土曜日, 7月 27, 2024

2024年 13 冊目 (396)

 師弟 ~吉本新喜劇・岡八朗師匠と歩んだ31年~ (ヨシモトブックス) 単行本
オール巨人 (著)
ワニブックス (2012/4/30)

この感想を書く際にいつ出版されたのか見るのですが干支が一回りする前の本なのかと驚き。本を読み切った時に第何版か見るのですか初版でしたと驚き(古本でなくちゃんと買ったはず)。

僕にも師匠がいます。幸いいろんな師匠がいるのですが「岡八-巨人」と同じような関係性といえる師は一人しかいません、当たり前ですが、幸いいます。そして元気でいてくださってます。そしてごめんなさい岡八-巨人などと言って。敬称略ということで許してください。

僕の師匠と巡り合うためには人生のターニングポイントを潜り抜けたから出会えてます。

高校受験
現役大学受験
一浪大学受験
二浪大学受験
どこの大学に入るか
どこの大学院に受験するのか
大学院試験日と4年間続けたラクロス部との選択
海外派遣の行先選択

ある時は2択、ある時は10択、ある時は咄嗟に、ある時は一年ぐらいの時間をもって。。。

師匠と出会ってからも選択の連続。

僕がこの文章を書かせてもらえているのは奇跡なのか。。。人生にIFはないけどIFは考えます。ありがたいことにIFよりもIMA(今)がきっと良い選択だと思っているのですべてお笑い話にできてますが、多くの人はどうなんでしょう。

巨人師匠が語る後半のストーリーはとても考えるきっかけをくれました。ボス(師匠)が元気でおられることがなによりだとつくづく感じました。僕には分野の師匠や時々の師匠が幸いたくさんいます。大半以上が今も連絡が取れる形で。

運命なのか・必然なのか・偶然なのか

6月に一時帰国した際にNGKにオール阪神巨人の漫才を観に行けるチャンスがあったんですが行くことができなかった。
桂ざこば師匠が築かれた新世界近くにある動楽亭にはわりと早い時期にお邪魔させて頂く機会がありました。でもそのざこびっちもたかじんさんいる空間(せかい)にいかれてしまいました。

Life is moment

人と仕事する・人に仕える・人を雇う・人を動かす。

僕は巨人師匠の考えにかなり近いのですが今生きられますかね?ですよね、生きるしかないですよね!

次回の一時帰国は劇場に行きたいと思います。この本をこのタイミングで読めた事実に感謝です!師匠、パンパンは名言っす!

岡八朗師匠の出てた古畑任三郎を帰ってみようと思います。ありがとうございます!

2024年 12 冊目 (395)

にほんの結界 ふしぎ巡り 単行本
桜井 識子 (著)
宝島社 (2020/11/12)

2024年の一冊目に関連した本で「書かれてる内容を信じる信じないは個人の自由」です。
今回感じたことは”意識的に何かをする”ということです。タイトルに”ふしぎ巡り”とあるように巡ります。そして筆者は巡ったことで感じた実体験をシェアしてくれます。良い意味も悪い意味も。

でも何かをやりきるって多くの人にとって高いハードルでなかなかできません。コレクターだったり、聖地巡礼だったり、ドラマ全話をいっきに観たり、漫画を一巻から最終巻まで読み通したり。したいけどできない。時にして、できるけど面倒くさい(やりたくない)。その壁を越えてやり切った人にはやり切ったからこそ見える世界があり感じることがあります。言ってしまえば、何もかも経験といえるでしょう。

この書は扱っている内容が内容で、筆者は神様と会話ができるようなので僕が同じようなことをしても似たような体験が出来るのか皆目見当もできません。でもきっと感じる世界があると思います。
僕にとっての読書体験としては「ご利益・パワースポットといった価値観を止まって考えるきっかけ」を与えてくれたと思います。再度ですが「書かれてる内容を信じる信じないは個人の自由」です。でもこの次の本のテーマとなる”人との出会い”を考えると僕はこの本を読めてよかったと思っています。

最近うまく行かないことが多かったので色々と考えるきっかけになったんですがやっぱり
「笑う門には福来る・シケタ顔するな・人間万事塞翁が馬・Life is a moment」
は実在するとこの数日感じました。

今を懸命にいきます、でもビールは飲ましてください!ありがとう!

木曜日, 7月 04, 2024

2024年 9-11 冊目 (392-4)

 トヨトミの野望 (小学館文庫) Kindle版
梶山三郎 (著)小学館 (2019/10/9)

トヨトミの逆襲 (小学館文庫) Kindle版
梶山三郎 (著) 
小学館 (2021/11/10)

トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~ Kindle版
梶山三郎 (著) 
小学館 (2023/11/30)

経済小説というものの凄みを感じた3部作になりました。いやー、純粋に引き込まれるように読みました。正直もう一度読み直したいと思うぐらいに。その際は紙の本で読みたい!!
このトヨトミとは漢字変換して豊臣から連想される尾張国の自動車会社の話です。これ以上でもこれ以下でもなく読めばすぐに察しが付きます。

小説という体だからなせる技とでも言うのかフィクションとノンフィクションの境界線を歩いてるように感じます。これがまた想像力を掻きてる!

政治経済から人間関係に色恋まで。要は時代と社会を映し出してます。それをどのように捕えるかは個人に委ねますが、僕は自分の仕事や生き方などに相対化出来る箇所を多く見つけたので引き込まれた可能性が大です。もちろん読み物と知って面白いのもありますが。
おすすめは第一部の野望篇です。これだけでも十分かも、僕らの世代以上の人は。と言うのは時間軸。これは新たな視点でもありました。

第一部は僕が生まれる前の話から大学院卒業以降の時までを一気に綴ります。つまり、僕としては大部分が答え合わせになる。この臨場感と気付きはゾクゾクしました。一方、第二・三部はここ10年をカバーした話であり、第三部はコロナ禍を反映しています。そこが第二部の後半との整合性の点で面白かったりもするのですが。要は未来を描く難しさをそこに感じました。にしても、面白い読み物である事実は変わりません。

第三部の最後の最後に著者・梶山三郎さんがこの小説を執筆しようと思い立ったきっかけを記してくれてるように思いました。ちなみにこの梶山さんは「覆面作家」とのことなので素性は分かりません。

最近僕自身も思う、得られたデーター・アセットを自分の中で囲っておくことがどれだけ意味があるのが。過去にデータをパクられた経験もあるのでなんとも言えないのですが、なんかもっと楽しく生きたいなと思って色々オープンにしているので感じるものがありました(もちろんオープンにしたから雑用も増えますがそれは仕方ない!)

もう一度紙の媒体で再度読みたいと思ってます。うーーーん、ホリエモンに感謝!彼のYouTubeでオススメされてたのでこの本を知りました。知らないことだらけ。上手くいかないことだらけ。あーーー、頑張ります!運が尽きたのか・大きくジャンプするための苦悩なのか分からない独立記念日の夕刻。Cheers!