土曜日, 4月 22, 2017

2017年10冊目(270)

非線形科学 同期する世界 (集英社新書)
蔵本 由紀  (著)
集英社 (2014/5/16)

読みながら「なるほど」「確かに」「言われてみれば」と言った事をいちいち口にしてしまいました。

リズム。流れ。パルス。動き。
個々別々の動作が揃ったり対になったり整ったり。自然に揃うという背後にある仕組。
それは至るところにあり、そして何層にも重なっている。この人間が暮らす空間、そこに縫うように関わるサイバーやシステム、そして人間というよろ生命体自身。
原子間。分子間。細胞間。人間(「ひとかん」と書いて「にんげん」って深いな)。モノ間。

それらの織り成すなすハーモニーを見事にこの本タイトルは反映していると思います。
本に出てくる自律分散システム。この表現を知れたことは収穫でした。
あとこの同期のコンセプトを自分の研究にも反映させれたらワクワクすっぞ!

面白いです。気付いていない日常の姿を是非。
気持ちと行動が同期する時。土曜日だし、昼の今から飲みに出かけたい衝動はカオスではない!

漬け物

病気になったとき2つの治療方法があります。
対処療法か根治療法か。
薬を使って様子を見るか手術をして病巣を取り除くか。
ガンの治療を考えたらイメージしやしいのではないかと。

ステージ4で根治を望めない場合、対処療法の組み合わせで死期を遅らせる事は可能かもしれませんが死という終わりの変更はできません。

今の北朝鮮の問題。対処で先送りにしてきたツケだと思います。
誰が悪い悪くないでなく、日本として日本人としての不作為です。
僕はこの歴史を忘れないし、塩漬け作戦に気付けず声を上げられずに居た自分を恥じます。そして、対処でと言ってきた人たちの顔を忘れないようにするだけです。

漬けた野菜は誰かが責任もって食べるか、腐ったら捨てないといけません。

アメリカや中国・ロシアと言った業者に任せるのではなく、大切な日本国民がそこに居るわけなので当たり前の国として処分に参加してくれる事を望みます。

戦争しろとかでなく、子供に話しても大丈夫な人としての行動をしてほしいだけです。
そのこうどうにどれぐらい選択肢があって何がベストで何が最悪で場合場合でどうなる可能性があるのか自分なりに考えます。そして国内もそうあってほしい。

全てがうまく運びベストケースで終わることを祈ります。
あっ、終わった後の反省も忘れず、そして次に起こることに備えます。
終わらない日常がある限り。

それに備えて。。。二度寝サイコーーな土曜日の朝。

水曜日, 3月 29, 2017

2017年9冊目(269)

眠っているとき、脳では凄いことが起きている: 眠りと夢と記憶の秘密 単行本
ペネロペ・ルイス (著), 西田美緒子 (翻訳)
インターシフト (2015/11/20)

前に読んだのが「疲労と脳の関係」で言うなら脳の腹の中を知りました。
今回はその脳が脳たる云えんを発揮するために必要な作業。睡眠時の脳の腹の中を覗いてみました。

現象には必ず理由があってその働きによって記憶の固定や夢を見ている。それにドーパミン・セロトニン、コルチゾールが関わっている。
と書いてしまえば何ともあっけないけど、細部には神が宿るではないけど「良く出来てるな」って。

何かを見て「あっ!」とか「そうそう」と思い出すこと。連想ゲームのようなそれは脳が本来起床時に受けてる制約から開放され自由になって、夢という空間の中で手持ちの記憶を元に自由な発想で話を組み立てた結晶。売れっ子作家や敏腕プロデューサーのように。思いもよらない発想って思いもよらない者同士を繋げたり「常識」とかの枠にとらわれていたら出来ない作業。脳はまさしく昼の顔・夜の顔があって両者がうまくサイクルしているから日常生活を送れているのだと。

夜型や朝型の形成に遺伝的な要素も関与している(これが100%ではない)。睡眠障害は犯罪にも関連するし、睡眠の質はIQに反映される。寝るって面白いなー。

夢に関して言うと、いつも観た夢の内容の出処をよく分析したんですが(この夢はきっとあれを読んだから観たから的な)果たして間違ってなかったんだと。記憶が夢で夢が記憶で。
でも時々そういった夢のせいで実際の記憶が塗り替えられてしまっているんじゃないか?なんて思ったりもしました。小さい時どこそこに行ったと思っていたけど違うかった。夢が記憶になっているみたいな。でも、そのおかげで忘れらた出来事もあるんだろうなって。

一人の時間やリラックスする時間は人にとって大事な時間。でもそれは脳にとっては活動の時間には変わりない。寝てるという時間は唯一の意識から遮断される空間なんだなって。生命の連続性と意識の連続性は睡眠によって分断されている。でもその分断がないと生命の連続性すら危うい。

睡眠という空白の時間に思いを馳せました。僕の場合は睡眠の前に酩酊の時間があるからな。。。
この本の第二弾は「酔っているとき、現実では凄いことが起きている」に決まりだ!って誰が買うねん!!

日曜日, 3月 26, 2017

森友学園とSTAP騒動

この2つどうも似てる気がして仕方ないんです。

本来、法的やサイエンス界のルールに従って処罰されるべき問題が起きた出来事のインパクトや印象などによって全く関係ないところに飛び火・進展している。
本来、追求・解明しないといけないない問題よりも、テレビ的に面白い話のほうが大きくなって。
籠池さんと小保方さんというなんというか絵になる人を中心に。
本筋と離れたところからボロボロこぼれ出る情報で結局問題の本質は何だったのか分からず、罰せられるべきも事象も曖昧に。

事が落ち着いたら、その類の本が多数出版され本人の告白本が出るみたいな。。。!?

好奇の目でみれる出来事ではありますが、この騒動の為に大事なものが失われないように切に願います。
世界に誇れる日本にとって大事な科学者の命を失ってしまったSTAP騒動のようにならない事を。

有権者というか国民とメディアのあるべき姿とは。アメリカのトランプ現象を他人事に観てる場合ではないと思います。僕もおもし出して注意深く経緯を見守りたいです。

その為に、まずは一杯。。。学習しようぜオレ!

火曜日, 3月 21, 2017

2017春@LA

WBC
負けました!
むっちゃ悔しいけど勝負事。僕以上に選手がもっと悔しいと思うし。

そんな春の陣で思った事を今記しておこうと思います。

外野席の末端にいました。まー、兎に角ちょーアウェイで。
USAコールが事あるたびに起きるんです。
でも思いました。同じようなノリでニッポン!とがジャパン!ってコールしにくい。
どうしてもXXXXがんばれー!的な。
外野席で空気を作れないのでパリーグ的な昔の野次しかできませんでした。しかもボソボソと。
日本的な応援歌でないUSA!USA!のような誰もが参加できて誰もがきっかけになれる応援声って空気を作る上で今後必要かも。

試合中。絶対僕が日本人ってわかって意識的に煽る声を出す人たちが数名いました。
それに対抗してひとりワーワー言うてました。
試合中、特に試合後「good game!!」でハイタッチやハグをしました。
それはそれ。これはこれ。
それ以上に、日本女子サッカーがW杯でアメリカを破って頂に立った時、あまたの人がそのように声をかけてくれたから。
勝者をたたえる。僕はそうありたいと、言い合いみたいに声を出していた人とハグした時泣きそうになりました。

弘法も筆の誤り。敬愛する二塁手・菊池選手が打球の処理をミスってボールは外野に。天然芝で雨だからイレギュラーとかどうなのかは分からないけど、やっちまったのは結果として。
僕はチームでカバーしてと思ってました。果たして。
菊池選手自身がホームランで同点。
そうっすよね、やっぱり自分でっすよね。
ものすごく響いて、かっこよくって、泣きそうというかそので。

山田哲人選手を生で観たいのが一つの理由で今回足を運んだのは間違いないです。
塁上で牽制球を受ける山田選手。
リアルの盗塁を観れてホンマにうれしかったです!

結果は力及ばずでした。
アメリカの底力(選手とファン)を知りました。
でも僕はサムライジャパンを誇りに思います。
4大会連続準決勝以上ですから。継続は力なり。
言い聞かせて、明日は野球の頂を観てきます。

ホンマに一杯勉強になりました!!

3/22 at 10:40 pm
少し加筆・修正しました

木曜日, 3月 09, 2017

2017年8冊目(268)と3月11日

災害の経済学 単行本
馬奈木 俊介  (編集)
中央経済社 (2013/4/10)

自然災害は不幸な出来事であるがそれによって生まれる経済効果とか特需とか文化圏とかあるんちゃう!?そう思って検索したら出てきて思わず買った本。
僕が安直に思ったような話でなく、果たしてこの本は学術書でした。

試算方法とかモデルの構築とか勉強になったけど、読んでは止まり読んでは止まりで完読までいつもより数倍の時間を要しました。
日ごろ何気ない事を(ラフでよいので)数値化して、その幾つかを関連させてぼんやりした法則を作る。そして少し今後を予測してみる。意外と日常でしていることの本格的版です。
前半は行政や国が見る世界、章が進むに連れ日常に近くなるので入りやすくなりました。自治体レベル、企業レベル、地域レベル、個人でも想像できる範囲へと言った感じに。
言えることは1つの自然災害で考えないといけない問いの規模はとても広いということ。つまり、それだけ自分たちの知らないところ(無意識な部分)に問題が落ちていて、こういう時にしか気付かないし忘れてしまうのだなと。準備とは意識化の方法論。平和ボケって改めて恐ろしい言葉やなーと思ったのでした。

