土曜日, 10月 25, 2014

はい!ここにますよー!

先日飛行機に乗り遅れた。
乗り遅れた事実は当人しか知らなくて、他人に知らせない限り誰も気にしないし知らない出来事。
その前に、僕が旅に出ることを知らない人にとってそれすらも意味のない一つの出来事である。
ところが、この状況で現実の僕の在処を把握しているのは僕自身と空港会社だけである。
僕が旅程にあることを聞いた人も知っている人も、飛行機に乗った機上の人になっていると思っている。
でも実際は僕は空港でビールを飲んでいる。

存在・実在

今僕は世界の中でひっそりと消息を消した存在だー!と思って一瞬何が何だか分からなくなった。
だれがどこにいるか。位置情報。GPS。
生きているという証明は自分が一番分かっている事実なのだが、他人からの認識によって良くも悪くも規定されている現代社会があるのかなーなーんて、ふと落ちたエアポケットで思いふけった。


*******

諸事情もろもろで完オフを取った。
その際、睡眠それも2度寝と言う最高のひと時と向かい合った時のこと。

独り言。まぁ、しますよ。仕事中・サッカー中・飲んでる時・家に居る時。
実際に音として発する言葉。
それとは対をなす、心の会話。心の独り言。

でも、世の中のすべての人がこれをしているかは分からないし、やっていたとしても比較が安直にできない。
それを今回は置いておいたうえで。
その心の独り言は意識を働かせることで振動とし空気中に放たれた音とそての独り言になる。これは耳と言う器官を通じて脳内で理解される。
さて、こころの独り言はどういった音をもって脳・身体が認識しているのだろう。
その心の独り言には声の強弱高低からものまねチックなものまで。
記憶としての音。人の声やフレーズ。脳内で再現する。まるで耳元でささやかれているように。

ながなが理屈を並べたけど、要は自分は何をもって喋ったり・聞いたりしとるねん。

今、小さく「あー」と声を出した。実際に喉を使って。
今、「あー」と心の中で呟いた。自分にしか認識できない声として。

はてさて、脳と耳と口と身体の協奏曲ですか。
現実・実際・actual・realってなんぞや。


*******

でも今、呼吸をして生きているんです。それを自分は知っている。
なーーーーーんか、なんとなーーーーーーく、面白くない!?
って思ったのでした。
さて、もう一杯飲むか。

0 件のコメント: