずしも勝利や歓喜が取り巻く空間ではないという事。知ってるゲームの裏側。知らないゲームとの出会い。なにか卒業式に起きるような想いでの走馬灯があり、選手・監督の生きざまが滲み出るチョイスでなぜかニヤニヤしてしまう。

今の野球も好きだし、今居るところのベースボールも好きです。でも、なんだろう、あの小中学生の時のあの”プロ野球”のいい意味の雑多さ。そこを生き抜いた・(言葉は悪いけど)踏み台としたスターの視点はサムライやなって。今の世代は今の選手にサムライを感じるのかな。でも、少し無茶苦茶が許されて融通が利いてふざけてる面もあったけど、今以上にガチンコだった時代の空気。

歳を重ねそんなええおさんになりたいと切に思いました。野球選手・アスリートはかっこいい!!

外野席の野次るおっさの如くビールと共に。野球最高!

日曜日, 4月 17, 2016

10th book on 2016(240)

野生めぐり: 列島神話の源流に触れる12の旅 単行本
石倉 敏明 (著), 田附 勝
淡交社 (2015/10/27)

読み終えてすぐに感想を書いていたらきっと、いや間違いなく違った色合いの文章になったと思う。
熊本での地震が今も現在進行形で進んでいるからに他ならない。

この本も東日本大震災が契機となって書かれた。
日本列島には長い歴史とともに存在し、自分が知らない想いもつかないほどの昔の先人が残した神話的な話がある。伝統はまだ思考の及ぶ感じである種の変化も受け入れそうに僕には映る。でも神話はそれらとは一線を画したもの。面白いのはそれをつなぐ神社はなぜが伝統的に近い存在になるように感じる。とすると、やっぱり物語性が必要なのだと。なんかその辺がハッとしてこの本の面白さがとても入ってきた。

この本に出てくる神話には山・海にクジラやオオカミといった動物たち。自然災害の元凶である反面で我々に恵みを与える母なる存在。今となれば文明や科学技術よってある種、対等むしろ制圧可能になった動物たち。彼らも脅威であり大事な食料源だった。
本の中に出てくる「殺めたシカを食べなければ、それはただの殺生だ」などまさしくではなかろうか。
神々しさと身体性とは昔はもっともっと近かったのかもと思う。そしてそれらの表現方法が祭り。その表現性にアート性の起源があるのではと。おもしろい!

7つ目の旅に出てくる鹿島灘の項。鹿島神宮・香取神宮の要石。この石を置き地中に潜む地を揺らす神あるいはナマズを沈めたと言う。
学問的に中央構造線という九州に始まり北関東で右へ曲がって終わる日本の骨格の一つ。その上にまさしく存在する伊勢神宮、諏訪大社、鹿島神宮。(この本の4項は諏訪大社。)
今回の地震とこの情報とこの本がリンクした時にした身震い。やはりこの日本国は昔から地震があり、人々は畏れ、そして祀ることで消化させてきたのだと。

強い震度があんなに立て続けに起こるような今回のタイプの地震は今まで聞いたことが無いのでビックリしている。反面、東日本大震災の津波による付加的な被害の存在と原発事故と言う人災的な部分を改めて感じざるを得なかったのでした。被災地の復興をただただ願い、日本のどこにいてもそのリスク必ず追わなければならない事実に向き合い、献杯します。

土曜日, 4月 09, 2016

9th book on 2016(239)

野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎 単行本 – 2014/7/18
ダグラス・ケンリック (著), 山形浩生 (翻訳), 森本正史 (翻訳)
白揚社 (2014/7/18)

刺激的なタイトルですが、人間の本心が垣間見れるのはそういった状況なのでしょう。
この本を読むといかに自分たちの判断や行動が色んなものによって歪められるんだなと感心します。でも多くの人は散々いままでそうだったのにも関わらず「いや、自分に限ってそれはない」なんて思うのかなって笑えてしまいます。

日々五感を通じて入ってくる情報は脳でキャッチされています。意識的に処理している意外に膨大な音や光・匂いと言った類が身体に吸収されている。僕たちは何とも便利なノイズキャンせリングを持っていると思いきや、何気なく感じたもの記憶にも残っていないものが脳が出す次の指令に影響を与えている。
これらと共に本能的に備わったもの時に指令に関与する。「無性に」とか「気付いたら」なんてそれを表現する言葉でしょうね。

