土曜日, 7月 30, 2016

番外編 DVD on 2016

映画「立候補」 [DVD]
マック赤坂 (出演), 羽柴誠三秀吉 (出演), 藤岡利充 (監督)

2011年に行われた大阪府知事・市長のダブル選挙を「泡沫候補」と呼ばれる候補者の目線から追ったドキュメント。
まず、都知事選の投開票日までに観れてよかったです。

勝ち負けとは。選挙に出るとは。深く考えました。答えはよく分からないけど。考えさせられました。

誹謗中傷とはどういった人に本来向けられるのか。向けられるべきなのか。
「帰れ」コールや「売国奴」と言う言葉も。
集団の沙汰。怒号。人を応援することの裏返しはこういった言葉を向けることなのか。
愚民とはいったい何を指すのか。

何か内臓にチクリと刺さってます。何とも言えない。すごく最後が不快で不快で。
でも自分もそうかもしれない。そうだったかもしれない。そうなるかもしれない。
選挙を祭という言葉で表現するのを目にします。祭りの意味は目的はなんなのだろう。
祭りには宗教的な側面もある。神社やお寺。祀り。奉り。神輿は軽い方がいいなんて言葉も。
この「まつり」の対象と非対象は対称なのか非対称なのか。
世に出る。世に問う。世を憂う。

選挙と言う装置のトリセツを示しているのかもしれないこの映画。
清き一票を投じます。

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