月曜日, 7月 25, 2016

21th book on 2016(251)


1989年のテレビっ子 -たけし、さんま、タモリ、加トケン、紳助、とんねるず、ウンナン、ダウンタウン、その他多くの芸人とテレビマン、そして11歳の僕の青春記 単行本(ソフトカバー)
戸部田 誠(てれびのスキマ) (著)
双葉社 (2016/2/17)

世に出たのには理由がある。
世に出るためには理由がある。

この似た2つの言葉。でも両者の間にある面白い溝。この溝に溜まったドブをひっくり返したのがこの本。というのが僕の表現。

もう、お笑いが好きでその好き度がお笑いのでき方・システム・歴史とかに侵食してる人は必読。
僕も大概知ってる方だいう自負があったけど、結果は張りまくられた付箋の山。

それ以上に、芸人と芸人、テレビマンと芸人、時代と芸人/テレビマンといった”縁起”の化学反応にもう鼻息を荒げてしまう。だからこそ冒頭の2つの言葉に。
個人と社会・空気の機微。約40年ぐらいのオムニバス。

成功するための傾向と対策はここに全部入ってる気がする。
気付かない人・分からない人には一切届くことはない勝利の方程式。
この気付かない・届かない・分からないの意味すところが究極の現代の成功/正攻法だと思う。
古文とかであったサ行変格活用みたいにこの3つの言葉尻を遊ぶと。。。ねーー!

筆者が足を踏み込んだきっかけもまた「この世界」に張り廻られた結界との関係性であり、結界の内に入ってくれた(僕にとって)筆者のおかげで、僕は結界の外から中の空気で深呼吸できたのです。ありがとう。

読んでみたください。読後感であなたの立ち位置分かりますよ!読後感占い。これって信憑性高いんちやう!?

最後に、僕がこの本のようなテレビっ子でお笑い好きだったんだ(しかも親が観るのを許してくれてた)というエピソードで締めます。
”さんま・一幾のイッチョカミでやんす”という番組。スゴイはまって観てました。週末に観てた記憶。土曜の夜10時から30分。
ホンマにむっちゃ観てたんですよ。この番組は一年で終わっていて僕は小学生だったという事実。
クイズ早く行ってよ!も同時期なイメージです。怖くてウィキは開きません。
あーーー、君たちが居て僕が居る。僕チャーリー。。。ではないからね!!

0 件のコメント: