火曜日, 7月 24, 2018

2018年20,21冊目(313, 4)

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫) 文庫
岡本 太郎  (著)
青春出版社 (1993/8/1)

自分の運命に楯を突け (青春文庫)
岡本 太郎  (著)
青春出版社 (2016/4/9)

太陽の塔の内部公開に参加し、岡本太郎さんが考えてた万博そして世界観を知りたくて。三部作のうちの2冊です。3冊目はあえて一緒に読んでみたい本があるのでそれと繋げてみようと。でも、この2冊で岡本太郎さんとはを十二分に感じれました。

奇才のイメージとはかけ離れた人間・岡本太郎がそこにいました。
そもそも奇才でもなんでもなく素直に自分らしく生きた結果、周りが描いた像がそれだった。だけ。
根底にウエットとドライが共存していて、その極性の境目まるで汽水のようなところが世の岡本太郎像だった。そう僕には見えました。
汽水の意味を知らないとその豊かさが分からないように。
ウエットがドライっぽく、また時にはドライがウエットっぽく。言ってしまえばどっちでもない。なぜならスジであり、生きることそのものだから。
そんな岡本太郎の言葉は人間的というよりヒト的。
それをやり切った人。岡本太郎。

自分らしく生きたいならスジがある。それを通すのは苦である苦でしかない時がある。やめてもいい。言うても誰も気にしない。結局気にするのは自分本人。なら苦に堪えむしろ楽しむ自分となれ。それがまた自分らしいのだ!!!

現在、自分が置かれる状況の中で太郎さんの本を読めたのは良かったです。
これでいいのだ!!

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