火曜日, 11月 04, 2014

読んだ本・その35(178)

弱いつながり 検索ワードを探す旅 単行本
東 浩紀  (著)
幻冬舎 (2014/7/24)

僕にはいつくか鉄板とまではいきませんが、うけるネタがあります。そしてそのほとんどが旅に関するものです。

旅とは非日常を体験する時間として前から位置づけていて、自分でも可能な限りその時間を作りたいと思うのでした。

今回この本を読んで、旅が持つ新たな側面を実感ししました。果たしてその側面はすでに僕の旅の中で実体験を通して日常に還元されているものでした。
でも、意識と無意識の狭間。今後これを意識的にすることで僕の引き出しは格段に増えるのではと、いつになるかわからない次回の旅に想いを馳せるのでした。

敬愛する東さんの新刊。読みたくて読みたくてついに手にできました。キーワードは先に述べた旅とネット。

ネットが生活の大分部において果たす役割が大きくなった現代において、よりよく生きるための方法。それを気付くための旅という行為。
手段として。ネットを扱う上で発生する言葉との接し方。その言葉と深く関わるリアルな社会生活と存在としてのモノ。

環境として。購読している佐々木俊尚さんのメールマガジンで取り上げられていた、小笠原諸島に移住した写真家の人の言葉
「自分を変えるには、住む場所を変えること、一番要らないのは、新しい決意」
そして現状が現在の自分を規定するという僕の好きな言葉。

僕の日常で大事な要素として存在する、色んな人と偶発的に出会うことによって起こるケミストリー。

こういった僕の頭の中で点でバラバラで存在した考え方や感じていたこと自分の意見といったものが、この東さんの書によってふわっと輪郭を浮かべたように思いました。

結構僕の人生おもろく過ごせてますやんって自己評価高くしてしまいました(恥)。
旅かぁ。最近自分のスタイルで旅をしていないので近いうちに出かけたいと思いました。どこへ??
ダーツでも投げますか!?

2 件のコメント:

June さんのコメント...

そうですね、無意識の意識化そして環境が人をつくる、そして偶発的に出会った人達との語らいで起こる脳内活性。。。この書によってよりその輪郭を明確化できたとはこの先の生き方も方向性も活性化できそうですね。より共有したいとおもいますので、是非。

Yoshi さんのコメント...

>Juneさん
コメントありがとうございます。
活性化をちゃんとフィードバック出来るようにまた活性化していきます。予約は承りましたので、しばしのおまちを。ただし原稿用紙400字ずめ3枚の感想期待してます。。。cheers!