日曜日, 2月 06, 2011

書評4(その46)

平成海防論 国難は海からやってくる [単行本]
著:富坂 聰
出版社(発売日):新潮社 (2009/12/22)

尖閣諸島の問題が起きた時、「なんで読どかへんかったんや~」と後悔しました。
非常に読みやすく、とても示唆にとんだ内容でした。



そこから何をイメージしますか?
おそらく浮かべたイメージとはかけ離れたモノたちが海を通って繋がっていくと思います。
食料・エネルギー、外交・領土、海賊、環境・生態系問題。
全て海が関係し、海に囲まれた日本は間接・直接含め影響を受けるのです、複雑に絡み合いながら。
少し想像力を働かせば「そらそうやな~」ってなります。
なぜ感じないのか!?無関心。いや無知という恐怖ですね。

陸の国境を身近に感じないのは海があるから。でもその海には海面の国境がある。
船でしか見れない日本の国境。

海上保安庁と海上自衛隊の方々に本当に感謝しないといけません。

日本の海デカイです。そして日本にとってかなり大事な問題が浮かびまくってます。
「海」について考えるのにとてもよい本だと思いますよ。

んー、なんか魚が食べたくなってきたなぁ…

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