土曜日, 7月 14, 2018

成長を取り巻く要素たちみたいな感じ

ワールドカップのノックアウトラウンドを観戦しながら思ったこと。

1)良いキーパーはすぐに立ち上がる
スーパーセーブはもちろんそのキーパーの凄さを反映するとは思うけど能力の凄さはセーブ後もしくは反応後にすぐに立ち上がってボールとオフェンスの位置を把握してセカンドアタックを防ぐ。これに僕は感動しました。

2)胃がキリキリするような試合の経験値
この積み重ねによってメンタル的に強い選手が生まれるのかなと。代表選手になるような人たちの大部分は中高の時から全国大会や地区予選の上位で緊張した試合を経験してきたのだと思う。そんな選手たちがW杯の舞台で「経験」と語る。それは、本当に精神的にも肉体的にもそして人々の視線・期待度的にも追い込まれるような試合っていうのはそう簡単に体験できないんだと思う。
高校サッカーの決勝よりJリーグのチャンピオンシップよりアジアカップの決勝よりワールドカップのラウンド16の方がキリキリするんだろうなって。でもチャンピオンズリーグやプレミアリーグの終盤などを経験してる選手たちはまだ近い日常としてこの空気感が身近なのかもしれない。レベルが上がるには一つ一つ目の前に現れた胃がキリキリする経験をモノにして次回にはニヤニヤ出来るような強さが必要なのかなって。自分もそのような体験ができるチャンスを逃さず捕まえれるようにしたいです。


ベルギーは前のワールドカップからタレントのある若い世代の集合体として注目され今回はベスト4へ躍進。
イングランドースウェーデン戦の解説を担当されていた山本昌邦さんがイングランドの若い世代の育成について話しておられました。果たしてイングランドもベスト4へ。
育成プログラムの重要性とそこで育った選手たちが世界のトップチームで経験を積む。
日本では海外組とは言ってもそれはあくまで海外のクラブを意味するだけでその中でトップクラブで不動のレギュラーといった枠ではない。海外へ行くのが特筆すべき事でなくなりJリーグ自身のレベルの上昇し海外の選手がやってくるようなリーグになってようやく、ベルギーやイングランドがやったような有機的な育成になるのかなって。今回かなり成熟した日本サッカーを観れた気がするので、その先の洗練された日本サッカーを目指してほしいです。僕もJリーグを観に行ったりできる事からしていかないと。

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