火曜日, 6月 27, 2023

視覚的雑味と文字的純度

 沈黙のパレードを観ました。今回の視聴の前に、原作は2回読みました。

原作のすべてを約二時間ほどの時間に詰め込むには無理があります。なので、原作の期待を持っての視聴は全体的に薄味に感じてしまいます。しかし、原作での読書体験で得られる単眼的なストーリーと違って、映像においては非常に多くの無駄・不要を含んだ多くの複眼的な情報として濃い時間として過ぎてゆきます。

原作を読んだ上で観たために文章の持つ濃密さと映像の持つ奥行きを体感しました。もし映画を先に観て本を読んだらどうなっていたのかなって。

ただ、過去いつも原作が先になるケースが多いので(でも、無理に逆を作る必要もないし)。

僕の仕事で言ううなら論文と学会等でのプレゼンテーション。7月に自分がこの状況に巻き込まれるので、今回の経験を踏まえてよい作品を世に出したいです!!

がんばれーーー!

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