土曜日, 2月 21, 2009

対馬で出た答え

旅の目的である「本当に韓国人がいっぱい来ているのか」


その答えはNoでした。
理由は経済。この円高で激減したそうです。

僕は自分で言うのもあれですがたくさんの人に聞きました。
地元の人7,8人に。

タクシーの運転さん。
猟師の方々(2日目で出てくる温泉で)
飲み屋で出会った方々(2日目の出来事)
すし屋の大将。

お金のある人はみんな福岡に行く、お金の無い言葉は悪いけど田舎の人が対馬に来る。
その方々のマナーが酷いと。
食い逃げする人も入れば、食堂に来てご飯だけ頼んで持ってきたもの食べる人がいたり。韓国では当たり前の食事の作法を日本で当たり前のようにする、ここから生じる軋轢。ほとんどのみなさんが仰っていました。
だからこっちに来る韓国人は経済の影響で来なくなったと。


「にいちゃんどっから来たん??」と聞かれて僕が大阪から来たと言うと「なんで!?」とみんなに言われました笑。
飛行機は満席ですが、多くの人がビジネスで来ているのが現状のようです。
だから、僕が観光(本来の目的は打ち解けた方々には話しました。)だと言うと本当にビックリされていました。

結局韓国人の観光客に頼らざるを得なくしたのは、同じ国民である日本人なのでは。
海の幸はおいしいし、自然や歴史も満喫できるこの地を結局は知らないという一言で窮地においやったのかもしれない。観光産業はある意味で国を守るビジネスでもあるのかなと。
僕は友人を連れてもう一回行きたいですね。今回たくさんの方々と出合って、住所やメールアドレスの交換もしたし。また再開できたらおもしろいと思うし。

結局自国をこんな状況に追い込むのも守るのも最後は国民の行動なのではと思いました。



釣りによる被害に関しては、面白いことに3者3様。
ある漁師さんは「困っている」
違う漁師さんは「そうでもない」
また他の漁師さんは「釣りをする人の気持ちは、やっている人にしか分からない」と

「困っている」と言ったのは、今が働き盛りの漁師さんと比較的若い方で漁に関わっている、もしくは関わっていた方々。
「そうでもない」と言ったのは、漁師を職業にはされておられない方々。
最後のコメントは漁師を60年されていると言うおじいさん。

自分が置かれている環境にどれだけの被害があるかによって印象は変わってくるんだなと。



でも総じてみなさんの言葉で共通していたのは、獲れる魚の量が減ったと。最盛期の10分の1ぐらいだそうです。最後のコメントをくれたおじいさんは「対馬には仕事がない」と言うことを盛んに仰られていました。そら観光に頼るよね。


僕が実際に目にしたレポートは、怪しげな釣り人を発見したのは事実です。写真も撮ったけどここでは載せません。でもあれは怪しいなとタクシーの運転手さんと話していました。

展望台にて、時間が止まったような何とも言えない時間を過ごしていると観光客が現れて、よーーしゃべる!!苦笑
片手に韓国版!?かっぱえびせんを抱えモグモグしてる人も居れば、「かぁーーー、っぺっ」とタンを吐く人も居ったし。なんか不愉快でした。

でも、海外に行く日本人が現地の人にどんな風に見られているかを考えたら変な気持ちにはなります…。彼らよりはマシだと信じたいですが。



厳原という街にはハングルが溢れていたし、やっぱり韓国人がいっぱい来ていたんだなと言う事はヒシヒシと感じました。

以上から今回の僕の結論
もっと日本人が遊びに行かないとダメだ!!
「郷に入れば郷に従え」を楽しめないと色々な軋轢を生むんだなと。

日本国の領土は自分たちで守りましょう!!
そして旅は非日常を楽しみましょう!!

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