何兆個もの細胞から成る身体。心は何処にあるのか?脳と心は?なんて昔から議論されているけど上で述べた事も踏まえて「気分屋」なんてあるように環境に無意識に適応してその都度「自己」が形成されている。そしてその「自己」にある程度「傾向」があるから性格というそれらしいモノに収められる。なんて考えると案外気が楽になるのかもしれませんね。

自己中なんですよなんだかんだで。意図的自己中ではなく無意識自己中。それを確かめるための実験と考察のかたまりがこの本。本の中から出てきた言葉使えば「知的ポルノ」です。

この本が僕のこれから起きる行動にどのような影響を与えるのか楽しみですなー。少なくとも「あー、飲みたいと思う日々の気持ち」には一切影響は無さそうですが。。。

金曜日, 3月 04, 2016

8th book on 2016(238)

フーゾク資本論 なぜセックスは「巨万の富」を生むのか? (文庫ぎんが堂) 文庫
岩永文夫 (著)
イースト・プレス (2015/3/8)

睡眠欲・食欲と並ぶ欲求の一つ。性欲。
子孫を残すためには必要なのでリーズナブルと言えばそうである。が、お金が絡むと何ともイカガワシイものになる。法律も絡んでくる。闇社会も。
その歴史は江戸時代よりも古い。公娼制度って言葉も聞いたことがあるであろう。

要は十二分考察に値するほど紆余曲折を経て現在に至っていること。
良いとか悪いでなく、今もそれで儲けている人がいて、そこに行く人がいて、そこで働く人がいるという事。排除とか無くせとか言う人に限って、変遷や対案を持ってなかったりするとおもう。ここで言う対案とは、風俗産業で働いている人(経営者ではなくお客と向かい合う人)がここで働かざるをない場合の救済。借金なのか趣味なのか。儲けられるという現実もあるから働く人が途絶えないのが事実でしょう。高くても通うお客がいるのも事実。

卵が先か鶏が先か。待機児童とかの問題と同様に結構真剣に向き合わないといけないほど色んな要素が絡み合っているのが現実でしょう。それを「資本論」とした筆者。

本の構成も、変遷・お客・女の子・経営者・場所と言うように各論でまとめられているので、読み手も現実に向き合える気がします。

生身の人間というこの稼業を議論すると同時にAVなどのコンテンツも同時に議論すべきでしょう。
特に今のデジタルの世界。まぁ、電子書籍って一度デジタル化することで複製が無限に可能になると思うんです(だからこそプロテクションと言うシステムで各企業は制限をかけるわけです)。
CDならディスクが、本なら紙が要るんです。でもデジタルになると容量という買う側が負担すべきスペースになる。
通常1000円で売っているXというAVが期間限定割引で200円に。これがDVDなりのモノである場合は原価がかかります。それがデジタルになればどうでしょう。原価はダウンロードするこちら側の負担になるんです。本やDVDに比べて劣化も少ないでしょう(まぁ、ソフトウェアの問題はありますが)。
200円だとアクセスできる数が上がって収益は減るけど、1000円でも好きな人は買う。そして数は無限に複製できる。原価ってちょっと掴みにくいでしょう。そう生身よりもボッタくりの意味合いが立ち悪いんですよ。で、性的体験は生身よりpoorになる。なぜなら思いのままに近い体験だから。

いやー、深いんですよ。この資本論と言う言葉は。
えっ、よく知ってるって!?人生何もかも勉強です。3大欲求の一つですから。。。

水曜日, 3月 02, 2016

7th book on 2016(237)

サルトル―「人間」の思想の可能性 (岩波新書 新赤版 (948)) 新書
海老坂 武  (著)
岩波書店 (2005/5/20)

