火曜日, 1月 13, 2015

3冊目2015(190)

とまらない (新潮新書)
三浦 知良 (著)
新潮社 (2014/3/15)

友人が貸してくれた敬愛するカズさんの本。

ちょっと表現に困るぐらいに、発する言葉の意味・状況・経緯などが深く深淵で。思いのままに書いてみます。

好きこそ見える世界。
好きなことをやっている責任。
向上心。
成長。
チャレンジ。
経験から感じること。
現在を相対化できる。
過去を消化できる。
未来を創りたい。楽しみたい。
生き生き。
サッカー・スポーツ・人生。

サッカーを通じて思いの丈を綴っているんですが、経験や体験に裏打ちされた考察と分析と対応策と葛藤と責任といった「カズ味」が溢れ出て響くんですよ。
常にフラットに自分ととらえて人へのリスペクトを忘れない。

一言で言ってしまえば「かっこいい生き方!!」っす。可能な限り僕も真似したい!

借りた本なので残った言葉を引用させてください。
「ブラジルで最初は「ジャポネーゼ」とバカにされた僕が、やがて「カズ、バカ野郎」と野次られたときは時は感慨深かった」
「結果を認める、責任も負う。でも謝るのは少し違う」
「松井大輔選手がフランスで活躍し始めた頃語ってた「MFでいくらうまくても、決定的なことができないとこの先の階段は登れない。10ゴール、10アシスト、数字で示さないと」」
「(ザッケーローに前日本代表監督の言葉)「成功は約束されてないが、成長は(本人次第で)約束される。」
「(これは要約)英語の成績全然やったけど、コミュニケーションのやり方を経験で身に付けて普通に振る舞える。言葉をたくさん知るだけでは足りない。溶け込む!」
「(今の若手に対して自分がブラジルのプロの世界で育った経験から)周りは助けてくれない、を人生の基本に考えてしまう」
「(期限付き移籍の選手が「喉って来れるように頑張ります」と言ったことに対して)「頼むから戻らねいでくれ、と言われるように頑張るんだよ」」

人生の厚みには苦悩と挫折、そして成功とがうまくケミストリーを起こさないといけないんですね、きっと。仏教的フレーズの深さをまた体感です。

カズさん!!帰ったら遠目からでも見える場所に会いに行きますから!
かっこよく生きる。もう一杯迷う僕は中途半端の不恰好。。。

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