月曜日, 10月 29, 2012

好きこそ物のナンチャララ

自分でやるって大事。
でも、立場によっちゃ人に任せるのが多々あることでしょう。
その立場はまぁ俗に言う偉いさん方。

でも、それを自分でやるために週末にでも来る偉いさんに会いました。

やっぱり好きなんだな~。

なかなか出来るものでは無いというのが実感。

僕もこうありたいと思った、雨の滴る週末でした。

木曜日, 10月 18, 2012

本の感想19-24(その85-90)

twitterのように短く簡潔にいってみます(やっつけとかではないですよ…。)

時間は実在するか (講談社現代新書), 入不二 基義, (新書 - 2002/12/16)
>内野安打。難しいです。
>おそらく現段階で今年一番の難解書でした。でも議論のアプローチは面白くて参考になりました。
前提とか状況を判断する上での言葉の解釈の深さが一番印象的でした。実在と存在。これが時間の議論では深いんです。過去と未来の間にある「現在」の持つ意味とかね。今ある物事の意味を深く捉える。色んな世界が見えそうですね。勉強になりました!


沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上・下(集英社文庫), 佐野 真一, (文庫 - 2011/7/20)

>ヒット。面白かった!
>上下巻にわたり沖縄の深い歴史が書かれています。タイトル通り「そうなん!?」「すげー!」といった沖縄の違う顔が見えます。と書きながら、僕らが見てる顔は観光や基地といった本当に横顔なんだと言う事実に気付きます。この沖縄と言う「島」が如何に僕たちの見えないところで「陸」のように繋がっていたのか。その陸の深淵さ。文庫ですしお奨めです!

一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル 東 浩紀 (単行本 - 2011/11/22)

>三塁打!(自分的に本塁打以上)はまりました。
>ルソーが掲げた一般意思という題目を今の視点で見つめます。「ドラえもんの22世紀を夢見て描いた小説を、現代の技術で忠実に再現できる。」といったようなイメージでしょうか。無理だとか言われた考え方が、技術革新で可能になった。その技術がソーシャルメディアで、それがルソーの当時描いた絵を再現できる。そこで、改めてルソーの描いた画を考えた結果…。というのが要旨といったところでしょうか。僕の感想は「おもしろい!!」そして、これがサイエンスでもありえるしそうあるべき。温故知新。種はすぐそこにあるかも。


AKB48白熱論争 (幻冬舎新書) 小林 よしのり、中森 明夫、宇野 常寛、 濱野 智史 (新書 - 2012/8/26)
>甲子園の外野席で始めて阪神の応援団に出会った…。
>僕はAKB48という存在は知ってますが、実際にテレビ画面上で自分の意思で見たことも無ければ興味も無かった。この本を読んで正直「おもしろい」と思った。それは大の大人しかも各分野で名のと通った大人4人が激論。AKB48から見える世界はアイドル・芸能人でなく政治や経済までその意味を問う出来事なのだと、痛く感心しました。そう相対化できた結果で、そのプラットフォームと言うか横たわる現象にこそ本質がチラリズムしてるのです。今後のAKBの展開をちょっと気にしようと思ったのでした。

暇と退屈の倫理学 國分 功一郎 (単行本(ソフトカバー) - 2011/10/18)
>監督のサインのように。
>この本にこの時に出合えてよかったと痛感しました。自分の今取り組んでいるある作業に風穴をそして決意を提示してくれました。やる気でたよ、そして面白くなってきたよ。個人的な感想以前に、「暇」と「退屈」について考察し僕たちはどうそれらと向き合うのがいいのか。その議論が分かりやすい事例を出しながら記されています。この考え方そして対処法。本当にみんなが共有できたらと思います。暇や退屈をマネージ出来るというのはとても重要だと感じれます。そして、それは日常のそこらじゅうに存在し下手をかますといつでも牙をむいてくる。僕にはそう感じました。でも、僕には効かない。なぜなら、結論を読んで爆笑できたら。対処法を日々感じ実践してると誇りを持って思えたから。だからこそ、もっと深く。人に伝染できるぐらいに極めたい。ゲーテは言いました。人間は2つに分類できる。したいけど出来ない。出来るけどしたくない。あー、深い。


水曜日, 10月 10, 2012

創造者・構造者・見物者

今日の出来事。

仕事場へ向かう途中、建設中のビルを見上げた。モダンな造り。誰がどんな意図でデザインしたのかなと思った。

ふと目を日常のラインに戻す。あまたの作業する人たちがせくせくとビルの建設を急いでいる。

このビルをデザインした創造者の意思はこのビルを造り上げる構造者(作業員)に伝わっている、いや届いているのかな。
構造者の意思はビルにどのように反映されるのであろうか。あるいはこのビルの最終系をどう観るのかな。

