金曜日, 9月 02, 2016

価値ある対価って

少し前に映画「立候補」について書きました。それに関連した話です。

選挙に出るために最低必要な資金。供託金。選挙の種類で額が変わりますが国政選挙や都道府県知事選挙では相場は300万円。
一定の得票数を獲得すれば戻ってきて満たなければ没収される。供託金。

高いか安いかは個人の感覚によりますが、僕が非常に面白く思ったことが一点。

300万円払えば公職選挙法で守れて街頭で演説できる。そう、普段簡単に出来ないことが法律によって保障される。しかも政見放送に出て想いを述べれる。しかもメディアから取材対象になる(もちろん週刊誌を含め攻撃対象にもなりますが。。。)。

映画「立候補」で映し出されるマック赤坂さん。あれを普段の生活でやれば警察のお世話になりかねません。甲冑を身に纏い大阪の街を練り歩いた羽柴秀吉さんもそう。

色んな点で法律には守られているのですが、日常感覚で言うなら守るものである法律。
それにカッチリと守られて行動できる。公職選挙法というバリアー。
300万円から発生するこの非日常の権利。ちょっと面白くないですか?
僕には使いようで300万円以上の効果を発揮するのではとワクワクしてしまいました。

言いたいことも言えないそんな世の中じゃー、
300万払ってみようぜ鬼塚先生!ちょっとこれってグレートじゃない?

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