火曜日, 2月 26, 2019

2019年3-5冊目(331-3)に関して

ジャイアン2.0: 四次元ポケットの作り方 Kindle版
尾倉 侑也  (著), 山田あきと  (著)
Amazon Services International, Inc.

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! Kindle版
苫米地英人  (著)
コグニティブリサーチラボ株式会社 (2014/4/14)

時間と自己 (中公新書 (674)) 新書
木村 敏  (著)
中央公論新社 (1982/11/22)

一見まったく違うような3冊なんですが、何根底に共通するものがある気がしました。それは考え方の転換または意識化だと思います。
ただ今回ここに記したいのはこの3冊を並べた時に感じた事。良い悪いではなく、レベル・ランクというのはあるのだなと。上下の表現より物足りなさや満足感とした方が良いのかもしれないけど、この感覚が生まれる過程にはその人が持つ知識や読解力といった力量が絶対に関係すると僕は思うのでレベルとしたい。

ジャイアン2.0は面白いけどどうも軽さや青さが残るライトノベルのようで、「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!(以下苫米地本)は著者の本を多少読んでるのもあって僕には馴染みかつ再認識を導くものであるが人によっては自己啓発本の実践系とでもなるかもしれない。
時間と自己(以下時間本)は久々にガツンと脳を稼働させてくれた。正直あと2、3回読み込まないと理解も程度は上がらないかもしれない。ただまったく考えもしなかった切り口を与えてくれて、自分のプロジェクトや周りの出来事を再考する気かけになりそうなインパクトだった。

人によってはあるいは昔の自分だったらジャイアン2.0で時間本のような感動を得ただろうし、苫米地本をすっと読み切れる体力があったからこそ時間本を手にとってみようとなった可能性は高い。いきなり興味と好奇心だけで時間本を手にしていたら読み切れたとしてもどんな感覚に陥ったのかは興味はあるが、おそらく途中で本棚の肥やしになったのではないかと想像に難くない。
読書経験・体験という言うものがどいうものかを実感として考える機会を得たのは、この3冊をこのタイミングで同じ時期に続けて読む事が出来たから偶然。読者層とか誰に向けて書くとか執筆側と読者側の関係を意識したのは初めてでとても面白かった。Kindle unlimited のサービスというきっかけによって生まれた出来事は記しておきたい。定額サービスへの考察も必要だ!

で、各本の感想は以下のように分けて書こうと思う。
後半へ続くー!!って誰が興味あるねん!!

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