月曜日, 5月 02, 2016

14th book on 2016(244)

逆襲する山里亮太 これからのお笑いをリードする7人の男たち 単行本(ソフトカバー)
ラリー遠田 (著)
双葉社 (2015/7/22)

ここで紹介される芸人さんたちの括り。僕と同世代芸人さんたちです。

芸人になるには師匠の下につく時代から、ダウンタウンさんたちから始まった養成所を出で芸人になる。そしてこの制度が完全に定着しバブルとかを経て「豊かな日本」になってから芸人を目指す世代。
テレビがとてつもない力があった時代からネットと移行している時代に芸人を目指す世代。
終身雇用から成果主義や派遣。価値観が多様になった時代に芸人を目指す世代。
上が詰まってる中で勝ち抜くため生き残るため。7人7様の個性と戦略。

へー芸人さんは大変だと感じたらそれは安直すぎる。きっと芸人さんだけでなく何処の世界でも僕と同じ世代は現在同じような苦戦を強いられているのではと。つまり、僕らの通るべき探るべき道なのだとして当事者性を持って読むべきと感じた。

でも、きっと上の世代には上の世代なりの苦戦があったと思う。もちろん景気の良し悪しはいろんな面で影を落としてくる。けど、どんな時代でも金持ちと貧乏はいる。現代は比較的貧乏な過程でもご子息は大学に進む。昔の金持ちでも大学進学なんて今ほどではなかったはず。

そんなことを考え出すと売れるにはここに紹介される7人が実践しているような作戦をまがいなりにも自分自身あった形で見出さないと成功はしなのだろう。芸人さん的に言う売れることを目標にするなら。売れるには売れる理由があるし、売れるのは簡単でない。すぐに売れたとしてもかならず油断すると足元をすくわれる。何がそれを導くのが知るため考えるため存在するこの本。

芸人ウォッチャーの僕は本に書かれてるいくつかのエピソードについてより深く知ってたりするのでとてもおもしろかった。やっぱり芸人さんには憧れます。そしてその仕事がいかに大変で、みなさんがどんな苦労や努力を重ねているかを知っているからこそ特に。

僕もはやく方程式見つけ出さないと!飲んでばかりいたら駄目だ!
が、これが僕の個性だから。。。あー、無理数のようだ。。。

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