僕には何か勘違いをしているようにしか感じられません。
大手4紙の記事を見て、確実に僕が考える言語の扱い方との齟齬が感じられました。
外国人の長期滞在許可にあたり、「日本語能力試験」などを活用し、一定レベルの日本語能力を要件として加える方向で検討に入ったそうです。
要は日本語が流暢に話せる外国人の方は長く居てもいいよってことです。
政府は、
1)外国人が地域社会にとけ込みやすい環境をつくる(犯罪とかが起こらないように)
2)日本語学習人口を増やす
といった点を根拠にしています。
確かに日本に来るねんから日本語ぐらい勉強してこいよってのはホンネな部分かもしれませんが、もしこの制度が諸外国で適応されたら、あまたの日本人が苦しむのではないでしょうか。
上手く話せるに越したことはないですが、日本の国益を考えるなら話せるよりも内容を重視すべきではないでしょうか。
労働力を補いたいと言う名目なら、ニートや引きこもりを引っ張り出す制度が先でしょ。
上にあげた1)を考慮するなら、受け入れ先が外国語に対して対応できるようにすべきでは??
双方の努力があってこそ成立するものと思います。外国で暮らすことはそんな安易なものではないと僕は思っています。むしろ、外国人の方に対する規制を緩めるより、受け入れ先への条件を厳しくする方が日本にとって有益な方々をセレクションできるんじゃないですか。
2)に関しては、日本が諸外国にとって魅力的なら学ぶ人口は増えるはずです。
逆に「日本では、日本語が上手く話せたら長く居れておかね稼ぎ放題やで!!」となる方がゆゆしきことではないですか。それは日本がそんな国としか思われていない証でしょ。
「日本は入るの厳しいけどちゃんと勉強して行くだけの価値がある国やで」って言われることの方がどれだけ誇らしげか。
アホでもきっと日本語しゃべれまっせ。
だってそれは語学だから。経験し慣れればそれなりに流暢になると思います。
でも本質はそこじゃないでしょう。
これを考えた人はろくに日本語で日本を語れない人だと思います。
僕は英語はまだまだですが、こちらの人に助けられてがんばっています。
初めて日本人と接したのが僕だったら、その人の「日本人」の印象は僕次第です。
だからこそ、流暢じゃなくてもちゃんとしたことを話したい。
外国にいる人はみな小さな外交官です。
だから僕はこの案には相譲れません。
2 件のコメント:
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1121449.html
こういうニュースも関連してるのかな?
経団連もそうだけど
外国人は労働力が安いから
どんどん国内に入れたがるよね。
な~んか間違えてるよね。
そのうち選挙権やらもとめてくるよ。
記事が違うけど中国の問題も
全く持って共感。
帰って来たら飲んで語ろうか(笑)
>s_maeさん
コメントありがとうございます。
きっとこのニュースは関連ありますね~。どえらい圧力があるのか、頭が悪いのか…。
本当になんか勘違いしてると思います、おっしゃるように選挙権ありえますね。
帰国した際ガッチリ飲んで語りたいです!!遊びに行きますので!!
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