モデルナ:万年赤字企業が、世界を変えるまで Kindle版
ピーター・ロフタス (著), 柴田 さとみ (翻訳)
ピーター・ロフタス (著), 柴田 さとみ (翻訳)
草思社 (2023/6/2)
分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議 Kindle版
河合 香織 (著)
河合 香織 (著)
岩波書店 (2021/4/6)
もちろん今も存在し苦しんでいる人がいることを承知の上で、 コロナって何だったのか?
検証記事・ 書籍がきちんと出版されることにより教訓となると思うので思想云 々カンヌンは抜きにして何が起きていたのかを知るために手にとっ てほしい書籍だと思いました。
ワクチンに関してそれぞれ立場があるのは承知ですが、 一週間で完成してLet's投与って訳ではないので、 どのような経緯があったのかを知ることができます。 僕も研究者ですがモデルナで働ける自信がありません。 でもその職場で働いた人がいるから今そのワクチンが存在するわけ で。
笑い話で「この刺し身5000円なんて高すぎる」という人に「 じゃー、 5000円あげるからこれより良いものと釣ってきてください」 といったらではないですが、対価というものがあるわけで。 もちろんボッタクリがあるのは否定しませんがそれは本当の一握り の人がそうなだけ。 基本的に大半の人が受け入れられる範囲でビジネスをしている訳で 。 ここで書かれているのはその受け入れられる範囲の話だと僕は感じ 、それがどんだけ茨の道だったのか。 前回のポストで書いた今のM-1があるのは第一回のM- 1があるように。
続いてはコロナ対策の話。僕は対岸から見ていたので見え方が違うかも知れません。でも正直に白状すると、専門家が専門家として意見を述べて素人に叩かれるのをおぞましく見てました。この辺が僕がアメリカにいる理由につながるかも知れません。
だからこそ、この書籍を手にできて良かったです。なぜなら専門家の仕事をリアリティをもって感じれたから。僕でさえ感じるのなら。。。
先頭に立つ責任を持つことの大変さを感じ、もっと’がんばらな’と切に自分のケツを叩く次第です(いやー、甘えている。。。)
これ以上でもこれ以下でもありません。興味のある方は是非手にとって読んでみてください。僕には僕の役目があるのだと思って相変わらずバーでトグロを巻いて友人たちとワタワタおじゃべりしてます。