木曜日, 10月 15, 2020

2020年 5冊目 (348)

村上T 僕の愛したTシャツたち Kindle版
村上春樹  (著)
マガジンハウス (2020/6/4)

これが人生ではじめての村上春樹さんの文章を読む機会となりました。

僕もTシャツが好きで2011年の4月から1年間毎日違うTシャツを着てfacebookにキャプションつけて上げるというのをやっていたので、どんなエッセイなのかある意味で同士というような感覚で読みました。

僕が書くであろうTシャツ話とは全く毛色の違うものでした。なんでしょうかTシャツはあくまでもきっかけであって、そこから展開されていく内容は教養のある文章って感じでしょうか。天声人語を読んでるみたいでした。所々、その教養のフックに自分自身がひっかかると嬉しかったり我ながらおーって思ったり。文章から滲み出る優雅な生活をええなーと思ったり。そんな自分は村上春樹の文章に飲み込まれているのでしょう、くそー!

Tシャツの趣味で言うと多少被るような部分もありますが、流派が違う感じでした。僕のお気に入りでこんなエッセイ書くなら、Tシャツに使われているキャラクターの版権やら大変そうな気がしてなりません。というかそんな機会いつくるねん!

2018年の引っ越しの際に相当数は処分したのですが、最近またストックが増えてきたり。

まー、いつまでもTシャツ姿の似合うおっさんでいたいと改めて思いました。筋トレしよう!!


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