日曜日, 12月 20, 2015

内弁慶の泣き所

この前の日曜日に5 kmのfun runを走るという半年ぶりのちゃんとした運動をしました。
といっても5K。されど5K。
まだ左足一本で身体を持ち上げるだけの筋肉が戻ってないけど、目標が無いとグダグダするので思い切って登録したのが始まり。
結果は途中歩くことなく32分で完走できました(パチパチ!)。

フルマラソンは3回完走したし去年もハーフマラソンを走ったけど、この5Kは今までに経験した走るという行為から感じ得たもと違う、新たな感情をもたらしてくれました。

結構負けず嫌いの性分で、抜かれると追い越したり前に走ってる人を目標にして追い抜いたりしながら今までレースに参加してました。

それが今回。。。
追い抜かれても追い抜けない。筋肉無いからスピードでまへん。
目標を定めても追いつけない。筋肉無いからスピードでまへん。

むしろ。。。
完走することが目標と言い聞かせ。
歩かないという事が目標と言い聞かせ。
ランナーたちでも歩いてしまったりしんどそうな顔をしてる人を見ては「きっと何かあって、何かを決してこれに参加したしたのかな」などと感情移入してしまった。

今まで考えた事もない人それぞれの胸の内に思いを馳せる自分が居ました。
よくよく考えるとそんなの当たり前で何をするにも人それぞれの理由があるに決まっている。でもなぜか、色んな場面で「なにしてんねん」的な。「こんなんなるやったらやるなよ」とか。「うわーーー、無駄してるなーーー。」とか。思ってしまう人間でした。
やるならちゃんとせーよ!とか偉そうに上から思ってました。

初めて肉体と感情の完全な乖離を経験してからの5Kはそんな自分のしょうもない業をあぶりだしてくれました。

5 kmの道のりはなんともいえない道のりでした。けがの功名ではないですが、経験しないとわからないものです。来年はまたハーフに挑戦したいです。

追伸。まー、走った後のビールの旨いこと。。。

0 件のコメント: