還暦から始まる (講談社+α新書) Kindle版
谷川浩司 (著), 山中伸弥 (著)
講談社 (2024/6/20)
去年読んだ本の感想を今頃アップするカオス。。。
前回の本の感想の将棋熱から派生した読書。小学生のころ親戚の家にお泊りした際にニンテンドー・ディスクシステムで遊んだ谷川名人監修の将棋ゲーム。
当時の僕がどれだけ先を読んで駒を進めていたとは思わないけど、このゲームの記憶は鮮明に残っていてYouTubeでそのゲームを見れる現代に感慨しかないです。
その谷川名人。関西の将棋界を支えた功労者。羽生さんが台頭する前夜に若くして将棋界で出る杭やったのに打たれずに業績を残した。この功績がその後の若手棋士の萌芽のきっかけとなった存在(と知った前回の読書)。そんな谷川名人の肉声を聞きたくて検索したら、ななななんと山中先生との対談本が。。。
山中伸弥。もう説明がいらないぞんざいだと思っていたら先日このノーベル賞学者を知らない日本人に出会った。。。僕の知名度なんてくそ底辺だと改めて思った。
老いるということに関するお二人の会話は示唆に富み、あえて言うならこのお二人の話す老いは同年代と比べて圧倒的にアクティブな視点から語られているのと思うので、言うほど思うほど老けてないと僕は思います。が、僕もこの先どうなるかちょっと考えました。いい意味で。
正直、このお二人より僕の方が圧倒的に老けてる部分を感じてもうちょっとパリッと生きようと思ったのでした。って感じたのにできない現実を噛みしめて。
あーーー!