読み切って思ったこと、こういった学術の世界と一般社会の溝を埋めるのは何が担うのか?
一時はそれはメディア・マスコミ・ジャーナリズムの役割によってなされていたと思う。でも、今はその信用が議論される世の中。一般人が知識をつけるのと学術の世界もある距離感で一般人のコミットを意識する。仲介をなくす作業ですね。僕自身その役割を少しでも担えるようになれたらと思います。

いつ!?今でしょ!!(古い!?)

ここから以降は去年の4月に訪れた東北の写真を。

 

常磐線で上野から乗り換えなしで行ける最北の駅が竜田。左はそこから出てる代行バスの詳細。右は竜田駅構内にある線量計。

 

代行バスから観た景色。
左:街の風景。家屋や道路は全く無傷だけど人気が無い。初めてゴーストタウンを見た気がした。そしてその違和感。
右:除染によって発生した土の山。この塊はどこへ向かうのか。。。

 

左:このバスは福島第一原発の横を通ります。
右:原子力が看板に。それだけ原子力には力がありこの地にとって必要だった。それは関東圏の電力を賄っていた。冷静に電気について考えるべきだと思う。洗濯板出来ますか?熱中症が起こる夏にクーラー無しを言えますか?北海道の人や豪雪地帯の人に節電のため暖房を削れと言えますか?そんな文句を封印していた箱が弾けましたんです。。。

 

左:この日の最大線量でした。福島第一の近くでした。
右:第二原発もすぐ近くにあるのを忘れてませんか?僕は観た時にハッとしました。

 

福島を後にして仙台へ。そしてバスに乗って気仙沼に出ました。気仙沼へ赴いた訳は「2017年4冊目(264)」をよければ参照してください。
左:バスを降りた内陸の施設。これを見た時「ウソでしょ。。。」って背筋がぞくっとしました。筆者の顔はご想像にお任せします。。。
右:海に面した魚市場付近。左のところからテクテク歩いて20分ぐらいでしょうか。正直笑うしかなかった。。 。

 

右:魚市場に向かう道。この道にパンフレットのようにフェリーが居た。奥にある建物の1階はガソリンスタンド。そこの時計は地震が起きた時間で止まってました。僕が訪れた時はまだ残ってました。。。
左:気仙沼から南三陸を通って仙台に帰ります。この路線、運転手不足で数本が運休になるというアナウンスを車内で聞きました。仕事はあるのか無いのか。働くことお金があること。訳分からなくなりました。

 

右:去年4月の南三陸です。ようやく瓦礫が撤去されました。でも、この更地に誰が戻ってくるのか。そしてどんな都市計画を立てるのか?これをみて都市計画に前以上に興味を持ち、僕の住んでいるポートランドは恵まれていてバブルであると再確認しました。これに関しては「都市計画とオセロ」で来週中に自分が思う論考を残します。ポートランド。。。目的が無く住む人には下り坂だと思ってます。
左:南三陸町の防災対策庁舎。ここで最後まで津波の襲来を伝え続け、果たしてその津波に飲まれてしまった町職員の遠藤未希さんの話を知ったのは敬愛する青山繫晴さんの関西での番組でした。遠藤さんだけでなく多くの消防士・警察・医療従事者そして自衛隊の方々。ここに示せない人たちがモラルと心意気をもって震災・津波に対応されました。更地に立つ櫓。流されない記憶。この場所をバスの中からだけど目にできた事を糧にしたいです。


復興は続くし、被災された方々は「被災」という言葉との戦いになります。
いつまで被災者なのか。今週ニッポン放送のボイスの番組内で飯田浩司アナウンサーが被災地の語り部の方々の話を取材する中で生まれた問い。
僕ができる事とかでなく、離れたアメリカで何も出来なく傍観者だった自分との向き合い方。それが今回足を運ぼうと思ったきっかけ。でも、運んだから偉いわけでもなんでもない。名誉や価値とかでなく素直に行けたこと、あるはまだ行ってない行けてない事をわーわー話せて、ゼロサムでない未来について思いを馳せれる空気感の醸成があればいいなー。
南三陸大学・プロテインフロンティア研究所。もし発足したらアプライします(採用されるかは。。。)。
なーーーーーんて夢を語れる3月11日でありますように。

