3車線の大通りから1車線のわき道へ右折するバス。
曲がる途中で急停車。
理由は内輪差で脇に止めていた車を巻き込みそうになったから。
その車とバスとの距離、約5cmといったところでしょうか。
まさに間一髪の判断。
しかし、そんなギリギリの距離なので変に動けない。しかもバスってデカイし。
当初、その車が駐車禁止を無視したのかなと思っていた。
が、そこは駐車OKの場所。
最近バスのルートが変ったので、想像力のない偉いさんが決めたから起った出来事なのかなと思う。
以前にもうまく曲がりきれないで、バックした運転手さんもいたし。
で、原因は対向車線に止まっている車が駐車禁止のところに止めていたから。
下に略図を

赤が駐車違反中の車。手前の青がぶつかりかけの車。緑が僕の乗っているバス。
僕は最初、青がOKなんやから前の車もええもんやと思っていたのですが、これがトラブルの発端でした。
原因は分かったけど…、動けないからどうしようもない。
バスは完全に道塞いでるし、右折後にぶつかる道路に行くのにこの道を利用しなかったら、超回り道になるし。
「どうやって解決するのか??」を見たくなったのでした。
バスを降りて歩いていく人も出来たけど、一人ニヤニヤ。
バスに乗っていたおっちゃんは「こんなん動かせるわけがない!!」と言ってはるし。
警察とかの公権力で違反者強制撤去するのか??
でも出来たとしても、バックする時に結局車とはガッチンコするような気がするし。
「すれすれ」とはまさにこのことやと思った。なぜカメラを持っていなかったと自分を責めたのは言うまでもないです。
「これを動かせれたら、この腕使ってこの不景気に食べていけるで~」とさっきのおっちゃんに一言に変な説得力があって、バスに残っている人たちは笑いながら妙に納得。運転手さんは苦笑い。
そこにバス会社の人が登場。
運転手さんと話して、バスに乗り込む。
「えっ、動かすの??」
と思った時にはバスバックを始めて、ほんの数秒で曲がる前の大通りにいた状態に。
「おーーー、すげーーー!!」
みんなびっくり!!
そのジェントルマンはまるで必殺仕事人のようにさくっと仕事をして帰っていきました。
バスが動きだして考えたことを(前ふり長いよ!!)
「なんでここ駐車あかんねん!?」とか「なんで***やねん!?」っと感じていることをはじめ、色々なことは自分の想像力が足りないだけで、ちゃんと意味をもって決められているんだろうなと。
いい意味でも悪い意味でも。その「なんで?」から「意味」を見つけ出せるぐらいの想像力が欲しいですね。
人が出来ないことや「無理やろ~」ってことをできるというのはかっこいい!!
でも、逆に言うとそんな難しいことを習得できる、努力と機会に恵まれないといけない。
僕も僕もと行きたいところですが「オンリーワン」には「そう簡単にはなれない」ってことを忘れないようにしたいですね。
個人のちょっとした「まぁ、ええや」が多大な迷惑になるんだなと。
僕も時々「ええやろ」とか言って、ズボラをかますことがあります。
で、僕の知ってる範囲では何もおきていないので「よかった」と思うのです。
が、今回の件で「駐車違反の本人は気付く機会があるのだろうか?」と考えた瞬間、実は「自分も迷惑かけていたり…」と思っちゃいました。
色々考える機会にはなったけど、予定より40分近く遅く着いて予想外に時間がずれ込み最終のバスを逃すハメに。テクテク歩いて帰りましたとさ。
バス様様の一日でした。
バスガス爆発!!
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