木曜日, 4月 30, 2009

パンデミック・追記

日本での報道をいくつか目にしましたが、すごいことになっていますね~。

僕の記憶では出発した日の金曜、どこかの日本の新聞で「メキシコで豚インフルエンザが発生している」という記事を見ました。これは帰ってきてからネタにしようと研究室のパソコンに、そのページをブックマークをした記憶があります。

こちらでもワシントンDCから出発する日の朝、ニュースでも結構取り上げていました。
前日は地下鉄に乗っている時に新聞を読んでいる人がいたのですが、一面はこのインフルエンザの内容でした。

僕の感想としてはここまですぐに広がるとは…と言った感じでした。


で、昨日は朝のニュースもあったので、空港ではマスクの着用義務などがあるのかなと予想して到着すると。

が、特に変わらず。

乗り換えのシカゴ。ここはユナイテッドのハブ空港なので、色々注意を促す放送やマスクに関する指示などがあるのかなと。

が、特に変わらず。

実は誇大広告みたいな感じ!?と思ったり。



ここから考えるべきは、報道の浸透性の違いかなと。
ある方と話して共感を得た見方に、今実際に遭遇しているのかなと思った。

日本の報道は、政治や経済の情報や先日のSMAPの草薙さんの話や陣内の離婚の話など、短時間で国民全員が情報を共有できる状態になっていると思う。新聞にしても全国紙と言う物があるし。

かたやアメリカ。
新聞に関して言えばニューヨークタイムスなんぞは、力がある新聞で色んな場所にいても読める新聞だけど、感覚で言えば「地方紙」だと思う。
地元に大きな新聞社があって、大多数はそこの新聞を読みます。僕が住んでるところだったらThe Oregonianと言う新聞。サンディエゴにも地元紙があった記憶があります。日本で言う京都新聞や神戸新聞と言った感じでしょうか。
テレビを持っていないので多くのことは言えないけど、チャンネルが多いし地元のニュースと全国ニュースが同じ比率なのかな!?といった感じです。
なので、ひとつの情報を短時間で周知するのは難しいのではないかと思います。

ニューヨークやワシントンDCなどは人の往来が多い。カリフォルニアならメキシコに近い。報道もしっかりする。みんな知ることになる。
一方、シカゴではどのように報道されていたのかな?
特にアメリカは飛行機の移動が盛んな土地柄だし、空港の数も圧倒的に多い。空港関係者や航空会社への連絡はどうなっていたのかな?
僕が居たのは国内線なので国際線なら違っていたのかな?
変に煽るとパニックになる可能性もあるし。


以上の観点から僕は日本の水際での対応はかなりいい方だと思っています。
ただ最終的には個人に帰属する出来事だと思うので、やっぱり最後は個人個人の行動がネックになる気がします。GWを控えて、日本で爆発的感染拡大というニュースが出ないことを祈ります。

その前に自分の身体は大丈夫なのか??

0 件のコメント: