木曜日, 3月 25, 2010

書評 その10

水の話2つ目

世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日 (単行本)
著:橋本 淳司
出版社(発売日):PHP研究所 (2009/6/30)

内容は結構前回のものと被ります。
ただ筆者がどこを深く掘り下げるかという部分で、ページの割き方が変わってくるので面白かったです。

今回新たに学んだことは、

ミネラルウォーターのにまつわる基準などの話。
チベットと中国。
途上国でどのように水を確保するのか、施設や技術の問題。
あと、水道代ってどんな内訳などなど。

買って飲んでる水、本当に世界基準のミネラルウォーター??といった知識を得れたので、飲んでる人に突っ込んでいこう(面倒なキャラやな~)

中国はレアメタルの資源がチベットやウイグルのあたりに豊富だから、あの地域を確保したいと以前に聞いたことがあるんですが実は…。
エベレストという高い山があるということは、雪などの水の塊があるってことで…。

ODAなどでお金あげて施設を建設しても管理できないと、それも地元の人たちが自分たちで。どこの水源からどのような手段でどんな施設を使って。僕たち意識してないなぁー。

ヨーロッパで水にお金払ったけど、ビールのほうが安かった時あったしなー笑

公共性の高い究極の資源だからこそ、民なのか官なのか近視眼的な二元論に陥ってはいけないという筆者の言葉がとても響きました。
友人ので電力会社で働いている友人が言った、「インフラだけに設けてもアカンねん」的なコメントが思い出されました。

水から世界が見れます。

2 件のコメント:

morikichi さんのコメント...

おもろい!
水にそんな色々あるんやな〜
飲みやすい飲みにくいぐらいしか考えた事ないわ。


毎度楽しく拝見させて頂いとりまっせ!

Yoshi さんのコメント...

>morikichiさん

コメントありがとう!!これからもご贔屓にお願いしますm(_ _)m

農業にもむっちゃ水いるやろ!?
農作物を輸入したら、そこに使う水を輸入してるのと同じって考え方があるねんて。
だから日本は水の最輸入国。

ええ野菜たのんます!!笑