月曜日, 6月 13, 2016

17th book on 2016(247)

プロ野球 コンバート論 単行本(ソフトカバー)
赤坂 英一 (著)
PHP研究所 (2013/5/11)

読中・読後と浮かぶフレーズが浮かぶ時がある。この本に関して言うなら

人間数珠つなぎ
類は友を呼ぶ

この2つだとちょっと面白おかしくというか軽い感じになってしまうけど、どれだけ自分決めた道を走り出すための環境が理解者や経験者によって形成されていくかを思うと腑に落ちると思います。

コンバート。ポジションの移動。野球なら。社会なら転職!?

試合に出れる9人、一軍に入れる人数。それを勝ち取るための手段。僕が口にする言葉で表現すると「生きる術」。そこに漏れるという事は残念ではなく失業という代償がある。だからこそ悩み苦しみ腹をくくり挑む。決断が成功を保証しないというのも大事な点。でも決断しなかっても先は見えているというのも。。。

ここに綴られるのは成功例ではあるけど、その成功を支えた中に見える上にあげた2つのキーワードがあると。それを彩るというか落とし込むために

観てる人は見てるし評価してくれる人は評価してくれる。
話を聞ける人と聞けない人。
行動に起こせる人と起こせない人。

個々のベースとなる人間性とタイミングや運が絡み合う。
なんかね、色々考えさせられるし分からなくなります。でも一つ言えることは、野球が好きでそれに汗を大いにかけるほど真剣であるという事は揺るがないと思います。

帰国時に観に行ったオリックスの試合。現在そこに関わる方々の名が。ここに出てこない名で思う選手も。
何か一つをおもいっきり好きになってみませんか?オタクやマニアやキ〇〇イとか言われるまで。そうしたら此れはあれとか比較対照ができて世界が広がると思う。

さー!酒の世界へ!要は全部エタノールですわ。。。なんじゃそら!!

P.S. 筆者の赤坂さんの文章は前に読んだ2番打者論でもそうだったんですけど、人間関係のケミストリーと本当に上手にあぶりだして引き込みます。完全なる触媒です。今回もやられました。。。

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