水曜日, 2月 12, 2020

2020年 1冊目 (344)

料理の四面体 (中公文庫) (日本語)
玉村 豊男  (著)
中央公論新社 (2010/2/25)

「相手の気持ちになって」とか「勝者の視点と敗者の視点」など、物の見方を変えることは理解を深める上で極めて重要なアプローチだと僕は思っていて、実際心掛けている方だと思っていた。甘かった!
この本は料理という枠の中で素材や調理法・調理名を基本事項を確認しながらデジタルをアナログに変換するように繋いでいきます。
これが何とも痛快で、そんな事は考えもしなかったがその通りやなを膝を打つ事の多い事。

今自身が対処に困っている問題を解決するきっかけを与えてくれるほどのインパクトで、自分の貧相なものの見方にガッカリした反面、今後この捕まえ方と正確な位置分析を心がけようと誓ったのでした。

ステーキはサラダだ!!この発想を受け入れらるようにになるんだわこれが!!固定概念だったり「それはそうモノだ」と思ったり、日本含め各国の言語間にある表現の溝だったり深く考えない思考停止になりがちな事って料理にはこんなにあったんやと。しかも文庫化される前のオリジナルが出版されたのは1980年。餃子の王将のcmでは無いですが食は万里を超えるとはよー言うたもんですが、40年たっても色褪せない万里も時代も越えて残る。伝統とは何か違う本質をかんじませんか?

料理をしたくなるし食べたくなります。ベタなオチで恥ずかしいですがキレイに料理されました。ご馳走様でしたー。

0 件のコメント: