土曜日, 10月 20, 2018

枠の内側と外側

先日たまたま単行本のゴルゴ13を手に取って読んだ。

僕はアメトーークのゴルゴ13芸人で興味を持ち、アニメとして放映されたゴルゴ13をほぼ全部見た。あまたある単行本は機械があれば手に取るという、ここ数年にファンになったニワカである。

その単行本のある一話を読んでいる途中で「あ、これはアニメで観たやつや!」と気付いた。そしてアニメで観た本編はその回の終盤の話であった。
あの話が始まるまでにこんなにバックグラウンドがあって、しかも濃い国際情勢の話が広がっていたなんて。

原作のドラマ化やアニメ化。その原作を忠実に再現しているものはどれだけあるのだろう?もちろん構成上難しいのもあるであろう。だがそれは言い換えれば、文字を脳内で変換する作業への敗北なのかもしれない。

最近は興味の関係か海外の本が翻訳されたのを読む。ただ英語なら原著を読めないわけではない。一度その原著と訳書の2冊を読み比べることをした本がある。「本を読むときに何が起きているのか ことばとビジュアルの間、目と頭の間」である。先に日本語を読んで英語版を読み始めた。この本は本の構成上比較しやすいものだったので、かなり原著の通りで英語の表現を学ぶことが出来た。でも、たぶん2/3ぐら読んだ段階で興味を持った友人にあげてしまった。

原著・原作を手に取り読む。この意識は忘れてはいけないなと思ったのでした。それに呼応するように、ある質問を受けて過去の文献にあたる機会を得たのは偶然だったのか必然だったのか。過去に戻って訊いてみよう!趣旨が変わってきた。。。

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