サルトルとに興味を抱いたのはひょんなきっかけでした。買ったこの本も少し開いて積読に。そして、またあるきっかけによって読もうと。

哲学的な問い「存在」や「無」「自己」など。普段の日常で考えることなんて普通に暮らしている人野中にどれぐらいいるのだろう。ましてや解を求め悩み苦しむ人なんて。
でも、そんな壁が現れる時が突然あったりするのです。その際、人が培ったものが表に晒されるのかもしれません、慟哭したり打ちひしがれたり。そうならない事が良いわけでもないし、そうするのが普通でもないのだと思う。

戦争の中を生き、拷問も受け、ナチスや戦後の社会主義運動も身近だったサルトル。サルトルだけでなく、やはり哲学を語る人が生まれのには土壌があるのではと読みながら感じた。なぜなら戦争は根本的な問いが目の前に現れるような気がする。今の日本の安保法案を議論している人には到底「現実」としては現れていないと思う。そして「その現実」は実際にはとんでもない劇薬なのだろう。それに対して取り組むこと。哲学者と言うのはある意味で中毒症状を起こした人たちなのかもしれない。

知らなかったけどノーベル文学賞を拒否したサルトルの姿勢というのは、筆者があとがきに書いた「サルトルは、少年時代から死の直前まで、<人間>とは何かを問い続けていた人である」としての象徴なのかもしれない。問いにゴールはあるのか。

たくさんの問いに挑んだ証を僕たちは読むことが出来る、ただしそれは読者にとっての答えではないかもしれない。でもふと立ち止まって彼が向かい合った「存在」「無」「自己」などを考えてみるのも必要だと思う。なぜか僕は好きな方である。そしてたまに鬱になるのだ。だから今の職業は合っているのかもとも思う。それをスカッと気にしないためにも今日も酒を飲むのである。サルトルさんなら簡単に論破できるこのロジックに噛り付いて生きる僕は「嘔吐」する、飲みすぎて。。。

日曜日, 2月 28, 2016

6th book on 2016(236)

「ノニ」―医師である私の命を救ってくれた植物 単行本
橋爪 勝 (著)
ごま書房新社 (2012/09)

ノニと言う植物。知りませんでした。とても興味深いなと。
漢方薬が生薬の組み合わせであるように、昔オリーブオイルは薬のように飲まれてた歴史があったり、自然の恵みの植物の特性を知り上手に摂取すること。とても理に適っている。サプリメントとして。

注意を喚起したいのは、筆者は「サプリメント」とこの「ノニのジュース」を呼んでいます。それは僕たちが思い浮かべる錠剤のそれとは意味合いの違うものであることを頭に入れなければいけません。自然の果実から作られたものであり、工業製品でないということ。

レモンから摂るビタミンCと化学的に作られたアスコルビン酸としてのビタミンCを区別するように。その辺のことを言及してくれると筆者の意図はもっと浸透すると思いました。
この辺は消費者も勉強しないといけない理科の延長としてのライフサイエンスの知識であると。

薬との違いの説明はなるほどそうだなと改めて考える良い機会でした。病巣の究明と対処療法。チームバチスタ2の救命での話が思い出されました。
ネットなどでどんな薬か容易に調べられるご時世なので、面倒だけと小さいアクションで今何が自分の身体で何が起こっているのか薬から学べますね。

福島第一原発の事故の時、放射能の議論がたくさん当時なされましたが薬も同じだと思います。「ただちに影響がない」と言う言葉のように「すぐに効くとは限らない」「効果には個人差がある」など。
人はどうしてもゼロサムを求めてしまいます。でも調子のいい日と悪い日がいつも極端ではないように、常に変化と平衡を行き来しながら日常を過ごすのを無意識ながら受け入れ生きながら生活するように、薬・サプリメント(ここでの意味はノニや錠剤を含んだ広範なもとして)と付きあえたらいいですね。

ノニ。一回飲んでみようかな?なノニ、ビールを頼む僕。哀れなり。。。

木曜日, 2月 25, 2016

5th book on 2016(235)

高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか? (光文社新書)
大理 奈穂子 (著), 栗田 隆子 (著), 大野 左紀子 (著), 水月 昭道 (監修)
光文社 (2014/2/18)

