土曜日, 10月 15, 2016

豊洲の盛り土とSTAP細胞

先日のこと京大大学院教授の藤井聡さんがいつも聴いてるラジオ・ボイスそこまで言うかの宮崎哲弥さんの日のゲストで出ておられた。

豊洲市場の盛り土問題を「土木・建築家」の専門家として話してくれた。それはとても興味深く地下で見つかった空洞の件などについてとても勉強になった。

おれの常識おまえの非常識をひしひしと感じ、単純なサーチもせずに「へー、あかんやん!」って思っていた事を恥じた。

無知。このことは自体は全く悪くない。むしろ世の中には知らない事の方が圧倒的に多く存在する。だからこそ、 人はgoogleで検索し本を読み講演会や勉強家に出かけるのである。

大事なことは無知であることを知っている・分かっているのかどうか。
「空洞があって、水が湧いていること」=「悪いこと」
日常の生活感で建築に触れたのならこの方程式は間違っていない。でも、それに理由があるかどうかは調べないことでしか分からない。

それを怠って、ゴシップ的な都知事と議会・役人のやり取りを切り取ってごちゃごちゃ言うのは間違った方向に進む可能性を持っていると思う。

STAP細胞事件で科学的な知識を持って小保方さんがしたことを議論した人はどれぐらいいたのだろうか?
センセーショナルな記事が踊り研究の中身より彼女の人となりや記者会見が独り歩きし、その結果として世界に誇れる科学者をの命を犠牲にした。

今回、僕は幸いこの放送を聞くことが出来たおかげでこのことに気付けた。

冷静に
「あんな穴なんて簡単に調べて見つかるようなら誰か気付いてるんちゃうん?」
「いくら利権とか云々あったとしても、やるならもっと巧妙にやればええのに。」
というなふと思うゴシップ的な問いに「だから役人は」的な答えを出す前に「ホンマはどうなんやろう?」と思って行動を起こせるか。
仮にそれが事実なら「こいつら糞やな!」でええねん。でも糞と言える理由を見つける作業を「テレビで言ってたから」的レベルでなく「建築的にありえへんらしい」と言えるレベルに上げれるか。それはきっとウキペディア程度のサーチでもいいと思う。いや、そこ「から」でええと思う。

真実は掘りこさないといけない。。。だから盛り土!徳川埋蔵金でも埋まってるんちゃう!?。。。なアホナ!

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