必死のパッチ (幻冬舎文庫)
桂 雀々 (著)
幻冬舎 (2010/02)
人に歴史ありとは言いますが、自分の歴史とは比べものにならない、いや比べられない。
ただ時代の空気感があって、今あえて現代とは時空を超えた話なのかもしれません。特にテレビの力は関して思いを巡らしました。
良いこともあれば悪いこともある。その悪いことが凝縮された前半。人間万事塞翁が馬的に良いところが偶発的も含め起きていく後半。
あー、人生はなんだかんだで上手くできている。悪いことばかりでは決してない。しっかりと向き合いファイティングポーズを苦しい・悲しい・虚しいながらも必死のパッチで取ってる人には。
談志師匠の言葉「落語とは人間の業の肯定である。」、その業の真っ只中を身をもってしかも幼少期に過ごした雀々さん。就いた職。落語家。業を肯定して生きた人の噺。
あーーー、寄席に行きたいですね。
僕の人生は。。。必死でパニック。。。GOですー。。。
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