水曜日, 7月 25, 2007

訓練

僕が日々活動している場所は病院の中です。

今日そこで俗に言う「避難訓練」がありました。
小学校の時など「1階給食室から火の手が上がりました。全校生徒は…」的な設定があったと思います。

今回の設定は、
「地震により電気系が全てアウトになって、自家発電(たぶん!?)で緊急用の電源のみ機能する。」状態でした。非常時でもOKなコンセントを使っていない機器はもちろんオフラインになる。僕らも早々に撤収せざるを得なくなりました。僕はもう少し実験をしたかったんですが「Yoshi, go home」と言われ撤収です。

2年と少しこちらにいますがこんな訓練は初めてです。なぜ…。
そう、憶測ですが先日の中越沖地震による柏崎刈羽原発の事故を踏まえているのではと考えます。
この原発は世界最大規模で、当初東電の説明では首都圏への電力供給に大きな被害が出るとも言われていた。今回の一連の報道で色々な事故や隠蔽(といってもいいだろう)が発覚している。IAEA(国際原子力機関)の調査も入るようで、世界的にも「いったい何が起きたのか」が関係機関にとって注目になっているに違いない。地震の翌日のこちらの新聞に大きく今回の地震のことと東電の対応について記事が出ていたのを覚えている。実際家にその記事は持って帰ってきた。読み返したいけどしんどいから今日は堪忍で。

で、今回の訓練。たまたまといえばそれまでだが、もし仮に自分の憶測が正しかったとしたら。
なんて素早い対応なのだろうかと感心せざるを得ない!!実際オレゴン州がどのような発電に依存しているか調べなければいけないが、「日本の地震を対岸の火事として見ていない」とういことである。

日本国内でどのような対応がなされているが分からないが、案外地震が起こりうる国内の方が対岸の火事で見ているのではないかと、最近の日本を見ていて考えてしまう。
実際に動いて分かることは驚くほど多い。ただそれを簡単に実行に移せる行動力はもっと重要だと思う。

あくまでも僕の憶測ですが、色々考えさせられてしまった瞬間でした。

カンパン買いにいかな…。

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