献杯 from US

3/10 10am: 誤字脱字、フォントなど修正しました。

水曜日, 3月 01, 2017

日本文化とLGBT

僕が小さかった時に比べるとLGBTの認知率と寛容度は大分と上がったんだと思う。
LGBT:L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー
僕の友人・知人にもこれにカテゴライズされる人はいる。アメリカに住んでいるからそうなのではなく日本に居るときからいた。

歌舞伎は女性役も男性がする日本の伝統芸能。
宝塚は女性が男性役もする日本のトップ歌劇。
あえて個人名は出さないけど、テレビを見渡すとLGBT芸人さん・役者さんがたくさんいることに気付く。
これって結構世界でもまれな文化体系なんじゃないかなと思う。

日本ってLGBTに関して世界で最も寛容な国であっておかしくないはず、なぜなら上に挙げた文化芸能が広く浸透してるし認知率も高い。でも実社会でLGBTの人たちが広く受け入れられているかといえば果たしてそうではないと思う。一体このギャップってなんだろう?

日本人っていざ当事者になると「それはそれ、これはこれ」で壁を作る文化または民族性なのかなって言うのが僕の仮説。
憲法9条の議論でも「差し迫った危機」と「9条」をリンクできてない気がするし。
そういった事って探せばいたるところに落ちているのではないかな。
これは正したほうが良いのか?
正す必要は無いけど聞かれたら説明できる準備はしといたほうが良いと思う。
だって東京五輪でたくさんの外国人の方々がやって来ることが予想される中で、日本の文化に触れる際「歌舞伎」「宝塚」「コメディー・お笑い」って大事な点になると思う。
さんまさんではないけど「なんでや?」って、日本人が外国のルールにふれて「なんでや?」って聞くように。

僕の答えは。。。CMの後で!!
CM明けが早く来るようにぼちぼち考えていこう。。。

日曜日, 2月 19, 2017

2017年7冊目(267)

清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実 (Sports Graphic Number Books) 単行本
鈴木 忠平 (著)
文藝春秋 (2016/12/15)

人間性ってなんなのだろうか?
どんなに善意を振りまいても偽善と揶揄される。
どんなに悪態をついても愛嬌と解される。

全盛期の鶴瓶上岡パペポテレビの中のネタのように。

清原選手。僕にとって身近になったのはオリックスに関西に戻ってきた、イチロー選手と対談する、第二回WBCの予選ラウンドにてグランドに居られた、その大会の決勝で解説していた最近の清原さんです。

とはいえ、西武時代や巨人時代。番長と言われた空気は知っています。

身近さ。でもこの本を読んで感じたこと。身近であることは恐怖との裏返しでもある。
甲子園でこの本の中の生き証人が語るそれはまず「恐怖」だったとおもう。
それは拳や罵声でないルールに乗った勝負の中で発生したモノ。
それはいったい何なのか。

それと同時に、甲子園と言うとてつもない舞台に立つために必要なこと。
それはプロてある事。いやプロを意識すること。プロであるべきこと。そんな舞台に立つには。という話もパラレルに感じます。

KKコンビ。桑田選手と清原選手。
この本の裏主人公は確実に桑田選手です。
清原選手も桑田選手も全く間違っていないんです(清原選手が法を犯したことを否定するのではなく)。
きっとなるべくしてなったんです。清原選手の良い面と悪い面の化学反応結果傾いた天秤のせいで。

この感想は、この本を読んで生まれました。読んだからケツをもって書きたい。
人間万事塞翁が馬
そうあってほしい。滲み出る人間性と勝負して魅了された歴史上のドットから線になることを受け止めた当事者たちに。
引退試合で打ったタイムリー。一塁に留まってもだれも文句言わない中で痛い膝と共に向かったセカンドベース。動画ですが泣きました。

偉そうに書きました。自己責任を乗り越えて笑い話に変えてください。そしていつかサンディエゴでみたように「うわぁー、清原や!!!」て興奮させてください(よかったら焼肉でも。。。はい、これはワル乗りです。。。)。滲み出すぎた人間性のカサブタをはがしたあとに。。。

かっ飛ばせー!掛布!。。。おい!!

