月曜日, 9月 07, 2015

伊藤園。おーいエスパー!

エスパー伊藤が電話帳を引き裂く。あの、ふわっと感。エスパー!
テレポーテーション!エスパー魔美!お父さんが娘のヌードをスケッチしている。今だと確実ごちゃつくやろ笑


ビールを3杯ほど飲みテクテクあるく帰る道。
静かな無風な街。ひんやり僕もジャージを纏い家路に。
木々が並ぶ道すがら。そこには路上の住人らしきラフな格好の女性が。
帰り道に居る彼女。夜も深いのでやってくる僕を査定してるかのように眺めている。
僕は害のない通行人。ただただ歩く。
ふいに彼女が並ぶ木の下へ。そしてぼんやりと木を見ている。

この下で寝ようと思って。。。思考はここで遮られる。

ガサガサガサガサガサ

見えないゴキブリのカサカサの気配どころではない。
無風な通りの中で、彼女が見つける大きな木だけが暴風警報を受けたように揺れている。
本当に右に左に、大きく、揺れている!!揺れてんねん!!

マジか。エスパーや。

歩くす早さとは別次元のスピードで判断を求める脳。
引き返すか。でも、あの力が引き返した僕に向かったら。通り過ぎて大丈夫か。

揺れに揺れた木が平静を取り戻し、そんな迷惑を起こしたような女子が振り返り改めて僕を見ている。

観てない前提で。前を見ているけど気持ち上の空。
考え中。考え中。平成教育委員会。

ドキドキしながら彼女が佇む危険区域に。

It was crazy, isn't it??

彼女が話しかけてきた。そらクレージーに決まっているだろうが!

恐る恐る首を彼女の方に回す。すると、彼女はまた木を見つめている。
その先を辿ると。。。


現象には必ず理由がある。よくもまぁ、そのまま歩いて行ったなって。
酔っぱらったその彼女の彼氏が木に登ってちょけていた。それだけ。悪ふざけ万歳。
でもその場の空気や、その女性の完璧な間と立ち居振る舞い。

あのね、エスパーに出会ったと真剣に思ったし酔いが一気に醒めたよ!!

木に登っている兄ちゃんを見て、なんじゃそら!!って心の中で発狂した僕はサルスベリ。緊張と緩和。

バカヤロー!!!

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