読後感を書く筆がこんなに重いと感じたのは初めてです。
ここで描写されている現実。著者たちの体験談。これらは紛れも無い事実であり否定するつもりはありません。

僕としては「高学歴」「貧困」「女子」というキーワードから構成されるフォーマットを転換させることで問題への新しい光が差すと思うのです。

僕は海外での生活が結構な長いのでこちらでの高学歴女子たちを目にする機会が圧倒的に多いです。
今の現場は男女比半々。あるラボは6人に対して女性が4人。いつも全体的に女性が多い気がします。
この本で議論となる博士号取得者を高学歴と定義しても、この本での描かれているような虐げれ方は僕の感じる範囲では感じません。

学会などにでても女性は比較的多いと思います。僕の知っている生命科学の分野は。彼女たちが貧困かどうかの判断は難しいですが、この本での議論となる「高学歴女子の貧困」がしっくり来ない理由はそのへんにあります。

あとアメリカはヨーロッパでは学問を習得すること、そしてその行為に対して敬意や尊敬があるように感じます。大人になって学校に大学院に進む人もたくさん見ました。
博士号取得者への考え方は日本のそれとは正直全く違う気がします。ただ、彼ら彼女たちが貧困かどうかの判断は難しいです。

それは外国だからという結論を出す以上、この手の問題は一切解決しないでしょう。
なぜ日本にそういった土壌が無いのか。どっちの感覚がずれているのか。その辺を精査してどうすれば変われるのか。あるいは変われない現状を受け入れて日本独自の空気感を醸成するのか。
僕も真剣に向き合わないといけないと思います。なぜなら「僕のような性格の人間が日本で幸せになれるのか?」という個人的な新書(問い)を日本に戻る場合煮詰めないといけないからです。

子育てに対する環境も日本と欧米での違いが確実にこの本で書かれてる実情に与するでしょう。
日本という国への問題提起として僕はこの本の現状を受け入れたいです。
巷のポスドク問題や高学歴女子への議論に収めて読んでいくとなぜか腹が立ってくるので。。。
俗に言う駄目な結論なのかもしれませんが「自己責任論」や「現状を受け入れること」と言ったことを僕はある程度自己の信念として持っているからです。

安倍政権の掲げる国民総活躍社会(あまりこのフレージングは好きでないですが)を実現するなら、フレームワークやフォーマットとといった僕たち自身の価値観や信念との戦いが必要だと僕は思います。

3章の明治からの女性が教育を受ける環境の整備というか変化の歴史が僕にはとても興味深く読みました。当時の先人たちに負けないように変化を現代にもたらすエネルギーが生まれること願います。
男性の僕ですが髪の毛が長いせいで稀に女性に間違えられるのである意味の当事者として。。。

光る 雲を突き抜け fly away

ピンからキリまでという言葉や「本物の味」という表現がある。
XXXの最高峰とかXXXの頂点とかも。
要はその道の突き当たりは極みであると。

その極みを祭り上げる場合もあれば、そことは違う価値を見出す方法もある。
それを愚の骨頂と罵るのまた趣なのかもしれない。

どの場合も「その空気感」を知っているのかいないのかで、説得力や正当性や理由付けなどが揺らいでしまう。
かといって、それをいとも簡単に経験できるような身近なものでないからこそユニコーンのような謎めいた魅惑の存在となりうる。

果てさて向き合うのか無視するのか諦めるのか。個人差があって然りである。
僕はどちらかといえば興味があるけど、そこにこうべを垂れるより違ったモノを楽しみたいし性分です。

昨年末。雑誌Natureに投稿しているグループのお手伝いをさせていただく機会を得ました。
僕は「一本のNatureよりも10本の良い論文がいい」と思っています。それは今も変わりません。でも覗いてみたい場所ではありました。
ヒット10本とホームラン1本という例えが正確かは分からないけど打者のこだわりがそこにあるのと同じように。

退いたその場所は、なんとも質の高さを感じさせるものでした。
その質は研究論文の内容を具体的に指すわけではありません。STAP事件がその象徴であるように。
限られたページ数や文字数の中で表現するということ。図やその色合いの綺麗さや美しさ。これらにガツンとやられました。

この地を常に意識しているということは、これらの作業が当たり前であるということ。頂が頂きたる所以は普通の設定が普通でないんだなと。
僕は図や色合いなどは気を配っていたほうですが、完全に考えを改めても良いのではと。定期的に目を通して基準の底上げが必要だと。目を慣らし肥やすべきだと。

経験できるならやはりその眺望は見ておくべきです。幸いにも高い授業料を払うでもなく、偶然という幸運で体感できたこの出来事。

ご馳走様でした。美食倶楽部おそるべし。。。あれ?やまおかー!?修行がたらん!!

