水曜日, 11月 09, 2016

一夜明けて

この国の深さと広さを痛感してます。


Googleさんからお借りしてきました。青と赤の比が全く違うのに接戦。選挙人は各州の人規模で振り分けられるシステムです。青はどちらかというと都市部(ロス、シアトル、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ワシントンDC)なのが分ると思います。
州内の細かい地区ごとで見ると州全体は赤なのにある経済都市のある所だけポコッと青になっていたりします。

一部の経済圏で暮らしてる人々の意見と大規模なカントリーサイドの意見と戦うこの構図の意味を今回の選挙でこの国の国民はしっかり受け入れるべきです。特に青のエリアに住んでいる人たち。世論調査を気にしSNSを使いリベラルと謳う人たち。

この国の農作物・畜産物など赤の州で作られている現実。それを消費する青の州。そしてオーガニックやら歌う人たちも青の州。果たして青の州の人たちは赤の州の人たちのことをどれほど知り考えたのか?そこが今回の結果の肝ではないかと。

もう終わったとか悪夢だとかいう人たちほど青に住んでいる人たちのような気もします。
自分の国のこの現実を受け入れないと本当の悪夢になるような気がします。
Diversityを掲げ支持した青の支援者は今こそ自分たちの言った言葉の本質を受け入れないといけないのではないでしょうか。それは支持率調査で声の拾い方を誤ったメディアも然り。

トランプさんは冗談が現実になったのかもしれません。でもなってしまったんです。
彼が父として厳格に子育てをしてきた実績を国政に応用できれば大化けするポテンシャルありと僕はみています。あと暗殺にはお気をつけとも。。。

最高裁の人事件をトランプさんが握ってから発動すると共和党ということもあって銃規制とかは難しくなるかもしれないですね。議会も赤色寄りなので運営次第で自由の利く4年間になるのもポイントかも。

最後にヒラリーさん。この人ほど辛酸をなめてる人は居ないでしょう。オバマさんと党内で争い負け。国務大臣を勤め上げようやくお鉢が回ってきたらトランプさんに負ける。大統領という職を必死で目指した人はこの先ヒラリーさんの他に出てくるのかなって。彼女の今日の演説はそんな12年間の苦悩、いや夫のビル・クリントンさんの時から抱いていた想いが走馬灯のように駆け巡る中でしゃべっていたのかもしれないですね。

祭りは終わり日常が始まる。2人の候補者のこれからの日常に思いを馳せながら。。。
一杯早く飲みたい。。。でも、一杯飲んだらもう忘れてしまうか。。。

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