木曜日, 1月 18, 2018

2018年1冊目(294)

選択の科学 単行本
シーナ・アイエンガー  (著), 櫻井 祐子  (翻訳)
文藝春秋 (2010/11/12)

この本を去年の末に手に取れたのは幸運だったと思う。なぜなら今一度自分が歩んできた道を思い返す時間を与えてくれたから。

今まで一体いくつもの選択をしてきたのだろうと細かく考えると気が遠くなるけど、現実思いに至るのは「ターニングポイント」と思われる決断をした時のこと。
なんであの決断をしたのかと思い返えすした時、ここで論じられる選択を取り巻く種々の要素が確かに存在していた事に気付く。そして、自分はその中で今思っても最良の選択をしてきたなって。
何故出来たのか?おそらく自分として「どうしたい」という絶対的価値と「こうした方がよい」という相対的価値をうまく咀嚼できていたからだろう。今思うと結構な驚き。入試でさんざん選択肢を外してきたのにね。。。

自己の意思決定に関わる要因の他に、意図的あるいは無意識に選択肢を絞ったり広げたりといった選択肢自体を取り巻く環境もあるわけで。
毎日が謎解きや懐疑的にもなりそうやけど「自分にとって」気にかけるべき点が改めて分かったのと、そこらじゅうに無意識な選択ゴロゴロあるという事実を脳にしすせたことは有意義でした。

これから来る選択にどう向き合うか。まずは自分自身を整理しないと。
選択の結果こんな文章になったけどこれでよかったのか?知らんがな。。。

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