火曜日, 2月 02, 2016

反射してきたシグナルを捉えてみた。

仕事場のまえにある横断歩道。信号が無く右左を見ながら車の運転手と阿吽の呼吸で渡る歩行者。

目と音を使えば当たり前だけど、距離感を感じながらゆっくり渡ったり速足で渡ったり。
そこには運転手の視界に入る歩行者がそこに居るからと言うのもある。

敢えてまた使うが阿吽の呼吸である。

あっ、歩行者いる。 = あっ、車が来る。
歩行者優先ブレーキ掛けます。 = 距離あるし目合ってる渡る準備 。
止まる車 = 歩く歩行者

そこで会釈だったり手をすっとあげたり、少し速足で後ろに車がつまらないように歩く。
いい意味での社会のマナーであり世間との繋がり。


面白い小話を。
車との距離に余裕がありいつもならゆっくり渡るはずが、時間的に急がないといけなくてその距離感を無視してダッシュ気味で渡った時の出来事。
渡る前に車を見た僕。車を認識した僕。僕を認識した運転手。お互いに十分な距離感。
そこで僕がダッシュ。
車もダッシュ!ではなく、ブレーキが強めにかかったんです。距離があるのに。
この感じよくよく考えたら前にもあったんです。でもふと頭が回らなかった。

人は強く反応すれば強く返す癖がある!?
逆にマイルドにいくとマイルドに反応する!?
それは準備と反した時は特に。
あーーー、そうかも!って。
おもしろい!

反射と言う生理的なリアクションが備わっている人体だからこそ、それは日常にも反映されるのかなって。
といっても、普通に物理的な反射の関係ってこれと同じと言えば同じなんよねー、理想的な状況では。

そんなことから、炎上とかもこんな感じのルールで回避できるのかななーんて。
恒常性。動的平行。
生きる速度。考えてみませんか?

飲む速度。考えます。。。

土曜日, 1月 30, 2016

4th book on 2016(234)

現代思想 2015年12月号 特集=人工知能 -ポスト・シンギュラリティ-
新井紀子 (著), 小島寛之 (著), 石黒浩 (著), 茂木健一郎 (著), 竹内薫 (著), 西垣通 (著), 池上高志 (著), & 6 その他
青土社 (2015/11/27)

久方ぶりのこの手のムック系の本を読みました。いやー、脳みそが鍛えられますね。
その脳みそがらみの人工知能に関するお話。

感じた事は研究者がまず本質的な知能・意識・思考・賢さ・理解について研究していいるということ。つまり、それをベースに生きている人間自体がその本質的な解に辿りつけていない。
ここでの理解と言うのは物理や数学的にアウトプットとして再現できるいうレベルです。

どうしても人工知能(A.I.)の話となると、機械がロボットが人間の仕事を奪ってゆく未来の担い手。あるいは便利さの象徴として語られるのかもしれません。

そもそもそれを担うにあたり日常での僕らの作業の根本を理解できていないのに恐れるのは本末転倒に思えます。ただ、その探究の過程でパンドラの箱を開けてしまうかもしれない。決定的なアルゴリズム。これがサイエンスがもつ爆弾ではあります。原子の持つ謎を純粋に探究しプルトニュウムの力を知った人間が純科学の手を離れていったのは周知のことであるように。

これを読んで思ったのは、人間がいかにダイナミックに情報を処理していること。日々がたくさんのノイズと無意識の構成であること。それを最適化して記憶や経験と紐づけて生きている事。そして、たくさんの人工知能がもう日常生活の一部に当たり前に入っている事。こういった人間側の事情を知らない機械そして怖れを知らない機械だからこそ、ビックデータの処理やその人工知能をもっと有益に使う方法論が存在するはずと言う事実。
「人工知能と友達になるための教育」という項があります。これが答えなのではないでしょうか。

東大合格を目指す「東ロボくん」はキン肉マンのウォーズマンには到底及ばないシステムなんだろうけど、それを達成できてもウォーズマンがキン肉マンで見られたように設定を超えた処理能力では機能不全になるかもしれない。その設定が人生と言うなんとも大きな意味を持っている人間の深さを考えさせられました。死と言う問いは人工知能には不問なのかもしれないですね。

連載も面白いモノばかりで定期購読したいのですが、これを設定にしても一か月内に処理できる自信が無いアルコール勘ピューターには。。。
とりあえずガスヲ・ホキュウ・シマス!

木曜日, 1月 28, 2016

3rd book on 2016(233)

置かれた場所で咲きなさい 
渡辺 和子  (著)
幻冬舎 (2012/4/25)

お借りした本です。今年の始めに読んだ日野原さんの本が「死」に対して書かれたもの。そしてこの本はその対となる「生きる」に関して綴られたエッセイ集とでも言うのでしょうか。

ここで語られることは「そうだよねー」と言うことばかりなのです。でもそれを実践することの難しさと人間の持つ忘れっぽさを思い知らされます。
自分自身も意識していることやそういう風になりたい振舞いたい事のオンパレードでした。
「あー、忘れてた」と言うのもある反面、以外に今も意識できているのとかも結構あったのでよい復習というか新たな気持ちで意識付けできました。

日野原さんの本を読んだ後と言うこともあってか、ちょっと自己啓発本的というか要旨集っぽく感じてしまったのが僕の脳みその反応でした。あと読んだ本が第67刷と言うのに驚愕でした。。。

筆者は修道者であるのでキリストの教えや言葉に基づいたものが多いのです。そして、なんとも驚きがありました。れらの意味する本質と言うべきものはなんとも仏教にもみられるものに被るなーと。

週末に教会に足を運んだり、法事等でお坊さんの話を聞くと言うことは僕が今回したような継続的な意識の植え付けなのかもしれませんね。やっぱり原点を辿り教えを請うということが大事ななのでしょう。それを上手く組み替えすり替え違う意味で刷り込まれると。。。ねーーーってなりますね。

本来、釈迦やキリストやモハンマドなどの祖となる人たちが辿りついた物事の本質的な問いと言うのは同じようなもので、ただ表現方法や応用と言った手段の差異が各教えの色となっているのかな、なーーんて偉そうに考えてしまいました。。。飲むと大きくなる人の典型でした。。。

水曜日, 1月 20, 2016

お化け番組たる所以

昨年末からちょっとどっぷりハマっている番組

「探偵ナイトスクープ」

あー、円広志の「ハートスランプ二人ぼっち」がぐるぐる!!

感動あり、爆笑あり、社会派あり。 
はー!?あほちゃう!?もある。これが一番大事かも。

依頼を出せる空気。
依頼を出来る空気。

ちょっとねー。すごい!
西田局長は「町の何でも屋」と言ったのを偶然耳にしたけど、それになれるのって中々でしょ。

たかじんのそこまで言って委員会で故・たかじんさんが視聴率があるから許されてる的なのを副委員長の辛坊さんと話してた。
世論の支持。政治然り。色んな所でも真実ではあると思う。
でもナイトスクープのそれは異質で、なんやろ人の本質とか喜怒哀楽の深いところをツンツン出来てるといか。

まっちゃんがワイドナショーでいじめ問題に関して、「ナイトスクープに送ったら解決できたかも」的なコメントをした時なるほど思った。
それは、局長が上岡師匠だった小中高と観ていた感覚とは違う現在自分の持つ色んな感情を持って観るこの番組の彩に起因すると思う。。。ねーーー!何回も泣いたし笑ったし。

探偵さん個人の色もあるし。あの番組に選ばれるってうらやましいと思う。

これからも応援したいし、続いてほしい。依頼でも出すか!!!

大阪のお化け番組は永遠なれ!!!!