2017年6冊目(266)

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I) 新書
梶本 修身  (著)
集英社 (2016/4/15)

週刊誌の中刷り広告ではないですがタイトルを見て「はーーー!なるほど!」と思ってしまったんです。科学(サイエンス)に一応ながら足を突っ込んでるからぐっときたんだと思います。

読み進めるうちに意外なほどに腑に落ちた部分が多すぎて驚愕しましたわ。
(疲労と分散:イチローさんの動画より/感動と記憶:紳竜の研究、などなど。。。)
色んな点が線になって僕の脳みそがわーわーーー!って。疲れました!笑
経験則にサイエンスが当てはまると面白いだろうなって。集中と集中力の違い。
過去片手で数えるほどですがゾーンに入ったとき、確実に普通じゃ見えない表情とか音とか細かいところを意識出来てしかもそれに自分の感情が乗っかる一分が60秒以上の空間。あと、一点集中はやっぱりよくないんだなって。

疲れるとか疲れないとか。集中できるできないとか。
アスリートがコンディションに気を配るように、漫才師が客席の空気を気にするように。
一つ一つに気を配って考える。一つでなく一つ一つ。そこにサイエンスのエッジを取り込めたなら。生きる・疲労・休息って区分けがあるのかななんて思いました。

働き方改革が謳われますが、その改革にサイエンスが導入されたらどうなるのかな。
管理って次元だけど人間は3次元。寛容は次元を上げるのか落すのか。

もっともっと記したいけど集中力切れました。。。オチがなんて簡単な。。。Oops!!

金曜日, 2月 17, 2017

2017年5冊目(265)

勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫) 文庫
増山実 (著)
角川春樹事務所 (2015/11/14)

僕にとってのプロ野球の思い出。その始まりは確か小学校低学年の子供の日(5/5)だと思います。デーゲーム。子供(たぶん小学生までとか)は無料で、母方の祖母の家の近くの球場に行こうと。徒歩圏内の阪神甲子園球場に。入った外野席。あまりの人の多さに「ここいやや!」って行ったような記憶が。甲子園球場はよく高校野球でも行っていたのですがなんか肌に合わなかったんかなー。で、阪急ブレーブスの本拠地西宮球場へ。そこで観た景色。「ここがいい!」と言った僕。記憶が間違ってなければ「ホンマに!?」っておかんが言った気がします。その年を最後に阪急ブレーブスは無くなってしまうのですが、この球場に魅せられた僕は翌年にオリックスのファンクラブに入り、何度か西宮球場に行きファン感謝デーにも参加したのです。
そんな思い出と伏線によって手にしたこの本。出てくる阪急ブレーブスは僕が観たのより1世代前の阪急。でもなんとなく脳裏に浮かぶ風景によってニヤニヤしながらストーリーに飲み込まれて行きました。

見方は幾通りもあると思います。でも今ヨーロッパやアメリカで議論に上がる移民。日本もいずれ向き合うことになると思うけど喫緊では外国人労働者問題になるかな。

中国や韓国に祖国に持つ人たちの胸の内。よくネットなどで目にする在なんちゃらという言葉は使いたくないです。なぜなら時代という背景があるから。大東亜戦争という出来事があったあとだから。そらそのような背景の人が近くに居た事実は事実なのだから。それはそれで受け止め理解して今との違いを考える。それは小説という世界が与えてくれる空間なのだと。ドカベンもみんなが就職する中で家庭の苦労もある中高校に進む所から始まる。それは今では考えられない。でも当時のリアル。そういう意味の時代の空気を知ることの話として読めます。そして今の現状で想像力を働かせるための最良の本かもって。

それとは別に。この本の肝となる「おかしな体験」。
小さい時のあれなんやったんやろ。といった出来事ってないですか?僕は何度かあるんです。何かようわからんけど良く乗り切ったとかスローモーション的なとか記憶が鮮明とか神がかり的な行動とか。でもふと「あれってホンマにあったんかな?」「夢とごっちゃになってるんちゃう?」って。これを肯定的に捉えれる人はおそらくもう一つの視点で読めます。これがようわからない人はこれを読んで「そんなあほな!」と思わないでくださいと。

最初に書いた西宮球場の記憶。確認したくておかんにskypeしたんですけど。。。おとんに聞いたら外出中とのこと。。。これもまたタイミング。機会があれば確認します。酔ってない時!?に。。。

日曜日, 2月 12, 2017

2017年4冊目(264)

救出: 3・11気仙沼 公民館に取り残された446人 単行本
猪瀬 直樹  (著)
河出書房新社 (2015/1/26)

正直どこから何を言えばいいのか。それぐらい想いを持って手にしてその想い以上に”重い”を受け取りました。

2011年3月11日。僕は現在住んでいるアメリカにいました。それから日本の土地を踏んだのは去年2016年の春になります。
むさぼるようにネットを見ながらえらいことになったと思った日本時間の11日。第一報は当時同僚だった大学院生が「Yoshi、日本でむっちゃ大きな地震があってんけど知ってる!?」と。僕は「日本は地震多いから、大きいってどれぐらい?」といった。君らの大きいとマジのガチンコの大きいは違うよ的なコメントを返しました。
その時少し離れた場所にナイキ主催の面白いテニスのイベントに出かけていた僕。そのイベント後、小さい翌日の準備をするためほろ酔い気分で帰ってきたタイミングでした。

すぐに酔いが醒めました。
あかん!
そしてどうやって両親と連絡をとろうか?幸いすぐに両親の無事が確認されましたが、これは日本が直面した危機だと。
敢えて言えば安全な場所で野次馬根性だったのかもしれない。でも、事の重大さはすぐに分かりました。
その中で僕がとにかくショックだったのが東北各地の都市、海沿いのそれらがアナウンサーの口から「壊滅です」という言葉でした。
壊滅。ゲームの世界でしか聞いたことのないような言葉。壊滅。
どういうこと?
そんな中この本の舞台になる気仙沼が火の海になっている映像をみて思たんです「壊滅や」と。
それは言葉は本当に悪いですがその時ドラゴンボールの中で牛魔王が住む城が火の海になっているようでした。芭蕉扇さえあれば消せるのに。子供の記憶と理不尽さの前に立ち尽くした僕は絶対に受けないし口にしてはいけないような言葉が浮かびました。人間て。

時を経て、僕は気仙沼に実際に行きました。南三陸町も通りました。福島第一原発の横も。
それを凄いだろうと!言いたくはないです。でも、敢えて言いたいです。6年ぶりに帰ってきた人間が訪れて6年も日本にいた日本人が東北に一度も行ってないこの真実。復興ってなんやねん!ねんでやねん。

やっぱり離れた土地の出来事なんです。でも距離が極端に離れれば離れるほど生まれる感情がある。それを今回想えたんです。
当事者性。事件事故の際に語られるこの言葉は意外にも距離に反比例するかもしれません。でもその反比例に比例して言うだけという無責任が発生します。そんな異次元は僕にとって経験でした。だから現地に足を運べたんだと思います。

そんな思いを踏まえて読んだこの本。
第6章が言うならば水面にそそり出た氷山です。知ったのも猪瀬さんのツイッターやその後に綴られた物語の断片を見たから。
でもその実際は平和ボケしてなかった気仙沼の人たちが織りなした生きるために耐え抜いた行動と知恵によってなされた塊の魂。それが漂流せずウエブの海の中で救われた話です。

泣きました。自信をもってほかの人より泣けます。だって現場を見てるから。
でもこのミッションを成功させたのは現場から遠く離れた人たちの現場への思いです。
実際に被災した大好きな漫才師・サンドウィッチ。彼らが東北のために尽力を尽くしているのは知ってます。
でも、思いました。この本を読んで。
サンドウィッチの美味しい具を挟むためのパンが無いとサンドウィッチは成立しないんです。
サンドウィッチマンがM-1で勝ったのもすべてプロットなのか?分からないです。でも彼らがM-1で勝ってなかったらなんて思ってしまいました。だからこそがんばってる彼らを心から応援したいです。

気仙沼の人たちたちの生きたいという具体的な具を
ネットや東京都が上手く挟めたんです。それをちゃんと販路に乗せた猪瀬さん。
ごちそうさまでした。
次回の帰国時も気仙沼に行きたいです。

P.S. そこで撮った写真は今読んでる本が読み終わった後に東北の旅として一年遅れですが乗せたいと思ってます。誰が興味あるねん!!(すんません!プラン9のギブソンのネタをこんな風に使ってしまって。。。)

日曜日, 2月 05, 2017

ありき前提

アマゾンが店舗をシアトルに出すと言うニュースで確信したこと。

スマホがないと生き辛い世の中に確実に向かっている。

僕はアンチスマホで未だにガラケーです。ただ去年ネットにアクセスするツールがない時の問題を経験したので(僕のガラケーはネットに接続できると思うけど使ったことがない)、非常時を想定してiPod touchを購入しました。
手にするとやはり便利なもので使いすぎてしまう自分がいるので極力触らないようにしてますが、使ってしまう自分がいます。

スマホを持ってない人を前提としたデザインや政策を織り込まない限り確実に隔離されてしまう世の中がやってくる。
今現在、使っなかったり・持っていなかったりする事が考えられない代物で、それがほんの数十年前まで無かったものを想像する作業は必要ではないかと。
そして、この変化は格差的や差別的といった類のモノになるのか?

