水曜日, 1月 05, 2011

書評1(その43)

「その」を無くした新たなカウントで今年何冊読めたのか知りたいので、こんなタイトルに変えました。

知的思考力の本質 (ソフトバンク新書)
著:鈴木 光司, 竹内 薫
出版社(発売日):ソフトバンククリエイティブ (2009/3/17)

2人の著者の対談本です。
鈴木さんは「リング」の著者として有名かと思います。竹内さんは「サイエンスライター」という立場で活動されており、テレビで拝見したことがあります。

生きる中で行う「思考」という行動についての議論。
日常の出来事や科学・哲学といったものからそれを浮き上がらし、そしてその行動はどういうことなのか、また経験や物事の本質を考える時などにどう繋がるの!?ってことを2人が議論されています。
といった感じかな。感覚ではもっと感じることがあるのに文として明確に上手く表現できないな~。

僕は日ごろ考えることのある「時間の概念」や「目から見える認識」の話などが出てくるので、とても面白く読むことが出来ました。
思考する。つまり「考える」という行為の幅の広さと生活への密着度合いを改め感じました。

ぐっと来る人・来ない人が何となく分かれそうな気がします。
でも、僕は思考停止を解除する上で手軽に読めるいい本だと思います。

さー、みんなで考えよー!!
昔どっかの番組で訊いたことある掛け声のような…

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