火曜日, 5月 08, 2018

2018年7冊目(300)

ごまかさない仏教: 仏・法・僧から問い直す (新潮選書) 単行本(ソフトカバー)
佐々木 閑  (著), 宮崎 哲弥 (著)
新潮社 (2017/11/24)

仏教の基礎研究

これが僕の簡潔な感想です、そしてとても為になりました。なぜなら自分の職業としての基礎研究に思いをふけ少しかもしれませんが立ち止まれたからです。
基礎研究の意味、求めるべきものなど。あとそれを追求する環境なども興味深かった。
そして自分の歩む方向性を再度見返し確認できた気がします。

本書の中にも出来ますが仏教は科学の関係性。本書では似て非ぬものとされていたと記憶してますが、読後も僕はやはり関係性があると思います。求める解や目指すべきものは違うのは読んでいてよく分かりました、ただその方法論というか構造というか。未熟ですが考えていきたいと。

この本を読み始めたのは3月29日。シアトルにイチロー選手が先発出場したマリナーズの開幕戦を観に行く旅程にてでした。イチロー選手の野球に対する取り組みもまた、僕にはここで議論される修行のように感じました。引退と現役。野球への執着と言う面でみるとイチロー選手の取り組みは仏教的には涅槃には程遠いのかもしれません。ただフレームを仏教という枠から野球=人生/引退=死とアップデートした場合、それは仏教的構造を帯びると思います。現にマリナーズと生涯契約を交わした現在、こういった意味からの解釈も面白いのではと研究者の視点から見てしまいます。

1から始まるのか、0から始まるのか。0から始まっているのか0から始まっていたのか。先に進むという事は必ずしも数が増えることではなく、何かに近づく漸近するって事なのかもしれないですね(次回書くモチベーション3.0の影響が出てます。。。)。

とりあえず今からアルコールとの接触を図ります。。。飲みたい!!(←煩悩。アウト!)

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