設計図という一つの絵に沿って作られる。

完成したビルは街の構造者として街の創造者の一部になるのだろう。


体中にある細胞に意思があるのか?
身体は細胞の集合体だ。
では細胞は?
そうタンパク質の集合体と言えようか。
そのタンパク質もアミノ酸の集合体であり。
アミノ酸も元素の集合体だ。


世の中の意思はどこに存在するのだろうか。
それをアミノ酸がタンパク質が細胞が人がビルが街が。
ただ、違うレイヤーは分からない。というか意思の存在すら分からない。


僕の研究対象のコラーゲンはたくさんのタンパク質がその合成に関与している。
そう、今日のビルの建築と同じように。
彼らは作っている分子がコラーゲンだと分かっているのか。
自分がこけたら(遺伝的に変になったら)えらいことになる(病気になる)ことを分かっているのか。


なーーんて、ビルの前を過ぎる僕は考えた。
君たちの意思は僕が理解しようではないか。
なぜなら、科学者だからだ…。

なーーーーんて、書いてる本人の意思はビールによって「あっ」って思い出されたような刹那なものなのだ!
さー、あと一杯。。。迷う。。。その意思は。。。

水曜日, 10月 03, 2012

男系・女系天皇、女性宮家、旧皇族から始まる女性の骨盤

一ヶ月も記事を書いていなかったと思う反面、一ヶ月書かないといけないと思っている4冊の本の感想を書けなかった自分を情けないと思いつつ、つらつら文章をすすめてみよう。

今しがた最新のたかじんのそこまで言って委員会を見終わった。
最後の議論は天皇家の存続に関して。

タイトルにある天皇制に関する言葉がたくさん出てきた。
他の方はどう感じたか分からないが、僕にはとても有意義な議論で両者(所先生と竹田さん)の意見がよく分かり、何がお互いの譲れない所かも見えてよかった。
あとは落としどころの議論かなと思った。

お互いに前提とする「男系男子」はゆるぎなく、それに付随するリダンダシーの議論だと思った。
僕もこの「男系男子」支持者で、これを譲ることはありえない。
バイオロジーを職としている上、「男系男子」=「Y遺伝子」の継続と言うことの凄さを体感せずに居られないからである。
面白かったのは勝谷氏の「滅びる時は滅びる」といった趣旨のコメント。
とても共感してしまった。竹田氏が終盤に口にした「万策尽きる」ではないが、物事進むように進むのだろう。ただ、そのプロセスで手を抜くようなことがあってはいけない。

万事を尽くして天命を待つ、故に人間馬事塞翁が馬、如何せんLife is too much fun!

と無駄に僕の人生観を並べてしまった…。



今日職場に向かう途中、とてもシルエットの綺麗な女性がバスを待っていた。
バン・キュウー・ボーン
胸がいい感じで出て、くびれがあり、お尻が出ている。
はい変態ですよ。でも美しいシルエットだ。
美しい女性のシルエットの前にはグウーの音も出ない。ただただ綺麗。エロでもなんでもない。
僕はそう思っている。


この委員会を見る前に、この女性を見て何を感じたか。それは遺伝である。
欧米の女性は遺伝上骨盤が寝る(この表現が適切な自身が無い)傾向にあるらしく、お尻が出るらしい。
それはもちろんセクシーに見えるだけでなく、下半身の安定性を生むらしい。それはスポーツと言う世界をイメージすれば容易に想像できるだろう。
あの女子サッカーアメリカ代表の強さ。実はそう言ったことに由来しているともいえる。
ただ、この難点は一つある。
「着物を綺麗着こなせない」
着物のシルエットは筒型である。それを骨盤が出たセクシーなお尻は台無しにしてしまう。
裏を返せば、なぜ日本人の女性が着物を美しく着こなせるかが見えてくるだろう。
骨盤と言う配置の差。遺伝子の微妙な違いなのだ。


さて、バス停の女性に戻ろう。
交際結婚というカテゴライズの中で、日本人男性/日本人女性と結婚する外国人女性/外国人男性のコンビネーションでこの骨盤の維持は決まってくるのだ。
日本型vs欧米型のどちらが優勢遺伝子(細かい点はgoogleでしらべてね)なのか分からないし、どれぐらいの遺伝子がこの形成に関与しているか分からない。
だから以下は僕の勝手な印象です
父・欧米で母・日本で生まれた男子は父・欧米の血を物凄く引くだろう。Y遺伝子がアメリカだから。
そこで産まれた女性はなんとなく日本よりな気がする。骨盤出てない系。
逆の場合の父・日本で母・欧米だと、女性は欧米系のがっちり骨盤。

で、天皇制に戻ろう。
たかが遺伝子、されど遺伝子。
あなたの遺伝子を誰に確実に後世に残したいですか?
この遺伝学が発達していない古の世からY遺伝子を制度的に保存してきた天皇制に僕は敬意を払わないわけにはいかない。