月曜日, 6月 29, 2009

カサカサカサ

僕はよく夢を見るのですが、先日の出来事。

気持ちよく寝ていました、そして夢が起きているのかよく分からない感覚。
「ブゥーブゥーブゥー」
何か鳴っているような~
「ブゥーブゥーブゥー」
現実に戻る(起きた!!)と携帯電話のバイブレーションでした。
起きて一瞬「何の音や!?」と考えて、すぐに携帯の音やと分かりました。


「寝る」と言うのは人間を含め生き物にとって重要な行動ですが、この「寝ている時」は無防備じゃないですか?
7,8時間この無防備ってすごくないですか!?
でも、犬や猫を飼ったことがある人なら分かると思うのですが、彼らは物凄く音に敏感です。
僕の飼っていた犬(チビ)が寝ている時、息を殺して忍び足で寄っていっても、僕の気配を察知して「何や!!」って感じで起きました。
あと、夏場など「カサカサカサ」っと変な気配を感じると、ゴキブリがいたという経験とかないですか??


人は日常生活の中で情報を感知している感覚器官は、視覚(目)が約80%を占めているそうです。
聴覚は約10%のようです。


以上のことで何が言いたいのかというと、視覚が80%を占めるようですが実は聴覚の方が重要な役割を担っているのではないかと言うことです。

ここで僕がやってみたい実験を1つ。
友人宅で飲んだくれ「寝よう」となって、友人が寝たのを見計らって
1:彼の携帯電話に電話をかける。おそらく、彼は自分の携帯が鳴っているのを認識して起きると思う。
僕が経験したように。
2:彼がきっと聴いたことが無いであろう着信音で僕の携帯を鳴らす。彼はどのような反応をするのか??無視あるいは飛び起きる(犬みたいに)??


僕が最近感じたのは、記憶のカテゴリーの中に
「音のライブラリー」
が存在するのではないか??
と言うことです。


日々の生活でさまざまな音を聞いて生きています。色んなものを見ていますが、それ以上に色々な音を聞いているような気がします。
「見る」と言う行為はある程度「自分の意思」が反映されます。目の向いた方向の視野に入ってくる物事を認識します。
しかし、「聞く」というのは360度、いや空間にある音を耳は認識しているはずです。ここで言及したいのは「意識しないと認識できない音」と「無意識に聞き流している音」があるだろうと言うことです。

そう考えると実は聴覚の情報量は10%どころではないのでは!?と思うのです。
色んな音を実はライブラリー化しているので、自分にとって恐怖や不安を与える音にはどんな音量が小さくても反応する。ゴキブリがいい例なので先ほど記しました。

音というのは「振動」です。それを鼓膜が感知しシグナルとなって脳へ。

好きな人を前にすると心臓がドキドキする。→心臓の鼓動が速くなる。→振動数が変化する。
視線がある人の方に向く。→その目の動き対して振動が存在するかもしれない。

そう、空気の存在するこの地球上に生きてる以上、可能性としてある「特定の行動」に「特定の振動」が存在するかもしれません。


勘が働く、予感あるいは胸騒ぎといったもの。実はこれらは聴覚ライブラリーに裏付けられた確かな反応なのでは!?と考えました。

音のラブラリーを鍛えると言うことは危機管理や人間関係などですごく役立つのではと思ったのです!!どうでしょうこのアイディア!?


問題はそんなライブラリーの資料をどうやって体系化するの??ってことですが…。
耳を澄ませ!!
隣の部屋が騒がしい…。

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