水曜日, 5月 09, 2018

2018年8冊目(301)

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)
ダニエル・ピンク  (著), 大前 研一  (翻訳)
講談社 (2015/11/20)

自分が苦悩することもあるが楽しみながら熱意をもって向き合っている研究という職。
その取り組み方を自分自身で意識して言葉でもって他者に表現できるようになったのはここ7年とかそれぐらいかな。
この働き方、それこそがモチベーション3.0だったんだと気付くのは第4章あたりからだったと思う。

自分がその手の働き方をすっと受け入れれただけでなく確実にボスや職場の環境がそれを後押ししたのは間違いない。ただ同じボスと環境に居ながら思いの外この3.0的にできてないような人もいるのも事実(あくまでも僕から見てで当人は最大限3.0なのかもしれない)。

僕はこのような職場を作りたいと思うのでどうしたらそれが実現できるかを思いながら読みました。まず自分が体現し他者に機会を設け受け入れる。この受け入れる作業がまずは大変だろうなと。そして周りを納得させるために論より拠を示す。
などを思うとなんてあの職場はよく出来ていたのかと只々驚きしか覚えません。

働き方改革の肝はこの本にある「自律性(オートノミー/autonomy)」だと思います。
そして本書で述べられるモチベーション2.0の罠にはまらない。意外とこれから始める方が消去法でいつの間にか3.0の環境になっているのかもしれません。

自分の仕事を見つめなおす点でもお勧めです!そもそもこの本の感想も確実にモチベーション3.0だったりするのです。。。オートノミー乾杯!!!

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