水曜日, 2月 12, 2014

読んだ本・その8(151)

アイルランドを知れば日本がわかる (角川oneテーマ21 A 101) [新書]
林 景一 (著)
角川グループパブリッシング (2009/6/10)

アイルランド。僕のイメージはギネスの国。
この国をアメリカとイギリスとの関係性から紐解いて行こうという試みですが、なんとも歴史に宗教に地政学と色々な要素の影響をうけて今があるんですね。アイルランドの生い立ちはたくさんの戦いの積み重ね。苦悩と激動ととでも言うのでしょうか。

世界史の知識の無さをこの前のパリの本に続き痛感してます。
アメリカに住むアイリッシュの人たちの歴史。イギリスとの歴史。カトリックとプロテスタント。
へーーーとどれだけ付箋が付いたことか。

タイトルの「日本が分かる」という点。僕にはなるほどなぁーと思いました。アイルランドが経験したアメリカ・イギリスとの出来事を相対化して日本に落とすと、日本の隣国に対してアメリカに対しての向き合い方の参考になるなと。そして似多様な問題を抱えていたり。

おもしろい本でした!にしても歴史の流れが現在を規定していて、身近な所にいっぱいその表象があるのに知らないと言うだけで損してるという気になりました。
知らないことだらけだなぁー。。。。。。

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