土曜日, 4月 27, 2013

本の感想2013 No15-17 (その115-117)

カブトムシとクワガタの最新科学 (メディアファクトリー新書) [新書] 
本郷儀人 (著) 
メディアファクトリー (2012/6/29) 

ちっちゃい時によく飼育していたカブトムシ・クワガタ。おかんと一緒に(というかおかんのお陰で)卵から孵化させて、それに飼い足して3世代くらいまで連続飼育してた日々を思い出しました。
そのカブトムシ・クワガタについての研究成果が分かりやすく書かれています。
正直こんなに分かってないのか!!とびっくり。世の中には本当に詳細というものについて明らかになっていないことが多いのは研究をしながらわかっていましたが、身近だったカブトムシは完全に盲点でした。2つの種類の違い。喧嘩の流儀。などなど。この夏子供さんとの会話のための予習としてピッタリな気が。
僕が子供頃ノコギリクワガタだと思っていたのはミヤマクワガタだったのかという真実も。
友達とカブトムシとクワガタを喧嘩させた時クワガタがカブトムシをバキバキって音が鳴るほど挟んだあの出来事は相当にレアなことだったのかとう発見。
読んでい子供の頃と今の研究をやってる立場の自分を行ったり来たり。こういった分野の研究も僕には楽しそうでいいなぁと思いました。転職?いや研究対象crazy Japaneseになった方が近道か?

芸術実行犯 (ideaink 〈アイデアインク〉) [単行本] 
Chim↑Pom(チン↑ポム) (著) 
朝日出版社 (2012/7/7) 

こんなに本を読みながら声を出して笑けてしまった本は初めてです。
芸術というと硬そうですが、現代アートととして表現として。僕は共感しこういったことをしたいなぁとか思ってしまいます。
人に感動や考えを与えるものとして、それを表現する人たちとして。ここに書かれていることへの反応は賛否両論かもしれません。
でも新しいものを作る時って、人に分かってもらうのは難しいものです。それは僕の分野の発見でもそう。理解して貰うというのを考える上で、今のSNSの時代を踏まえて読むと色んな案が浮かんでくるかもしれません。この本おもしろいです!
僕もサイエンス界に革命を起こすぞ!誰も理解できなくて静粛されない程度に。。。ちっちゃ!


天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書) [新書] 
山本 雅人 (著) 
講談社 (2009/1/16) 

364ページと読み応え抜群です。そして陛下の多忙さを実感出来ます。
先日こちらの友人と食事した際、陛下の日本における意味的な話になってこの本読んだ事もあって頑張って説明しましたが難しい。そもそもシンボルとしての存在というのがすっと入ってこないと思う。
どう説明したらもっと脳みその中でシュミレーションしないと。
話は飛びましたが、新聞やテレビで報道される際に使われる独特な言い回しにいろいろな意味があるのが分かったり、報道される行事の意味合いなどちょっと深く皇室のニュースを理解するのに役に立つかもしれません。年中行事などで陛下は本当に僕達の知らないところで様々な公務をこなしておられる。
年齢のことなどを考慮すると激務だろうと思われます。いつかお会いできる機会を与えられたらならなど考えると、恥じないように頑張ろうと思いました。今、飲みながらこの文章を書いています。敬礼!


いわれてみれば。。。

桜の花びらが散った木。
今頃って毛虫まみれだったような。
アメリカの桜の木で毛虫を見た事が無いのは気のせいか。

先日ハーゲンダッツの最後の店舗が閉店になったって日本でニュースになっていた。
アメリカでハーゲンダッツの店って、こっちに来てこの方見たこと無いのは気のせいか。

日本の本をよく読むが縦書のスタイル。
なんの違和感もないが、日常書く文章のほとんどはもう横書きだ。
科学の本もメルマガもブログも横書きだ。
日本人は漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字・縦書・横書きを駆使する。
器用な脳だと思うのは気のせいか。

火曜日, 4月 16, 2013

おもろすぎる!!

youtubeで

EXテレビ Osaka 激論 漫才ブームは再び来るか?
というのを観てます。これきてます。
もういろんな線が繋がりまくりです。
今日は仕事行かなくてもいいと思うぐらいきてます。
ちゅうかそのつもりで、朝酒です。
あー、人生って楽しいね!!!!!!!!

