月曜日, 1月 21, 2019

時計の針

僕は音楽に関しては情弱で好きな音楽ばかりを聴いてしまう人間です。
でも、そんな僕でもQueenは知ってるし、その中でも好きな曲はありました。
でも、あの歌声の主フレディ・マーキュリーについては全く無知でした。映画Bohemian Rhapsodyが封切され観に行く直前にベタにウィキで調べた程度です。
でも、元日に映画を見て彼の才能と人間性と苦悩に触れ最後のライブコンサートの映像が終わりDon't stop me nowで自分に起こった色んな出来事に対して思いを馳せた結果涙が溢れ出た。嗚咽と共に泣きじゃくってしまった。その後からQueenの曲が頭をグルグルずっと今も鳴っています。
でも、Queenの時計は一旦フレディの死で止まってしまった。
でも、その時計はあるきっかけを基に新たに大きく動き出す。時代だったりドラマだったりCMだったり。それが今回は映画だった。

The Postという映画はペンタゴン・ペーパーズというベトナム戦争に関する最高機密文書を巡る話。新聞社(ニューヨークタイムズとワシントンポスト)が報道の自由と政府との圧力の間戦いを描きます。この新聞社のスクープによって、政府内で閉じられていた真実が暴露され反戦の気運がさらに高まります。
絶滅した恐竜の遺伝子を分子生物の発展で扱えるようになった話がジュラシックワールドです。同作内で恐竜の遺伝子を「自然からの贈り物」と表現していたシーンがあったように思います。
2つの話はともに本来止まっていたものが動き出した結果・経過の話です。顛末はどうであれ。

人生においても昔の友人と繋がったり、仕事におて止まっていたプロジェクトが再開したり。またその逆の動きが止まるケースも。死などはその代表かも。もちろん遺志を受け継ぐ人がいれば作品や繋がりとしては残るのだろうが。
止まった時間が動き出す、または時間を動かす事ので起きるパワーをここ最近とみに感じます。見方によっては動いたのではなく現在と繋がったという表現も出来るかもしれない。ただ止めること・止まる時間があるからこそ、世代や時代を超えて影響を与えるモノとなる。それは時間という何とも不思議な空間の中で存在している。深い。とても深いと思う。

過去の論文をしっかっり読み返してみるだけで今見れば大発見になるような事が眠っているのかも。ただ、それを検索する時間に今できる事があるわけで。。。
時間よ止まれ!これが一番効率的、ただ時間が動き出さなかった意味がない。
要は、地道に日々を必死で生きるしかないのだ。ただ生きるな、善く生きろなのかもしれない。

今日は「ただ飲むな、善く飲め!」にしよう!良く飲め、欲飲め、ああ恥ずかし。。。

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