火曜日, 2月 16, 2010

書評 その3

日本の戦争と平和
著:小川和久 石破茂
出版社(発売日):ビジネス社 (2009/5/21)

最初の書評でと同じ分野の本です。軍事国防外交関係。

約一年ほど前(だったと思う)、日本が北朝鮮のミサイルでわーわーなっている時期に著者である小川和久さんがたかじんのそこまで言って委員会にゲストで出演した際にこの本の出版に触れ、当時おもろそうやから買おうと思った本。

書評その1で書いた、森本先生の本は主に「周辺諸国との関係、そこにおける日本」からどうすべきかを書かれておられていました。
この本は「自衛隊」を中心に話が展開していきます。
彼らの出来ること、出来ないこと。体制と法との絡みなど。
とても面白かったです。

やっぱり「そもそも論」っていうのを考える時期に来ていると思いました。
そしてどこまで理想を求め、どこまで現実を汲み取るのか。

これは国防や外交と言った話だけではなく、日常の生活や仕事でも時に振り返るべきことだと思います。そこの妥協点を模索する議論をできるようになりたいですね。

最終は守ってもらうわけで。税金を払ってるわけで。どこまでやってくれるのか?何が出来ないのか?僕たちが分かってないと、いざ言う時困りますしね。
それを知る上でとてもいい本だと思います。

ますます日本って融通聞いてないなぁ、危機意識ないなぁ、って思いました。
平和ボケから抜け出そう!!

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