日曜日, 10月 31, 2010

書評 その32

知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)
著:高橋 昌一郎
出版社(発売日):講談社 (2010/4/16)

この本は面白いです。前作の理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性とセットでお奨めです。

日々気にしないようなことを深く深く議論していきます。
そして辿り着く解の出ない領域。関連する多数の事象。
意味を見出すとうこと。偶然なのか必然なのか。

自分の存在ってなんじゃ?と思います。

僕は研究をしているので、科学者として向き合うべき問題もたくさん感じます。
昔から本当に色々なことが議論がされているなと思います。
それらを今や当たり前に何気なく過ごしている現代人にはちょっぴり刺激的なのではと思います。

タイトルの字面上難しい感じを受けますが、筆者の力量の凄さで分かりやすく読み進めるはずです。
さぁ、本質の世界へ!!

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