月曜日, 4月 15, 2013

悲しいですがそうくるんですね。。。

ボストン・マラソンでの爆弾に関して

Twitterと同じコメント。 
悲しいですが完全なゆるい脇腹しかも多国籍の人が参加するイベントを狙って来るとは。。。アフリカの一件との関連かなぁ。

以下所感
定義的には完全に成功です。ここからどう各国が動くか。日本人犠牲者も出た可能性があるし日本の対応も問われるでしょうね。色々注意しないと。。。

木曜日, 4月 11, 2013

本の感想2013 No12-14 (その112-114)


なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226) [新書]
若宮 健 (著)
祥伝社 (2010/12/1)

僕はパチンコをしませんが、ここに書かれている事実は結構深いです。
タイトルの韓国の話は最初に登場し、以後日本におけるパチンコの現状が描写されます。
韓国がなぜ廃止できたのか?政府の決断という安直に答えは出せますが、その裏返しのなぜ日本は全廃できないかというのが実は本題だったりと僕は考えます。
パチンコと言う一つの事象から何層にも広がる日本の抱える問題が理解できるような気がします。主婦の人ってはまるんですね。。。
僕はパチンコこわーて出来ません!でも人生はフィーバーさせたい!!


宗教とツーリズム―聖なるものの変容と持続― [単行本]
山中 弘 (編集)
世界思想社 (2012/6/22)

タイトルを読むと難しそうですが、結構身近にある旅行のスポットが一部の人にとっては聖なる場所でそこを訪れることってなんだろう?みたいなニュアンスでしょうか。
僕が一番面白かったのは電鉄網と寺社仏閣の関係性です。主に関西が取り上げられてましたが、其処へ延びる交通と言うのはとても大きな要素である。それが発展した背景などが書かれていました。
前からこの手の話は知っていたんですが、ちゃんとした論文と言う形で読めてとても面白かった。
あと、日本から飛んで世界へ。結構「聖地」と言われる場所って「宗教的」なもの以外も人の嗜好や興味・趣味で存在するという事実。
漫画の原作地を訪れるのもそれだし。とても勾配のかかった人の憧れとか帰属意識の底にある問題を突いた面白い本でした。
あと、後半に出てくる負の文化遺産のツーリズムは「福島第一観光化計画」にもリンクする興味深い項でした。
旅というもの意味とか目的とか。娯楽の外側か内側にある人間の好奇心とか興味とか。旅に出たくりました。
聖地・なんばグランド花月!バンザイ!


相方 ビートたけしとの幸福 [単行本(ソフトカバー)]
ビートきよし
東邦出版 (2012/10/20)

きよし師匠がツービートの結成・漫才ブーム・解散・その後という時系列そってに相方であるビートたけしとの出来事や思いを綴ってあります。
僕は漫才ブームの少し後の世代なのでツービートと言えばひょうきん族というイメージでした。ここで描かれる芸という世界は興味深く、今の現代には無いような懐かしい匂いがする世界。僕はちょと憧れと言うか羨ましく思いました。
終始きよし師匠は相方の理解者であり今もそれは続いている。
人生で多くの人と出会い、そして時間を過ごす。一人の相手と深い時間を時間を過ごすと言うのは恋愛以外でなかなか無いものだと思う。
でも、このマッチングはアップルやgoogle、そしてマイクロソフト。ノベール賞を受賞した益川・小林両先生。そして漫才。
お互いを埋めあう・助け合う・補強しあう。これって簡単に出来そうで難しい。話して理解して受け止めて。相手を受け入れるということを無条件でできることってよっぽとでないと無理だと思う。
そこにお互いが得れる何かしらの利益や喜びなどがマイナス面・ストレス面を大きく凌がないと続かないだろう。
人生で出会った人への想いを色々考えさせられました。そんな素敵な、いや完璧な出会いがあるのかなぁとか。
えっ?オチ?ちょっと何言ってるか分からないんですけど。。。