システムに取り込まれている事を意識しないと怖いなと思ったのでした。

最高のマシーンである脳を駆使しながら、左利きが一定数いるようにアンチ・スマホで居たいと思います。

土曜日, 2月 04, 2017

2017年3冊目(263)

リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください--井上達夫の法哲学入門 単行本
井上 達夫  (著)
毎日新聞出版 (2015/6/16)

この本を読み始めて思ったことは一つ。
今アメリカでリベラルと称して無茶苦茶な行動をしてる人たちにぜひ読んでもらいたい。

僕はトランプ支持者でもないし不支持者でもない。民主主義によって作らてたルールによって成立した人への人格攻撃は違うのではないか?次々と大統領令にサインしていることが物議を醸してますが、全てキャンペーン中に掲げていた公約でそれを守っている事実はどう思うのか。過去何人の政治家が選挙中に掲げた公約を反故にしてきたか。そういう視点も持った上で議論してほしいと。

そんな中で読んだこの本。日本放送のザ・ボイスという番組で宮崎哲弥さんと筆者の井上さんが交わした議論に触発され購入を決定。幸い早くに手にすることが出来て読み始めてすぐに出てきた「啓蒙と寛容」という項で完全に引き込まれました。そして「正義」について深い議論がなされます。

哲学者各々にもちろん主義があってその広がりによって一般的な概念などが生まれると思う。良い面悪い面を含みながら。その面を知って考え方に反映させるために主義を知っておく必要がある。哲学を学ぶと言うのは自身への還流なのかもなんて今回始めて感じました。思想とか哲学さらに宗教には興味があって意識して読む機会を設けてきたけど、広く知れば見える世界があるのだろうと思っていました。今回始めて奥行きの部分を意識できてとても有意義でした。本書にも出てくるサンデル先生の本。買って積ん読になっていたのがここで返ってくるのかと驚きながら読む本が繋がって行く快感を今晩から楽しもうと思ってます。

この本のお陰で前よりもましてSNS上で見かけるその手の知り合いとここで感じれたリベラリズムをベースに話いや議論になるのかなしてみたいです。感情論ではなく考え方論として。

この本を読みながら今やってるキン肉マンで繰り広げられている正義超人・悪魔超人・完璧超人の主義の闘争がリンクして「なんやこのスピンオフは!?」とニヤニヤしてたのを付け加えておきます。

リベラリズム深いです!小学生の時に衝撃を受けたお笑い芸人「ジャリズム」。コンビからピンになり世界のナベアツさんは落語家に。。。深い!(と思う。。。)

土曜日, 1月 28, 2017

2017年2冊目(262)

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか 単行本
ダニエル ピンク  (著), Daniel H. Pink (原著), 池村 千秋 (翻訳)
ダイヤモンド社 (2002/04)

去年は自分がこの先どういう風に生きていくかを考える事が出来た一年で、今持っている答えに至るまでに色んな事を考え決めた結論もひっくり返してたのが事実です。
ただ最後までブレながったのは今やっている仕事に対しての思いと取り組み方。そしてそれを維持するために考え抜く作業だったんだと。

この本が出版されたのは2002年。ここに書かれている生き方は今でこそそういう人もいると受け入れられそうですが、2002年当時に影響を受けて”動けた”人がどれぐらいいるのかなって。仕事を自分の中でどのように位置づけているのかによってこの本への是非が生まれるのでしょう。

全員が全員フリーエージェントになっても社会は回らないようなきもするし、フリーエージェントが一人もいなくなったら閉塞具合がひどそうな気もする。
仕事に対しての思い。それを自分のプロジェクトとするのか会社のプロジェクトとするのか。
愛着・プロ意識・責任といった個に依存するものと生活・人間関係・時間といった社会に依存するものとの距離感のとり方。

この本に出てくる人ほどのフリーエージェントではなけれど自分がやっていることはフリーエージェントに近いんだなって。そして極めて行きたいなと。

一度じっくり生活と仕事そして自己について考えてみるのはいいことだと思います。リアリティーを持って。その考える方法論を示してくるのがこれなのかも。
それを僕は環境によって自発的に去年できて、自分らしく生きることサイエンスの距離感が掴めた気がします。その考えを落とし込めるためにこの本は僕の前に現れたように思いました。そして沢山の人に支えられ影響を受け来た。偶然という名の必然。タイミング。感謝感謝です。

本は手に取る時がタイミング。これもずっとブレてない真実。深いねー。
今日はどこで飲もうか?いつもブレるというか迷う。飲まないという選択肢が全くないブレない真実。浅いねー。

金曜日, 1月 20, 2017

数時間後が始まる前に

今から数時間後に新大統領が合衆国憲法に手を置いて宣誓し演説を経て公式に公人となります。

昨日は今の職場で以前働いていた人が訪れていた関係でお隣のボスのお家で夕食を御馳走になりました。
今日という日が来る前日。話題は終始あの新大統領の話や政治の話に。
そのテーブルは紛れもなくブルー・ステイト。不平不満に今後の不安。如何に新大統領がポン助かという。

