月曜日, 8月 06, 2018

2018年23冊目(316)

コンビニ外国人 (新潮新書)
芹澤 健介  (著)
新潮社 (2018/5/16)

なぜ人は国外に職を求め出ていくのだろうか。僕の場合は最初から求めていたわけではではないが、求めるように変わっていた。アルバイト以外で日本でまだ一度も働いたことのない身としても外から日本で働くということを覗くような感じで読みました。

大阪で実際に働いている外国人の人たちと接したけど「なぜ日本で働いているのか」「どのようにようにしてやって来たのか」なんて想像力を働かせることができなかった。
そして今回知りました。日本語学校やビザに関して。アメリカのビザのことは知っているけど日本のビザに関して全く知らなかった。アメリカと比較すると留学に関して寛容というか簡素なビザシステムだなって。そのシステムによって何が日本にもたらされているのか。労働力。でもそれは本末転倒な話で。海外に日本人は出ていかなくなったと言われる昨今、じゃー出ていかなくなったのに人手不足。この人手不足の原因はいったい。

コンビニで働く外国人から芋づる式に考えさせられる事象が多数出てきます。そもそも労働や勉強といった根本的なものまで。
まだ日本という国を求めたり目指してくれる外国人がいるという日本のもつ資産によって成り立っているわけで。アメリカの資産もそうで皆が目指してくる訳ですが、今この国が掲げているのは「America first」なわけで。アメリカのビザに関してはHとJ以外はあまり詳しくないので、留学に関するビザは僕も知り合いなどに聞かないといけないけど、 僕の認識では労働のビザ含め発給はどんどん厳しくなっていると思う。

職が学業といった具体的なことでなく、なぜ人は国外に出ていくのだろうという問は今度じっくり考えてみたいと思いました。
って、次回かよ!いや、今僕は外国での生活に手一杯なもんで。。。

0 件のコメント: