土曜日, 6月 10, 2017

2017年12冊目(272)

プロ野球・二軍の謎 (幻冬舎新書) 新書
田口 壮 (著)
幻冬舎 (2017/3/30)

交流戦現在首位(6月10日現在)のオリックス。その2軍の田口監督が一年目の監督ーズンを終えて書き上げた本。

選手の目線からチームや監督そしてメジャーリーグの事を描かれていた前著とは違う目線、監督として見る景色。そして普段知り得ない2軍がどのような所なのか。
玄人好みと言ってしまえば簡単なのですが、素人や野球に興味を持ち始めた人が読んでこそ1軍の野球にもっと興味を持てるのかもしれません。

組織論としてもとても勉強になるでしょう。どうしても選手個人に注目が行きますが、個々に与えられた自由度の違いとどこから観察するかで企業なのか公務員なのかスポーツ選手なのかの違いはあれど、その点から同心円状に広がる世界が必ずあって俯瞰するとそれはやっぱり組織になります。
プロスポーツは文化の面もあるので組織にその国の特徴が結構色濃く反映される部分もあり、アメリカと日本の組織の違いも垣間見れます。自分が属した組織を思い返しながら納得してました。

もちろん阪神タイガースも好きですが、僕もともと西宮球場が気に入って阪急・オリックスとファンでした。ファンクラブに入っていた頃。。。懐かしい!
去年帰国時に大阪ドームに行ってオリックスをまた応援しようって感じになり、この本。オリックス是非とも頑張って欲しいです。そして次回は2軍の試合に行ってみたいと思います。

でも甲子園にも久々に行ってみたい。。。です!

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