金曜日, 11月 27, 2015

39冊目2015(225)

統合失調症がやってきた 単行本(ソフトカバー)
ハウス加賀谷 (著), 松本キック (著)
イースト・プレス (2013/8/7)

多少の御幣を生むかもしれないが思ったことをいつも通り記そうと思う。

この本は出来るだけ多くの人に読んでもらいたい。フィクションのようなノンフィクション。まるで新進気鋭の漁業の乱獲法の方に、だれが読んでもどこかのフックにかかるような気がします。

精神疾患が起きる要因や環境。
幼少期の子どもとの接し方。
子と親と言う関係性と家庭と言う空気・機能。
受験や英才教育や学歴とquality of lifeの意味。
精神を病むこととは。
やめる勇気、あきらめる勇気、声を上げる勇気、受け入れる勇気。
逃げ道や避難所がある事の重要性。
お笑いの持つパワー。
受け皿としてしての人間愛と寛容性。
薬の正しい飲み方。
精神病棟とは。
友人とは、人間関係とは。
身体の反応とは。
やりたいことをやるという意味とは。

なんかこの本から思ったことを羅列したら、なんでも書いてるよう怪しい本のようになってしまった。
でも、精神的な病とか統合失調症とか躁鬱とか心神耗弱とか、裁判の争点になるようなこう言った事象。どうなん!?って思っている人の方が正直マジョリティーだと思う。
その影はいつも周りに潜在的にあって、ちょっとしたトリガーでにょきっと出てくるかもしれない。
それは自分かもしれないし、周りかもしれないし、周りの周りかもしれない。
変だなの先。その想像力を養えると思う。

めちゃイケで江頭さんと熾烈な張り合いをしていた松本ハウス。そのハウス加賀谷さん。加賀谷潤さん。日本に帰ったらライブに行けたらと思う。
つくづく笑いの持つエネルギーというか薬効を思い知らされます。

今日のお薬です。ビール。ぐいっとではなくチビチビが好まれます。あーーざす!

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