ピーター・ロフタス (著), 柴田 さとみ (翻訳)
河合 香織 (著)
やはり外から見えてるものなんてほんの一部。真相を知りたいとこのような本などの情報に当たらに限り、流れてくる情報だけでは惑わされるのだと感じているついこの頃です(近日中に書く感想ともリンクします)。
サッカーW杯に出れなかった時代を知らない出て当たり前になってる世代がいるように、今のM-1からは当時の空気感は考えられないんだろうな。産みの苦しみがあった時代を。でも一旦跳ねるとどうなるか、これは勉強になります。僕もさざ波でも何かしらの波を作れるように精進したいと思います。
でも僕はあの当時の感じがとても好きで、第一回をテレビにかじりついて見て上に何度も何度もビデオを見返した日を思い出します。おっさんになったてことか。。。。。。
道への遭遇ではないですが、万人の想像を超える発見や経験とは何なのか?
「偉大なる失敗」では今では教科書に載っている科学的事象がどのように発見され、現在に至る過程ででその発見にまつわる失敗があったのか - 実際には失敗と言うより議論・意見の相違・こだわりと言った部類で人生を失うような失敗ではなく科学における必要な回り道・余談的な興味深い話、それを偉大なる失敗と素敵な表現した本です。
大学生・院生(高校生もいけるかな)が中途半端な勉強をするよりこの本をしっかり読み込む方が科学的思考を学ぶ上で有益じゃないかなと思うぐらい、僕も勉強になりました。やっぱり背景やそれにまつわるエピソードは面白いですね。
それを踏まえると、一見全く違う毛色の宇宙飛行士の本。いや、僕には本質的には同じ毛色の本でした。今現在進行系で起きている宇宙という未知への挑戦。たった12人の日本人しか実際に味わったことのない宇宙という存在。それへの理解・解釈。100年後ここで書かれている話は「偉大なる失敗」の1つにカウントされるかもしれない。
人間の未知への営みを地続きなものとして繋げてくれた2冊の本でした。Kindleで読んだのですが実際の紙の本を手元に置きたいと思える出会いに感謝です。
僕の科学の営みも人に興味を抱かせる素材になれるのか。。。知らんがな!まぁ、頑張りなはれ!