2nd book on 2016(232)

数学する身体 単行本 
森田 真生 (著)
新潮社 (2015/10/19)

最初の数章を読むと今僕たちがいかに当たり前に使っている事の後ろにどれだけの試行錯誤とと困難があったかが入ってくるでしょう。

ゼロから1を作るという作業の深さですね。
一が0から生まれたらそこからは走り切れるか。
でも0と1の文字のおかげで、世界中の人が「ゼロ、一」が「0、1」と通じる事実。
英語は公用語と言いながら、数は公用を超えてコモン(常識)となっている。

すごいね。

数学者たちが説いた問いの本質。ありがたく刻ませていただきました。忘れてはいけない。
その言葉は何とも美しいんですね。(以下引用)

「いかに」答えを導き出すかと言う技術以上に、「なぜ」その答えが正しいかという理論に拘った。
「図形」の織り成す世界を「よく見よう」とする静かな情熱
「わからない」はあくまでもこちらの話で、数式の方は平気でその「存在」を主張してくる。
「計算する機械」がどこまで「数学する機械」でありえるかだ。
「零までが大切」

(以上引用)

だた最後に進むほど富士の樹海のようにハマっていってる感はグイグイくる。
その深みが心地よいのか不快なのか。SMみたいなものかもね。突き抜けた本質って。

魅了す。そこには数学的な生物的な物理的なハーモニーを思うのは合理的なのかな。
だからこそ、そのそれたる箱の中身を観てみたい。
生化学者の僕はツールとして数学を使いこなしたいなと思ったのでした。

sin, cos, tanはスーパーでの買い物には役立たないけど、「そっち方面」に行く際は役立つかも。
なんか教育って教養の背景を整地する作業かもっていま、まさに今おもって書きました。

ビールが潤している僕の土地は不毛なのかトチ狂ってるのか。。。
正解は。。。もう一杯!



1st book on 2016(231)

死をどう生きたか―私の心に残る人びと (中公新書 (686)) 新書
日野原 重明 (著)
中央公論新社 (1983/3/23)

この本の感想を書き始めてとみに感じること。本は手にした時がサインで、読み始める時に意味がある。

この本は記憶が正しければ7年ほど前の一時帰国の時にたまたま立ち寄ったフリマで3冊500円(もっと安かったかも)で購入して、ずーーーーーーっと積読されてました。
存在は把握してるけど読む優先順位が低かった、それがあるきっかけで思いを馳せる時に手に取るべき本となって居てくれた。

それは人が死を意識した時に生まれる感覚に近いのかもしれない。
当たり前が当たり前でなくなるという、残酷な仕打ちを受けないと天に召されない現実を受け止めた時に、人はいつも感じることのなかったゾーンに入っていくとでもいうのか。
そのゾーンには今まで生きてきた・関わってきた・捧げてきたものが色濃く反映されて、よりいっそう個人を浮かび上がらせるというのかな。

本書に出てくるのは一線で生きてきた人たち。だからこそ本として綴れる話があり、担当医を務めた日野原さんという「キュレーター」によってまとめ上げられた。
でも万人に万人の綴るべき話があるはず。あそれは、当事者となった人か「キュレーター」となり心の本に記さないといけない。なぜなら、問いを投げかけるという行為は対象があっての出来事だから。
その方法論、どう向き合ったらいいのか困ってる人にはよいナビになるのではと思います。

もう30年以上も前に出された本。色々変わったけど変わらない事。人はいずれ死ぬのだいうこと。そして人はそれに対峙しなければならないということ。

。。。

今年の僕、一味違う!?

初めの第一歩!

1月ももう終わるという時期にようやく投稿です。

毎年掲げる今年の目標。
2016年たった20日足らずで世界中で色んな濃い出来事が起きている。先が読めない大乱の年などと言われている2016年。
きっと僕もそうなのかもなーんて。安定と言う要素があるから目標も掲げられるのかと物思いにふけっていました。

今年は現れる目先の出来事に最善策を取れるよう全力を尽くすという、なんとも可も不可もない事が重要な問いになりそうです。

で、目標。。。

大晦日に
「おーーー、なんとかなったな!」と旨い酒を飲みながら言えるようにする!

今のところ。。。どーーーーーだかなーーーー。
がんばれσ(゚∀゚ )オレ