僕はアメリカに住む外国人として客観的に選挙戦を見てきて、ここでも終始記していましたが彼が勝つ可能性があるかもと思っていました。どっちが勝つ事がHOPEなのか。ベストが無い中でベータを選ぶ選挙だと。そして大統領選挙のシステムをうまく使ったうえに、サイレントマジョリティーの投票箱での自己意思が投票行動に影響した結果が今日という日になったと。

いつもならそこで逆の立場に立って議論するスタイルなんですが、昨日は見事なまでに自分がそのサイレントを保つ人間になって聞いてました。全く発言しなかった訳ではなく多少は意見を発しました。慎重に。

利害関係。職場で働くうえでこんな熱を持った人に不用意な発言は自分の仕事に、いやそれ以上に働くうえでの環境に影響する。職場では政治ではなくサイエンスをすることがメインなのだから。オンレコであるべき発言とオフレコであるべき発言。その境界が曖昧かつ間違って解釈されるかもしれない場所での意見。

なんかリアルに今回の選挙結果の当事者性を感じた瞬間でした。
今日は僕の住む所でも多くのデモが予定されているようです。公共交通機関が昨日にそれを前提にして時刻表通りの運転は見込めない可能性が高いと言っています。

make an action
おとといのオバマ前大統領の最後の演説の中で言及されていた事。

それは僕は否定ません。その行動の向かう先を間違わないでほしい。
中観仏教にある、手段の中に目的が内蔵されている事。
その事を肝に銘じてデモ参加者は行動してほしいと切に思います。その方たちの唱えるリベラルが本当のリベラリズムであるために。

色んなリスクがあるかもしれない今日と言う日をじっくり観察しようと思います。
それに向けて、ここに自分に対して記しておこうと思って。。。

今から一緒にババ抜きしようぜ!!!!

追記
パンとい音とともに来る堅い鉄の玉にはくれぐれもお気を付けください。あとお年ですので健康問題も。。。副大統領への評価が高いだけにボソボソボソと呟いて。。。。

追記2
誤字を修正しました(01/31/2017)

火曜日, 1月 10, 2017

2017年1冊目(261)

芸人迷子 単行本(ソフトカバー)
ユウキロック (著)
扶桑社 (2016/12/8)

高校時代の修学旅行。友人と起爆剤というコンビを組んで漫才をやりました。
その時僕がネタのフォーマットととして真似たのがハリガネロック。そう筆者のユウキロックが組んでおれたコンビでした。この事実は当時の相方も知らないこと。僕はとても彼らの漫才が好きでした。

始めて見たのはこの本にも出てくる、関西テレビでやっていた爆笑Booingと言う番組。キダ・タローさんがBooingおじさんとして出ていたのを覚えています。このときの芸暦とか当時の僕が食い入るようにはまっていた芸人さんたちの世界の裏側。

ライバルがいて仲間がいて憧れの先輩が居て衝撃を与える後輩。お笑いに関する熱と分析。
紳竜の研究での紳助さんの授業が脳裏に。感慨深くかつ色々思いながら読みました。

本当にお笑いが好きで本当に芸人でありたかったんだと。
上岡龍太郎師匠が鶴瓶師匠が食あたりで休まれた時の一人パペポの回で小さい時に「伝記を読まされたけどみんな最後は成功する。最後は上手くいかないのがあってもええんちゃう」的なことを言っておられましたが、この本はちょっとそれに当たるのかなって。だからこそ失敗から僕たちは学べるし考えることが出来る。その機会を告白をしてくれたユウキロックさん。本当に強く芸人だと思った。

12月のM-1の時ABCラジオであったウラ実況の番組で久々に声を聞けて今何をしてるか知れてこの本のことも知れた。おもしろい漫才師をたくさん世に輩出して欲しいなと切に想います。

何か高校時代のあの漫才がぐるっと回ってきた感じ。サンキュー!!

月曜日, 1月 09, 2017

今年は

2017年が1週間とちょっと。

僕的には少し休みモードの中ずっと仕事もしていたのでなんか変な感じです。
毎年目標を立てるのですが今置かれてる現状もあるので少し具体的な数字で。

3本自分の仕事を世に出す。

1本は年末に投稿したので出す方向に向かっています。
残り2つは大体60-80%の間。データを集めて書く。やりきります!

そのために去年の末から意識していること。

小さい終わったを積み重ねていく。

あれやってない!これもやってない!あっちもせな!あーーー!!ってなる性格なので、とりあえずこれ終わり!こっちも終わり!なんとかなるか!という気持ちの持っていきようにしようと。
以前からしていましたがもっともっと積極的に、たとえメール返信でも1つにしてもリスト化して終わったらチェックしていくように。

振り返ったら結構高い所まで登れていた作戦で行きたいです!

皆様にも2017年が良い年であるように!Cheers!

(このエントリーをかく。Done! チェック!)